【鳥取県倉吉市】 アミティエ開設フェスティバル当日&動物達のご紹介


 「人と動物の会」公式サイトが、開設記念フェスティバル当日の模様と福島の被災動物を紹介しています。 

9月21日 動物愛護施設 人と動物の未来センター 設立記念アミティエフェスティバルの開催

アミティエに最初の動物たちがやってきました。
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【ルーマニア】最高裁判断:野良犬の殺処分法を支持


 ルーマニアで殺処分法が成立し、「最高裁判所」が立法を支持したという報道です。
 記事で「最高裁判所」と言うのは、「憲法裁判所」のことですかね?公布前の法律の違憲性審査をクリアしたという事でしょうか(日本では内閣法制局がその機能を担っています)?
 今後、愛護団体側が再度、違憲性を申し立てる可能性はあるのでしょうか?そうなると、今度の判断はどうなるのでしょう?前回は違憲判断が下され、法律はお蔵入りしたのです!それがね、私には本当に驚きでした。

 ドイツの愛護団体がルーマニアの野犬問題に力を入れて支援していますが、ドイツも国内で飼主のいない犬猫を相当数抱えています。その「余穣動物」が通りにいるか、ティアハイムに収容されているかの違いなんですね。多数のティアハイムを必要とする状態は、ペット問題を解決した姿とは言えません。スウェーデンなんかのほうが良い状況にありますね。殺処分やアニマル・シェルター収容、譲渡の”対処療法”だけで解決する問題ではないので、現段階で一部殺処分はやむを得ないでしょう。
 


世界の雑記帳:ルーマニアで犬の殺処分が合法化、国内で賛否両論
毎日 2013年09月26日 09時58分

[ブカレスト 25日 ロイター] - ルーマニアの最高裁は25日、首都ブカレストだけで6万匹いるとされる野良犬の殺処分を認める法律を支持する判断を下した。

 同国では今月、4歳の少年が犬に噛まれて死亡し、野良犬の対処を求める活動が広がっていた。野良犬に噛まれる人は後を絶たず、同国の観光業にとっても痛手となっている。

 ポンタ首相は裁判所の判断を歓迎する意向を示したが、動物保護団体のメンバーら数百人は裁判所の外で横断幕を掲げるなどして非難の声を上げた。

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 海外メディアによれば、「憲法裁判所」が合憲判断を下し、あとは大統領のサインで発効という事か。
 
 ブカレスト市役所とアニマル・ライツ側では、公表する市内の野良犬頭数に開きがあります。
 市役所は64,000頭と言い、保護団体側は40,000頭という。
 政府に抗議するデモがあるたび、参加人数発表に警察と主催者側では、時に一桁も開きが出てくるのは常なので、推計頭数にこの程度の差がつくのは理解できる。
 ブカレスト市は228km2、東京都が2,188 km²だから、東京の10分の1強の広さに(中をとって)50,000頭いると想像してみよう、当然、犬を虐待する人達も増えます! そういう事も考えなくてはね。

 犬に噛まれて病院で手当てを受けた人が、今年8ヶ月間で9,760人。病院側の発表は一番信用出来る数字です。
 これは多すぎる。死亡者も出ている。
 もちろん大多数の犬は、脅かされなければ人を襲ったりしないのだけれど。
 このままの状況で去勢による頭数減を待つわけにはゆくまい。
 犬も悲惨な状況に生きているんですよね。

Romanian court: Stray dogs can be euthanized
September 25, 2013 10:30 AM

BUCHAREST, Romania (AP) — A bill allowing stray dogs to be euthanized is legal, Romania's constitutional court ruled Wednesday, prompting hundreds of dog lovers to block a main road outside Parliament in protest.

The ruling came weeks after a 4-year-old boy's fatal mauling in Bucharest led the government to draft the legislation.

Protesters, who blew whistles and brought some of their dogs, yelled "Criminal court!" and "May you have the same fate as the dogs!"

The bill needs to be signed by the president before it can become law. Under it, stray dogs will be taken to shelters and — if not adopted or claimed within 14 days — they will be killed. The Vier Pfoten animal welfare group criticized the ruling, saying it ignored an appeal by the European Commission to Romania to protect animal rights. The group urged Romanian mayors and vets to stop the "mass killings" of dogs.

The World Society for the Protection of Animals criticized the ruling and called the bill "both inhumane and ineffective" and called on the court and the government to find a more "effective, sustainable and humane solution to manage the stray dog population."

Bucharest City Hall says the capital has 64,000 stray dogs, while animal rights groups say there are 40,000. A hospital that handles infectious diseases has treated 9,760 people for dog bites in the first eight months of this year

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「(旧警戒区域内)やまゆりファーム」―牛の命をつなぐボランティア―


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 植田秀蔵さん制作「やまゆりファーム
永澤氏とケイ、和田氏、岡田氏と銀河 & ちびた

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やまゆりファーム公式サイトはこちらを参照。

 支援金振込口座:
 ・ゆうちょ銀行口座振替 
  記号-番号 : 18270-17902911
  口座名義 : やまゆりファーム
 
 ・他の金融機関
  店名:八二八(ハチニハチ)
  店番:828
  種別:普通
  番号:1790291 
  名義:やまゆりファーム

 支援物資の宛先:
  〒975-0042 福島県南相馬市原町区雫南大江下258-3
  ヤマト運輸原町小高センター止め
  やまゆりファーム 岡田久子 ℡ 080-1698-1905



【ついでのおまけに追記】
1、やまゆりファームは「希望の牧場」内にあるそうです。行ったことのない人間には、ブログを読んでいるだけでは位置関係を掴みにくかったのですが、植田秀蔵さん作成の地図で配置が分かります。

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2、「前田朗BLOG」
Tuesday, September 17, 2013
絶望だらけの<希望の牧場>から

 針谷勉『原発一揆――警戒区域で闘い続けるベコ屋の記録』(サイゾー)                                                  
 福島第一原発事故により廃業した農家、廃業の危機に陥った農家はどれだけあるだろう。土地も施設も放棄し、家畜を殺処分せざるを得なかった牧場はどれだけあるだろうか。原発事故は、人間だけでなく、家畜も、自然の動物たちも危機に追いやった。そうした中、「決死救命、団結!」を決意し、闘い続けている吉沢正巳の<希望の牧場・ふくしま>が輝いている。

 だが、その輝きとはいったい何なのか。どれほどの絶望の上にあるのか。AFP通信社に所属する映像ジャーナリストの著者は、吉沢と希望の牧場を取材しているうちに、なんと吉沢とともに闘いはじめ、ついに希望の牧場立ち上げにかかわり、なんと事務局長になってしまった。新人ジャーナリストなら、取材対象の魅力にひきこまれて、一緒に闘ってしまう、つまりある意味では「ジャーナリスト失格」になってしまうことはよくあるかもしれない。しかし、著者は新人ではない。にもかかわらず、取材対処に意気投合し、惚れ込み、ともに闘っている。しかも、ジャーナリストであり続けている。

 底知れぬ絶望の中、先の見えない暗闇のさらに闇の中、息苦しさにもだえるようにして、彼らはあくまでも「命」に向き合う。どこまでも「命」を問い続ける。徹底して「命」を掲げる。無責任な国と東電を相手に闘い続ける。見えない放射能を相手に闘い続ける。それが一揆であり、決死救命であり、団結だ。この信じがたい骨太の意地を、写真と文章で記録したのが本書だ。吉沢の話は何度か聞く機会があった。決して話し上手ではないが、肺腑をえぐられる話だ。その吉沢を著者・針谷が描く。頭が下がる。


 
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移送申立の抗告が大阪高裁に到着、順番待ち


 どうぶつ基金・佐上邦久が名誉毀損で私を訴えた訴訟は、所轄裁判所が未だ決まりません。
 ここ最近、佐上がちょくちょく「鳥の広場」をご訪問。
 抗告の結果が出たのかなと郵便を待つが何も届かない。
 
 先程、大阪高等裁判所民事部に電話すると、私の抗告は9月12日に届いているが、順番待ちの状態らしい。
 担当者が出張で不在中なので追加資料の伝言をお願いし、向こうからの連絡待つ事にしました。ちょうど、メモ用具が手元になく、、新しい事件番号を書取る事が出来なかったのです。行く先々で、事件は新しく番号がふられる。万々が一にでも間違うと、ややこしい事になりますからね。

 しかし、移送申立の結論が出るのに、こんなに時間がかかるとは思っていなかった!
 年が暮れちゃう!
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旧警戒区域内の被曝牛と松村直登さん 2013・9


  「ときぶーの時間ー鉄人の餌やり」によれば、旧警戒区域内の牛の飼料の基準値100ベクレル以下を遵守するよう通達があったそうです。最初から、そりゃそうだ、そうなってる。そうした方が牛のためにもまだいいには決まってる。
 しかし、基準値をクリアし市場に出回る飼料を買うお金がないのである!だから彼等は廃棄処分対象の飼料を譲り受け、寄付金で搬送経費を賄ってきた。供給する餌の調達、備蓄は多分、現場の一番大きな心労となっている。

 今、備蓄のロールが検査で開梱され、松村直登さんの餌やりは大変な手作業になっている模様。希望の牧場さんは仕入れ先が違うらしく、未だそういう事態にはなっていないとのこと。

 「現場」は、フクシマは、福島第一原発事故によって社会的ステータスを奪われた。
 高濃度放射能汚染は事故が原因ですが、二年以上経過した今も松村さんや「希望の牧場」のステータスが定まらない。彼等の究極の個人の選択を私は見守るし、心を添わせる。無力さも無念と希望も、松村さんと私達は同じなのである。

 以下、「ときぶーの時間」から転載


NPO法人がんばる福島公式サイト

NPO法人がんばる福島 公式ツイッター @GBR_fukushima
       ・松村直登のブログ 「警戒区域に生きる松村直登の闘い」 
【楽天市場】がんばる福島のご支援いただきたいリスト
↑クリックで詳細がでてきます。

配送先
〒979-0401福島県双葉郡広野町大字上北迫字岩沢29-38
ヤマト運輸 広野センター止め NPO法人 がんばる福島 までお願いします。

発送は「ヤマト運輸」のみ対応、他社の運送会社からは送ることができません。
皆様、ご支援をよろしくお願いいたします。

写真展「松村直登 福島県富岡町と共に生きる ~福島の涙、そして希望~」
↑クリックして下さい。

写真展チラシの配布、設置のご協力のお願い。
名古屋市近郊、東海地方で写真展チラシ配布、設置にご協力いただける方を募集しております。
下記のメールアドレスまでご連絡ください。
teamfukushima0311@gmail.com

よろしくお願いします。


 
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公開講座10/12「今、消費者がなすべきこと ~ 商品の一生を知ろう ~」


 鳥取県獣医師会主催 市民公開講座のお知らせです。


今、消費者がなすべきこと ~ 商品の一生を知ろう ~

平成25年10月12日(土)15:20~16:50
とりぎん文化会館 小ホール:鳥取市尚徳町101-5 ℡ 0857-21-8700
お問い合わせ:鳥取県獣医師会 ℡ 0857-30-1170



 内容は畜産関係のようです。会場が小ホールに設定されているので、畜産農家関係者の方達も大勢いらっしゃる予定なのかもしれませんね。

 普段はスーパーでパックになった肉を買ってきて消費しているだけですが、商品として流通する以前の食肉動物の一生を知る良い機会です。聴講に行きましょう!先ずは知る事から!

 ちらしが小動物の動物病院等に置いてあるようです。
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欧州人権裁判所判例 2011:咬傷事件でルーマニア政府に賠償責任


 【ルーマニア野犬問題】OIEの公式サイトに掲載されている、Sonya Angelica Diehn氏の「HUMAN RIGHTS | 01.08.2011‐Not just for the dogs: Strays problem is also human rights issue 」によれば、ルーマニアで起きた咬傷事件の被害者遺族が、国家賠償を求めて欧州人権裁判所(Cour européenne des droits de l'homme)に提訴し、2011年に野犬問題を放置したルーマニア政府の賠償責任を認める判決を勝ち得ています。

 事件が起きたのが2000年、判決が出たのが2011年。
 同年、ルーマニア議会で野良犬の殺処分を認める法律が通過しています。
 しかし、翌12年に憲法裁判所が違憲判断を下し法律はお蔵入り。
 
 ・ルーマニア憲法(英仏訳に切換え可)

 twitterで、2010年6月28日「ルーマニア憲法裁判所の違憲判断−東欧諸国通貨の先行きに暗雲。なんと憲法裁判所が政府の赤字削減案、具体的には年金の削減に違憲判決。」と流れている所を見ると、ルーマニア憲法裁判所は司法の独立の手本みたく機能しているのかもしれませんね。平ったく言えば「石頭」。
 日本では「司法の独立性を担保せよ!」の批判が定番ですが、ルーマニアの野犬問題で、私は初めて微かな疑念を持ちました。ルーマニア憲法裁判所は浮世から超然としているらしい。野犬問題対応の邪魔しちゃダメよ・・。

 さて、今年9月に4歳児が野犬の群れに噛み殺され、再び「殺処分法」が議会で可決。1度違憲判断が出ているので、今回は住民投票等の手続きが踏まれるようです。ルーマニア憲法裁判所をクリアすれば、野犬の公衆衛生体制が発足するのかな?今後の展開を注視しましょう。

 2000年の咬傷事件は致死に至る被害ではなかったのですが、事件当時71歳だった女性は7年後に亡くなる時まで、受けた傷が完治しなかったようです。詳細がないので、どういう状態だったのかは不明です。



 Georgeta Stoicescu was in front of her Bucharest home when a pack of seven stray dogs attacked her in October 2000. They bit the 71-year-old, knocking her to the ground. She never fully recovered from her injuries, even by the time she died in 2007. No one was held accountable for the attack. Until this week. Her family was finally compensated when the European Court of Human Rights ruled that the Romanian government violated Stoicescu's right to respect for life by failing to address the problem of stray dogs.



 Diehn氏のリポートによれば、ルーマニア政府は過去に何度も野犬の安楽死プログラムを実施していますが、結局、頭数を抑え込むに至りませんでした。動物の権利団体側は人道的な野犬の頭数管理プログラム(humane programs to control stray dogs)を主張し(去勢とリリース+譲渡)、世界中にこの方法を広げる戦略で、日本と比べると大変ダイナミックに実施しているのですが、これもまた状況を変える力がなく(あるいは年数がかかりすぎる。)、市民は今も野犬に襲われるリスクと隣り合わせで暮らしています。
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鳥取県の動物愛護週間イベント


 地元、日本海新聞の動物愛護週間イベントのニュースを転載。


2013年9月22日
最大60匹を保護 県内初、本格的な動物愛護施設

 鳥取県内で初となる本格的な動物愛護施設「人と動物の未来センター アミティエ」が21日、倉吉市下福田にオープンした。開所式には、同施設を運営する動物臨床医学研究所(倉吉市八屋)の山根義久理事長ら大勢の関係者が出席し、人と動物の新たな交流拠点に期待を寄せた。

 開所式では、山根理事長が「獣医師自らがこうした施設をつくるのは全国で初めて。小さい鳥取県の倉吉市という町で、世界に情報発信していきたい」とあいさつ。ゲストで訪れた俳優の浜畑賢吉さんが「こういった施設は子どもの教育にも大事。全国に広めていきたい」と意気込みを語った。

 また、倉吉市の石田耕太郎市長は「この施設が人と動物の大きな交流拠点となる。施設が発展していくように関わっていきたい」と祝辞を述べた。その後、関係者らはドッグランコーナーに桜の木など5本の木を植樹して、オープンを祝った。

 同施設は犬や猫など最大60匹を飼うことができる保護施設。現在は東日本大震災による原発事故の影響などで飼い主と離れ離れになった犬と猫合わせて10匹を保護している。



 昨日、22日には鳥取市戎町の真教寺公園で県委託事業「うれし!たのし!動物フェスタ2013」が開催されました。
 「うれし!たのし!動物フェスタ2013」
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鳥取県内リレー上映会「モンサントの不自然な食べもの」


 鳥取県内2ヶ所で、映画「モンサントの不自然な食べもの」のリレー上映会があります。

 ■上映日程
  米子市:
   上映日時:10月6日(日)1回目:10時~12時、2回目:14時~16時
   会  場:ふれあいの里・大会議室(米子市錦町1ー139ー3)

  鳥取市:
   上映日時:10月19日(土)1回目:10時~12時、2回目:14時~16時
   会  場:とりぎん文化会館・第一会議室(鳥取市尚徳町101ー5)

 ■前売り券500円(当日料金600円・中学生以下は無料) 
 ※米子市政研究会事務所でも扱っています。
 ■無料託児所有り(0859ー24ー3063まで申込を)
 ■主催「モンサントの不自然な食べもの」上映実行委員会
    (事務局・鳥取県保険医協会 0859ー24ー3063)
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松村直登ー「最後の人間」ー


 松村さんのお友達が、シュテファン・クラインさんのドイツ語の記事を翻訳してくれたそうです。
 「警戒区域に生きる-松村直登の闘い-」から、以下転載します。

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「最後の人間」
 松村直登は福島のデッドゾーンにたった1人で住んでいる。この人物は狂っているのではない、彼には最もな理由があるのだ。
                                   シュテファン クライン筆

【富岡】 松村氏は木から小枝を折った。葉を枝から払ったが、先に着いている数枚の葉は残した。この枝を地面の近くで円を描くように振り回し、サビと白の2匹の猫たち(見たままサビと白と呼ばれている)を誘う。猫たちは枝を追って転がり回り、松村は笑う。彼は動物達とうまくやっている。彼は今までずっと動物とうまくやってきたが、今は松村直登にはない人間社会の代わりになっている。
 この人物は1件の家に1人で、町に1人で、そしてこの地域にたった1人で住んでいる。
 彼には普段人とのコンタクトが無いが、この日は記者と通訳が彼を訪問し、いつもと違っていた。しかし、またすぐにさよならである。日本人には普通握手をする習慣はない。しかし松村はいつまでも握手をし続けていた。2年4ヶ月は世間と隔絶して過ごすときっと手を放したくなくなるのだろう。

 2011年3月の福島第一原発の事故の後、この地域より人口の大流出があった。放射能に汚染されたくない人達には出て行く以外に選択肢はなかった。事故を起こした原発から12キロ離れた富岡の松村一家は最初の避難民の中には混ざってなかった。松村直登の80歳になる母親が、お願いだから避難はしたくない、もうそんなことには耐えられない、と言ったからだ。しかし数日後、さらに3回の爆発を経て松村一家は家を出た。これ以上リアクターが吹っ飛ぶ前に。

 どんな説得も細工もどんな結末を描いてみせても無駄に終わった。松村は残った。
 40キロ南のいわき市に父親の妹、松村直登の叔母がいた。彼女は予期せぬ訪問者を見た途端、驚愕した表情を浮かべた。彼女は彼らを汚染されている、放射能を家の中に持ち込むと見なし、彼女が世話をしている子供のために、彼らを決して家に入れようとしなかった。10分後には松村は再び路上にいた。彼らは避難所にも行ってみた。しかし、そこはもういっぱいで、逃避行にうんざりした一行は再び家に戻った。
 何てことだろう。彼らは自発的にデッドゾーンに戻ったのである。

 松村直登の兄弟姉妹がどれだけ大騒ぎをしたか想像できるだろうか。 電話での討論の後、彼は考えさせられた。兄弟達(2人の兄弟と1人の姉妹)は防護服と立ち入り禁止区域内に入るための特別許可証を手配した。兄弟達が全身真っ白、手袋と顔を覆うプラスチックのマスクをして家のチャイムを鳴らした時、松村直登は異なる世界から来た未知の生物のような姿の彼らを認識できなかった。
 この遠征は半分だけ成功に終わった。松村直登の両親は子供達に救助され彼らと一緒に行った。しかし彼には何もできなかった。どんな説得も細工もどんな結末を描いてみせても無駄に終わった。松村は残った。

 警戒区域への道中。いわきからは車で1時間くらい。山々、河川、海、福島は美しい。道路の左右に積み上げられた物体だけが醜悪で、何となく脅迫的に見える。汚染された土壌は捨てられる。それらは何万、何十万もの大きなビニール袋で、中には福島の地表から削ぎとったり、切り取ったり、かき集めたり、掘ったり、かきならしたりされた物で満たされている。葉っぱ、枝、雑草、地面の土そのものなどである。
 これは除染と言われているが、汚染を除去するには役に立たない努力である。そのような汚染物質はどこにも行く当てがないために、道端に積み込まれ、それがまた草地の中に広がって行くのである。または黒い山として積み上げられる。

 太平洋に面している富岡は紛れもなく1つの街だ。道路、家々、店があり、信号機はその役目を果たしている。街は原発災害の前に起こった地震と津波によって被害を受けたのは明らかである。歪んだ屋根、壊れた間口、もう電車が走っていない駅のねじ曲がった柱に被害が見て取れる。線路には雑草が伸び放題である。
 だが実際に不安な気持ちにさせるのは別のことである。実際に不穏なのは人がいないことである。学校に通う子供も、通行人も、買い物にくる人もいないのだ。車にガソリンを入れる人も、自分の家のカーテンを引く人も誰もいない。朝の8時半、普通の街では人々が職場へと急ぐ時間である。ここではそうした営みは何もない。富岡は死んだ街だ。誰も住んでいない、1人の例外を除いては。

 松村直登の家は街の中心からかなり離れた場所にある。彼の家から少し上がった道端に、クレーン車とその横には白い大きなビニールのボールが置いてある。ここから杉、竹、桑の木が立ち並ぶ狭い小径を行くと窪地に出る。以前、まだ福島県がダメージを受けてない頃、ここは桑の木がいっぱいで、松村は米やタバコだけでなく、蚕も育てていた。4代に渡ってそのように生活していたが、5代目は違う道を選んだ。直登の本業は建設作業員である。
 松村直登に対する最初の印象はその外見の良さだった。彼は健康的に日焼けして、活き活きとした目をしたたくましい男性だ。彼が笑うと目もよく笑っていて、事実松村氏はよく笑う。喫煙家のハスキーな笑い声だ。彼はかすれた声で警察との追いかけっこの話をした。原発から20キロ以内の地域に人は住んではいけないことになっていて、警察は彼を立ち退かせたかった。
 1度警察は松村を逮捕して家から立ち退かせるために書類にサインさせようとした。「大丈夫だ」と松村は言った。「1枚だけじゃなく、何枚でも持って来い。」彼は全く意に介せず、警察はどうしたら良いのかわからず役場に助けを求めた。役場は遠くの街に移転していたので、警戒区域内に残りたい人物をどうこうする気もなく、最後にはこの頑固な男に滞在許可証を発行した。もし放射能汚染されたければどうぞご自由にというわけだ。

 当局の目には松村はクレイジーに映るに違いない。彼は全くクレイジーなんかではない。真相はとてもシンプルである。飼い主から置いていかれた犬の絶望的な叫び、ニャーニャー鳴いてる猫への同情、お腹が空いて喉が渇いてる牛達の怒ったようなモーモー鳴く声に松村直登は心を動かされたのだ。富岡ではこの悲惨なコンサートが何度も繰り広げられていた。聴衆はたった1人。ただ1人の人間がこの声を止めるよう心を動かされたのだ。
 パニックで慌てて出て行った人達の家は地震の影響でドアが閉まらないことが多かった。ほとんどの家で松村は簡単に出入りができた。餌はだいたい簡単に見つけることができたので、彼は餌やりをした。数匹の犬はこの人間が彼らを救うために来たことがわからず噛み付いてきた。しかし松村は続けた。あっという間に彼は60匹の犬と100匹近くの猫の保護者となった。
 隣の大熊町のダチョウ園で以前は飼われていたが逃げ出したうちの2羽がやってきた。松村は2羽を路上で見つけ、捕まえた。次は牛だった。見捨てられた牛舎があり、松村の耳にまで叫びが届かなかった動物達は死んでしまった。しかし、何とか逃げ出してさまよっていた牛達は松村に保護された。他にも遠くに避難した人達から「私の牛達を世話してくれませんか?」と託された牛もいる。

 松村は孤独の道を自ら選んだ。そして、水道水、電気、ゴミ回収のない三重苦の生活である。そして空気中の、何よりいつも裏山、畑などで育っていた彼の食糧の放射能セシウムの問題。もやし、家畜、ワラビ、豆、エンドウ、玉ねぎ、アスパラなど。これくらいのアスパラと松村は笑って腕を広げて見せた。そんなに野菜が成長するなんて大丈夫なんだろうかと考えてしまう。
 彼は自分が放射能汚染されていることを知っている。おそらく最も汚染された人物だと。
 彼の家のトイレではもはや水が流れないので、外で用を足す際に彼はセシウムを排泄していると思っている。彼は自分を被爆者だと見なしている。広島で放射能汚染された人を被爆者と呼ぶ。しかし彼は笑って言う。
 彼は自分が福島でも最も放射能汚染されていると認識している。善意の人から勧められて行った検査で東京の医師が言ったように「チャンピオン」というくらい汚染されていると知っている。彼は自分の人生を動物達に賭けた、だがそれだけではない。この富岡の仙人は原子力が手に負えない怪物だと思っている人々のために生き証人になるつもりでいる。彼は常に備忘、記憶として残り、日本で原子力発電を運用している東電に対してとげになるのだ。

 松村の家の居間では小さなテーブルの周りの床に直接座る。窓からはダチョウ達がたった今松村があげた餌を手押し車からついばんでいるのが見える。くちばしが金属に当るたびに「クラック、クラック」という音が聞こえる。
 実はそこは居間というよりも主人が生活に必要なもの、ガスコンロ、鍋、やかんなどを集めた倉庫にいるような気がする。そして、松村がまだ電気が無かった頃に使っていたロウソクとそれを立てていたロウでいっぱいの皿。小さな炎だけの暗い孤独な夜が容易に想像できる。そして、3月に電気が来るようになってから電子レンジで温めた食料の食べ終わった皿。東京の医者が庭から採れる野菜を止めるように言ったので、彼はこのような出来合いのものをよく食べている。
 吸い殻でいっぱいの灰皿、空のビール缶でいっぱいの袋、衣服の入ったダンポール、トイレットペーパー、箸、醤油と酒のびん、そして毛布の上に干し竿があり、キルトのジャケットとコート。冬のある日、彼はブログに「福島は寒い」と書くとすぐに衣服が届けられた。

 この孤立した男は世界と全くつながっていないわけではない。電気がまだ無かった時に、車のバッテリーで充電したインターネットや携帯は松村にとってありがたいものだった。横浜の友達が彼の名前でブログを書いていたため、富岡の守り人は日本中、そして世界の支援者とつながっていたのである。
 正午、松村は作業着に着替えた。牛達が餌を待っているのである。彼は48頭の牛を世話している。ここには12頭と、2頭の子牛、1頭のポニーは一段下がった谷の方で立っていた。いよいよあの巨大なビニールのボールを道路から運んで来る時間だ。ボールの中身は2011年の草で発酵している、そしておそらく汚染されている。松村以外にそんな草を必要としている人はいない。この餌やりをするために、1台のクレーン車、トラック、そしてもう1台のクレーン車が必要だ。この男に支援が必要なことがよくわかった。自主的に始めた動物保護は実にコストがかかる仕事になったのである。

 これまでに犬達のほとんどは動物愛護団体が連れて行った。猫達には野生化したものもいる。しかし牛達は毎日1トンの餌を必要とし、松村はこれを一人で運んでいるのである。富岡は日本の一部であるから、住民は行政のサービスを受けられるはずであるが、ここは除外されている。郵便もここまでは来ていない。餌や物資が松村に送られる度に彼は何キロも離れた所に自分で取りにいかなければいけない。
 自分で餌を取りに行くということは、ガソリンなど多くのコストがかかる。運が悪ければ彼は何キロも走って、挙げ句にウサギの餌ほどの量の支援物資を目にする。東京など大都会に住んでいる人達は牛がどれだけの量を消費するのか見当もつかないのだ。だが今はうまくいっている。12頭の牛、2頭の子牛、1頭のポニーは食べさせている。
 松村は満足してたばこに火をつけ、1頭の牛の頭を叩いた。汚染された草を汚染された牛が食べる、意義ある結果を出すだろうか?政府の見解では全くそうではないであろう。政府は牛を殺すための注射器を持った獣医を福島に送り込んだ。富岡ではこれに反対の松村が憤る。彼はベジタリアンではない、彼は肉を食べるのには全く問題はない。しかし彼には動物を意味も無く殺すことががまんできないのだ。

 アントワーヌ サンテグジュペリの「星の王子様」に出て来る狐は言う、「君が信じた物には君は一生責任があるんだ。」これとほぼ同じことを松村氏は言う。彼の牛達は素晴らしく見える。それではなぜ彼らに生きる権利が無いのか?
 20キロ以内の警戒区域では今なお原子力の風評被害がある。今年政府はその範囲を10キロに縮小した。そう、大災害を引き起こした原発の構内の大きな問題が何も変わってないのに、できるだけ早く通常通りに戻るべきだと思っているのだ。大量の汚染水の問題についても然り。いくら新しいタンクや水槽を用意しても追いつかないほどである。
 しかし外の世界では日常が戻りつつある、少なくともそう見える。富岡の多くの地域は立ち入り可能になり、松村の家もこの地域に属している。現在は彼の所にはひっきりなしに訪問者がやってくる。また町の人々も自分の野生化した庭の草を刈りに来たり、カビ掃除にやって来たりしている。しかし夜になるとみなどこかへ行ってしまう。富岡では住民はまだ居住することは許可されていない。

彼はある日息子からメールを受け取った。それには「お父さん、私はお父さんがやっていることは素晴らしいと思う」と書かれていた。

 松村は言う、「若い人達は帰って来るべきではない。きっと何人かの年寄りが帰って来て、町で老人ホームでも作る」
 松村直登はこの家で生まれ、暮らし、この家に執着がある。おそらくこれも彼が危険を顧みず立ち去らない理由の1つであろう。彼はその危険性を決して低く見積もってはいないが、それほど高いと思っているわけではない。いろいろ考えて彼の人生においてリスクはそれほど大きくはならないだろうと思っている。
 「俺はいい人生を送ってきた」松村氏は言う。「俺はたくさん働いて、いつも50まで生きられればいいと思っていた。」彼はそれを超えて先々週に54才になった。
 たとえセシウムがあっても心穏やかに生きている。ほぼ2年半もの間、彼が闘ってきたあのような状況の中で孤独で過ごせる人はいない。動物達、孤独、単調な生活にもうたくさんだと思ったことはなかったのか?「いや」彼は静かに笑いながら言った。彼はそんな生活に慣れてしまったのだ。そしてどんなことでも単調ではなかった。
 ある日松村は彼の長男からメールを受け取った。彼には2人の息子がいるが、離婚後はあまりコンタクトはなかった。全くなかったと言っていいほどだ。だがこのメールの中で息子はこう書いていた。「お父さんすごいよ。お父さんがやってることは素晴らしいよ。」



 この記事の後、今度はドイツ国営放送が取材に来たそうです。
 ・ときぶーの時間「ドイツ国営放送

 動画で見たいですね!
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【ルーマニア2012年】野犬の捕獲・殺処分は憲法違反?


 この記事を見ていませんでした。
 普段、ネットサーフィンはやらないので、見落とし記事のほうが多いのです。



4歳児が野良犬にかまれ死亡、対策求め数百人がデモ ルーマニア首都
2013年09月09日 11:45 発信地:ブカレスト/ルーマニア

【9月9日 AFP】ルーマニアの首都ブカレスト(Bucharest)で8日、市内で先週に4歳の子どもが野良犬の群れにかみ殺された事件を受け、数百人が野良犬対策を求めるデモを行った。

 事件では2日、市内の公園そばで4歳児が野良犬の群れに繰り返しかみつかれて死亡した。これを受けてブカレストのソリン・オプレスク(Sorin Oprescu)市長は、野良犬の殺処分の是非を問う住民投票を10月6日に行うことを発表した。

 ブカレスト市内にいる野良犬は4万~6万匹。その多くは動物好きの人々が餌を与え、面倒を見ている。デモに参加したある男性は「動物が好きで犬と猫を飼っている。でも、息子には道を安全に歩いてほしい」と語った。

 ルーマニアでは、2011年に野良犬の殺処分を認める法律が議会で承認されたが、憲法裁判所が12年に無効の判断を下している。議員らは来週、法案を再び審議する考えだ。(c)AFP



 チャウシェスク政権時代、無謀な生めよ増やせよ政策で中絶は禁止され、結果として育てられない育児放棄を生み、後々まで大きな問題を引きずる事になったのは周知されていますが、乱暴な住宅政策でペット遺棄が増加した事情については何も知りませんでした。
 ルーマニアについてはほとんど何も知りません。

 この報道によれば、チャウシェスク政権崩壊の1989年末から2011年までの20数年間、野犬対策は放置されていたように読めますが(野犬捕獲処分を規定する法令が無かったように読めるので)、別記事では『ブカレストでは殺処分が禁止される前の2001~2007年に14万5000匹近くの野良犬が殺処分された。』とありますから、2007年から2011年の間、どうなっていたのでしょう?2008年に殺処分を禁止する法律が出来たとか?

 その結果、野犬の頭数がますます増え、2011年に捕獲・殺処分の法律が制定されたが、動物保護団体等が憲法違反の申立てをし、2008年にそれが通ったという事かな?で、今、また捕獲・殺処分の法律を制定する動きになっている。他記事で、この問題を「国民投票」にかける云々の報道もありましたから、国民投票の手続きを踏めば合憲になるのかもしれないですね。
 ・・・しかし、良く分からない。
 ルーマニアの憲法については何も知りません。
 でも驚きました、ルーマニアで野犬の捕獲殺処分の法令が憲法違反で棚上げになるとは! 
 ドイツの「動物保護連盟(Deutscher Tierschutzbmd e.V.)」等、EU加盟国の動物保護団体の強力なバックアップがあった模様ですね。他所には他所の事情がありますけんね、あんまり傍から騒ぎ立てんといて頂戴!
 
 ルーマニアは2004年8月、「European Convention for the Protection of Pet Animals(ペット動物の保護に関する欧州条約)-1 May 1992発効」に批准、翌年3月に発効しています。
 条約は第3章(Chapter III – Supplementary measures for stray animals)」で、所有者のいないペット動物の「捕獲・収容・殺処分」を認めています。
 12条「頭数の縮小(Reduction of numbers)」で、過剰な野良犬(猫)が社会問題化した時、批准国は繁殖制限普及措置や譲渡推進、個体識別票装着による迷子の所有者返還システム等と同列で、一部安楽死措置を認め、動物福祉基準に留意した取扱いを条件にした立法措置や施策を求めています。
 日本は今現在、この段階です。
 13条「捕獲・管理・殺処分に関わる例外(Exceptions for capture, keeping and killing )」は、(狂犬病や口蹄疫等の)緊急性を求められる国家疾病管理に限り、例外を想定しています。

 3・11から今日現在まで、そしてこれからも、旧警戒区域内で家畜の身に起きた事も、13条の例外に該当しますね。ただ原子力関連法令で別途規定されるので、原発事故時に関する記載はないですが・・

 というわけで、ルーマニアの「殺処分法」の立法は、条約批准国として問題は無いようです。
 むしろ、この状況を長引かせる事のほうが問題でしょう。
 ルーマニア国内にとどまらず、賛成、反対両陣営がそれぞれデモを展開中のようですね。



Chapter III – Supplementary measures for stray animals

Article 12 – Reduction of numbers
 When a Party considers that the numbers of stray animals present it with a problem, it shall take the appropriate legislative and/or administrative measures necessary to reduce their numbers in a way which does not cause avoidable pain, suffering or distress.

 a Such measures shall include the requirements that:
 1 if such animals are to be captured, this is done with the minimum of physical and mental suffering appropriate to the animal;
 2 whether captured animals are kept or killed, this is done in accordance with the principles laid down in this Convention;
 3 Parties undertake to consider:
 4 providing for dogs and cats to be permanently identified by some appropriate means which causes little or no enduring pain, suffering or distress, such as tattooing as well as recording the numbers in a register together with the names and addresses of their owners;
 5 reducing the unplanned breeding of dogs and cats by promoting the neutering of these animals;
 6 encouraging the finder of a stray dog or cat to report it to the competent authority.

Article 13 – Exceptions for capture, keeping and killing
 Exceptions to the principles laid down in this Convention for the capture, the keeping and the killing of stray animals may be made only if unavoidable in the framework of national disease control programmes.


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動共連主催セミナー「動物の福祉を守る英国の法律 - 実例を踏まえて」

 11月24日!

 「動物との共生を考える連絡会」主催のセミナー、「動物の福祉を守る英国の法律 - 実例を踏まえて」が開催されます。
 開催趣旨は、『講義概要: 日本とイギリスの動物に関する法律の比較や虐待防止に関する活動のなかで、有効な法律適用の実例紹介などを予定しています。』

 講  師: 英国王立動物虐待防止協会 / RSPCA (The Royal Society for the Prevention of Cruelty to Animals)
       ボール・リトルフェアー 氏 (RSPCA 国際部門担当)
       フィル・ウィルソン   氏 (RSPCA 告発訴訟担当マネージャー)

 日 程: 平成25年11月24日(日) 10時ー16時 (受付9:30より)
 会 場: 専門学校 ビジョナリーアーツ (東京都渋谷区桜丘町) 
 参加費: 4,000円

 
 詳しくは動共連公式サイトを!
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【鳥取県倉吉市】「人と動物の未来センター アミティエ」ボランティア・サポーター募集


 「人と動物の未来センター アミティエ」さんがボランティアを募集しています。
 「人と動物の会」公式サイトで、ボランティア 応募フォームに記入して送信出来ます。送信後、折り返しの連絡を待って下さいとのことです。

 サポーターも同時募集中。
 一部を以下に転載。詳しくは「人と動物の会」公式サイトーサポーター募集ーをご覧下さい。


 ● 一般サポーター(A.B)
  A:入会金 2,000円(初回のみ)寄付/年 1口 12,000円
  B:入会金 2,000円(初回のみ)寄付/年 1口  5,000円

 ● ジュニアサポーター:16歳未満(中学生以下)
  入会金不要 寄付/年 1口 1,000円
 
 ● フォスターペアレント(養い親):直接動物の里親(飼育)・世話ができない方に、当会で保護している動物を資金面でサポートして頂く制度です。フォスターペアレントの方には当会が保護している動物をご紹介させて頂きます。その子の名前と写真をお送りし、折にふれて様子をお知らせします。ホームページ、ニュースレターでお知らせします。フォスターペアレントになって頂いた子に、いつでも会いに来てあげてください。
  入会金 2,000円(初回のみ)寄付/年 1口 60,000円

 ● ご寄付:ご寄付のみのご支援も受け付けております。
      ご寄付は、当会で保護している動物たちのために大切に活用させて頂きます。

 <振込口座>は、
 ・郵便振替の場合
  郵便局備え付けの振込用紙をご利用ください。

  郵便局:00190−2−466893
  口座名:公財)動物臨床医学研究所「人と動物の会」

 ・銀行振込の場合

  みずほ銀行 兜町支店(店番号027)
  普通預金:2156867
  口座名:公益財団法人動物臨床医学研究所人と動物の会

 *動物臨床医学研究所は、内閣府より公益財団法人としての認定を受けています。「人と動物の会」は当財団の活動の一部です。「人と動物の会」への寄付金は、申告によって税制上の優遇処置を受けることができます。



 私は被災動物支援金を除き、愛護施設に寄付をしたことは一度もありませんでした。
 個人でやってきたので、他人の活動を支援する必要も感じなかったし、余裕もなかった。
 今も手元に4匹残っていますが、新規に引取る事は(絶対に!)しない現在、「人と動物の未来センター アミティエ」をサポートします!
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駆除と保護の両輪-メルボルンのポッサム戦争ー


 先日、Eテレで『地球ドラマチック「ポッサム大騒動~都会の小さなやっかい者~」』を放映していました。地球上では、犬猫だけでなく、野生動物、海洋生物等、生きとし生けるものを巡る「駆除か保護か」の人間同士のせめぎ合いが常に勃発しています。この対立は解消されることはありません。
 
 ポッサム駆除に関しては、原産地オーストラリアより、毛皮資源として導入したニュージーランドの方が苛烈です。調べてみると、1837年から1947年までは保護政策をとっていましたが、その後は駆除に転じ、農林省所轄の「Biosecurity Act 1993(生物安全保障法)」に準拠して、1990年代には「National Possum Control Agencies(NPCA)」が設立されています。ワナ捕獲は無許可制、狩猟対象にもなっていて、ライセンス制ですが、ライセンスは無料!日本はライセンス取得に結構、経費がかかります。
 交通事故で亡くなるポッサムも少なくないようです。
 2013/06/26 付け、道でよく見るポッサムの正体を探る

 メルボルンの「ポッサム戦争」を観ていて、ポッサムがここまで人間の生活圏に侵入し、数の増加傾向が続くと、保護が駆除に転じるボーダーラインに達するのは時間の問題という感じもします。
 番組に登場していたフクロギツネ (Common Brushtailed Possum、Trichosurus vulpecula)は、Queensland, New South Wales, Victoria, South Australia, Tasmania, Western Australia and Northern Territory.に広く分布し、都市環境に適応して食性が草食性から雑食性に変化してきたというから厄介です。

 番組ではポッサム駆除業者が、住宅の屋根裏のポッサムの巣の出入り口を一方通行の細工を施していきます。夜行性のポッサムが外に出ると、二度と中に入れない仕掛けです。ポッサムはホームレスとなり、リスクの高い地上生活を余儀なくされますが、必死で新しい天井裏を探します。業者は1日中忙しく街中を走り回るが、それでも頭数増加は止まない。ポッサム問題はとうとう市議会に持ち込まれました!続きは9月23日午前0時00分の再放送でどうぞ!

 ポッサム保護活動家は、日本の犬猫おばさん(おじさん)やルーマニアの犬保護活動家と同じリアクションを示します。ポッサム被害重視派が「餌やり禁止条例」を主張すれば、保護活動家は去勢手術を主張し、餌やりを止めない。ポッサムが登らないよう、公園の立ち木の胴体にスティール板が巻かれると、夜陰に乗じて板を取り外す。
  
 日本でも近年、野生動物の頭数増加が深刻な問題となっていて、駆除に転じる局面が増えてきました。
 「増えすぎれば殺すしかない」のが現状です。
 致死処分した獣肉を地域資源として活用する取組も展開されています。
  *鳥取県「イノシシ・シカ」解体処理衛生管理ガイドライン

 戦中派世代までは、ジビエ(gibier)料理の文化が未だ残っていたように思います。我が家はダメでしたが(父は猟も釣りもしませんでした。)、山間部に生まれ育った友人は、普通に鳥獣を食す子供時代を送り、その話はいつも大いに受けました。そういう生活環境は一世代で失われていきましたが、野生動物の頭数コントロールの必要性と共に復活することを期待したいですね。
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【台湾の狂犬病】狂犬病の子犬の安楽死


 OIE第31報(2013/9/13)は、報告例の増加傾向を示しています。
 ・イタチアナグマ129頭+トガリネズミ1頭+イヌ1頭=131頭

 8月14日にイタチアナグマに咬まれた子犬は、隔離して観察した結果、狂犬病の症状が見られ、9月8日には起立不能になったため安楽殺されました。死亡後の検査で、9月10日に狂犬病に間違いないと確定されたそうです。

 子犬の飼主さんの対応措置は的確で素早いものでした。
 咬まれた翌日には、子犬を台東県の収容施設に送っています。
 子犬はワクチン接種週齢に達していなかった為、未接種状態で感染したのですが、きっとこの飼主さんは時期が来たらキチンと接種していた事でしょう。お気の毒ですね。

 一方で当局のワクチン接種の呼び掛けを無視し、ペットを遺棄する人がますます増加するであろう懸念を愛護団体は示し、ワクチンで発病を抑えられると呼び掛けています。


画像は「1st canine rabies infection in years: CDC」から。
20139taiwann.jpg
 
By Lauly Li ,The China Post
September 11, 2013, 12:11 am TWN

An official with the CDC said the center was informed by the Council of Agriculture (COA) yesterday about the incident, noting that the dog was bitten by a rabid Formosan ferret-badger on Aug. 14, and the owner of the dog sent it to Taitung County Animal Quarantine the following day for observation.

The CDC said the Taitung Animal Quarantine conducted an autopsy and examination of the puppy, and confirmed that it had contracted rabies.

On Sept. 6 the puppy's appetite dropped off significantly and it showed signs of depression, the CDC said, noting that on Sunday the animal's situation worsened to the point that it was too weak to stand up. In light of this, the CDC euthanized the dog on the same day.

Chang Shu-hsien (張淑賢), head of the Bureau of Animal and Plant Health Inspection and Quarantine (BAPHIQ), said the rabies outbreak in Taiwan is under control, noting that the puppy was only one month old and had not been vaccinated, and therefore it was vulnerable to infection. Chang added that pet animals must be more than three months old before they can be vaccinated.

The COA said given the puppy was small, the council assumed that ferret-badgers would have an easy time attacking the animal.

When asked by a reporter if the government will still conduct rabies experiments on dogs, Tsai Hsiang-jung (蔡向榮), director-general of the COA's Animal Health Research Institute, did not give a direct answer.

Instead, Tsai said thus far only one rabid dog has been discovered in the nation, noting that a single case is insufficient to determine the latent phase of the disease, its clinical symptoms, or how this iteration of the rabies virus will affect dogs in general.

Chang said that as far as she knows the COA currently still plans to conduct experiments on mice, ferret-badgers and then on dogs. Chang added that there are currently 124 confirmed cases of rabies-infected ferret-badgers, one shrew, and one pet dog.

The Animal Rescue Team Taiwan (ARTT), an animal protection organization, said that in light of the first confirmed rabies-infected dog, a lot of pet owners will begin abandoning their pets.

The ARTT urged pet owners to vaccinate their pets regularly, noting that as long as the animals are vaccinated, they will be able to resist the rabies virus.


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ルーマニアの野犬対策、公的捕獲・殺処分再開


 ルーマニアでは野犬の捕獲・致死処分を規定する法令が、2013年1月に憲法違反認定されていたらしい。リバウンドするまでの1年半強、野犬は放置されていた!
 4歳児の咬殺事件は予見できる事だった。避ける事が出来た事件を起こしてしまった責任は誰にある?
 


4歳児が野良犬にかみ殺されたルーマニア、議会が殺処分法案を可決

【9月14日 AFP】ルーマニアの議会は10日、街中で捕獲された犬の飼い主が2週間以内に名乗り出なかった場合、当局による殺処分を認める法案を賛成266、反対23、棄権20の圧倒的多数で可決した。首都ブカレスト(Bucharest)で先週、4歳の男児が野良犬の群れに何度もかまれて死亡するといういたましい出来事があり、国民の間で悲しみと怒りが渦巻いていた。

 議会前で数百人の動物愛護活動家が「殺処分より避妊を」と抗議するなか可決された今回の法案が施行されるにはトライアン・バセスク(Traian Basescu)大統領が承認する必要があるが、同大統領は野良犬の殺処分に賛成している。野良犬の殺処分を認める法律は以前にもあったが、2012年1月に憲法違反だとされていた

 ブカレストにはおよそ4万~6万匹の野良犬がいるとされ、その大半が犬好きの市民から餌を与えられている。ルーマニアの野良犬問題は、独裁政権時代のニコラエ・チャウシェスク(Nicolae Ceausescu)大統領が中庭を取り囲むように建っていた住宅を解体して犬を飼う十分な広さがない集合住宅に建て替えるよう命じた1980年代にさかのぼる。また避妊手術を受けない犬が多いことや、捨て犬も問題を大きくしている

 ブカレストでは殺処分が禁止される前の2001~2007年に14万5000匹近くの野良犬が殺処分された



画像は、BBC News「Romania campaign to kill stray dogs after boy's death
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『President Traian Basescu has called on the government to pass a law on euthanasia for strays, saying "humans are above dogs"』(参照1

 愛護団体は過去数年間で、ルーマニア全土で10万頭(その内、ブカレストでは10,600頭)を去勢したと言い、国家事業として去勢手術をして欲しいと訴えていますが、去勢で咬傷事故は無くならないですよ。

 譲渡推進といっても、譲渡先パイは予め限定されており、アニマル・シェルターも過密状態なのはいずこも同じ。愛護団体の”愚痴”も、ネット普及で国際的に画一化傾向にありますね。「安楽死という表現はミスリーディングだ、殺処分なのだ」とかね。自然死万歳と言わんばかりですが、自然死が決して”安楽な死”でない事を知らないのでしょうか?

 また、「キツネ等の野生動物や犬,猫等から狂犬病ウイルスが検出」されており、2007年には志望者が1名でています。狂犬病予防の観点からいっても、これ以上「地域」野放し状態を放置しておくのは危険です。

【参照】
 「犬より人」ルーマニアで野犬殺処分法制化へ
2013年9月5日10時01分 読売新聞
【ローマ=青木佐知子】AP通信によると、ルーマニアのバセスク大統領は3日、首都ブカレストにいる約4万匹の野犬について、殺処分を可能にする法律を早急に制定するよう議会に求めた。

 ブカレストで2日、4歳の少年が野犬に襲われて死亡したのがきっかけ。大統領は自らも野犬3匹を引き取ったほどの「愛犬家」だが、テレビ演説で「犬よりも人が大切だ」と強調。飼い主が見つからない犬は殺処分もやむを得ないと訴えた。

 現行法は、殺処分の対象を病気の野犬に限定している。当局の統計などによると、人口約190万人のブカレストでは今年1~4月、約1100人が野犬にかまれたという。かみ傷が原因で毎年4~5人の死者を出し、2006年には日本人観光客が死亡した(参照1-2)

1-2 在ルーマニア日本国大使館「野犬に注意
  
 ルーマニアでは、毎年多くの一般市民が野犬等による被害に遭っており、2006年1月29日には、ブカレスト市中心部で邦人男性が野犬に噛まれ、出血多量の結果、亡くなるという不幸な事件も発生しています。2013年に入ってからも邦人の被害が発生しています。

 ルーマニア国立感染症研究所の統計によれば、2012年の1年間にブカレスト市だけで年間約16,000件の被害が報告されており(前年比約3,000件増)、噛まれたことによる出血多量の死亡例が毎年報告されています。

 野犬の問題はルーマニア政府の中でも大きな関心事項となっておりますが、その対策は進んでおらず、被害は市内の至る所で発生しており、通常警備が行き届いていると考えられる公園の中でも被害に遭うおそれがあります。
 また、飼い犬に噛まれる被害も多く、すべての飼い犬が数年毎に狂犬病の予防接種を受けているとは限りませんので、日常生活をする上で十分な注意が必要です。

 仮に、襲われ噛まれてしまったときはすぐに医者の治療を受けて下さい(事前に予防注射をしている人でも、治療のために数回の注射が必要になります)。かかった医師の判断で注射は不要と言われることもあるようですが、どうしても気になる場合は打ってもらうよう依頼することも出来ます。

 一部の報道では病院が保管しているワクチンの量が十分ではないとも言われており、噛まれてもワクチンを打てばよいということではなく、絶対に噛まれないように注意することが重要です。

 ブカレスト市当局によると市内には65,000頭に及ぶ野犬がいるとされており、市当局も問題解決に努力しているとのことですが、人的被害を避けるためにも以下の事項に十分御注意下さい。

 野犬等に近づかない。
 野犬等を刺激しない。
 野犬等に噛まれたら、狂犬病の可能性も考慮し、至急医療機関で診察を受ける。
 噛まれた部位は、石けんを使って数回丁寧に洗浄する。
 (出血がひどい場合には、緊急医療機関への連絡とともに、出血部位をハンカチ等で強く圧迫するなどの対策措置をお取り下さい)

 一般には野犬対策として催涙スプレーや超音波式犬猫撃退機も有効であると言われており、具体的な調達方法についてご質問のある方は領事班までご照会ください。

 狂犬病ワクチンを接種出来る病院のリスト
 マテイ・バルシュ病院(ブカレスト)

 日本国外務省公式サイト「在外公館医務官情報<ルーマニア>
(2)犬咬傷・狂犬病
 当国には野犬が多く,犬に咬まれる方が後を絶ちません。過去には在留邦人の方が犬咬傷でお亡くなりになられた事例もあります。また当国は狂犬病感染リスクの高い国であり,キツネ等の野生動物や犬,猫等から狂犬病ウイルスが検出されています。(チッチ注:WHO資料によれば、2007年に狂犬病による死亡者1名が発生しています。)
 潜伏期は通常1~3カ月と長く(1年以上の場合もあります),臨床症状として頭痛,発熱,倦怠感,咬傷部位の熱感・掻痒感・知覚異常等の前駆症状が数日間見られた後,脳炎症状を呈し,狂水症・狂風症といった特徴的症状へ進展します。発病した場合の死亡率はほぼ100%です。

 動物を身近に扱う方には狂犬病ワクチンの曝露前(事前)接種が強く推奨されます。動物に咬まれた,引っ掻かれた,あるいは粘膜や傷を舐められた場合には直ちに創部の洗浄・消毒を行った後,病院を受診し,要すればワクチンや免疫グロブリンの治療を受けてください。曝露前接種を受けている方も曝露後(事後)接種が必要です。ブカレスト市内では国立感染症研究所,あるいは一部の私立クリニックでの接種が可能です(下記8.「病気になった場合(医療機関)」参照)。地方在住の方は各地域の狂犬病ワクチン接種医療機関を受診してください。同医療機関リストは当館ホームページの領事・安全関連情報「野犬に注意」から入手できます。
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【岩手県】「独自判断で犬・猫殺処分 保健所非常勤職員」


 これは立派に「不祥事」です。勝手な、法令違反の個人プレー!許されない~!

 筋弛緩剤は「中枢性筋弛緩剤」と「末梢性筋弛緩剤」の二つに大別されるようですが、保健所が保管している筋弛緩剤は後者じゃないんですか?今度、ついでの時に確認してみます。



独自判断で犬・猫殺処分 保健所非常勤職員
2013年9月14日 読売新聞

 県一関保健所は13日、50歳代の非常勤職員の男性が、公用車内に保管していた薬品を使い、独断で犬や猫の殺処分を行っていたと発表した。職員は、飼われていない犬の捕獲にあたる狂犬病予防技術員と、犬猫引取員を兼ねていたが、公示せず殺処分しており、県動物愛護条例に違反するとみられる。職員は2005年から毎年約10匹を処分していたという。

 発表によると、職員は8月6日、同市内で、所有者不明の十数匹の犬のうち8匹に、筋弛緩(しかん)剤と同じ成分の薬品を溶かした水溶液を注射し、殺処分した。目撃した市民から問い合わせがあり、発覚した。

 職員は05年4月、当時あった一関保健所大東支所から本所に薬品類を移した際、公用車内に薬品2・5グラム入りの瓶を保管した。薬品は毒劇物ではないが、中型犬約40匹を殺処分できる量という。内規で保健所の金庫で管理することになっていたが、職員は「凶暴な犬から身を守るため」と述べ、注射したことは「いずれ殺処分になるだろうと判断した」と話しているという。


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平成25年度動物愛護管理功労者表彰


 今年も動物愛護管理功労者の表彰式が行われました。今年度は3名の方が受賞されたそうです。
 柴内先生はテレビでお馴染みの方も多いでしょう。私は数年前、一度だけシンポで柴内先生のお話を伺いました。いずまいの端正な美しい方でした。今、お年を拝見し、当時既に70を越してらしたと知り、ちょっとびっくり。若さの秘訣は”オキシトシン”?



【環境省】平成25年度動物愛護管理功労者表彰の受賞者

澤井順氏(64歳) 静岡県(犬訓練士)
○ 昭和58年に市民を対象とする「犬の正しい飼い方教室」を始め、その後も行政等が主催する「犬の飼い方教室」や「動物愛護教室」に講師として参画し、これまで長年にわたり、一般市民の動物愛護意識の高揚や動物の適正飼養知識の普及啓発に貢献している。
○ 平成20年からは(一社)静岡県動物保護協会の動物保護管理指導員として、動物愛護についての普及啓発、適正飼養の指導、動物に関する各種相談等の活動を献身的に行っている。

柴内裕子氏(77歳) 東京都(公益社団法人日本動物病院福祉協会顧問)
○ 昭和61年に、日本動物病院協会(現(公社)日本動物病院福祉協会)の会長として、動物を連れて高齢者や障害者の施設、病院、学校等を訪問し、動物とのふれあい方や命の大切さを学んだりすることを目的とする活動を開始し、これまでの長年にわたり、その活動の発展に尽力している。
○ 三宅島の噴火や東日本大震災の際には、被災動物の保護や治療、新たな飼い主探しなどのボランティア活動を行っている。
○ 自治体等の動物愛護管理関連委員会の委員を歴任し、動物愛護管理行政の推進に貢献している。

砂原和文氏(62歳) 秋田県(公益社団法人秋田県獣医師会会長)
○ 昭和56年から、学校飼育動物の健康診断や診療、飼育指導を開始し、これまでの長年にわたり、その活動を継続し、学校飼育動物の適正な飼養管理や子どもたちの動物愛護意識の高揚に貢献している。
○ 平成2年から、獣医師会や県等が共催で開催している「動物愛護フェスティバルあきた」の実行委員会の中心メンバーとして参画し、飼育動物相談や長寿動物飼い主表彰の創設を主導するなど、動物愛護意識の高揚や動物の適正飼養知識の普及啓発に貢献している。
○ 平成7年には、獣医師会のホームページに、災害に対しての日頃からの備えについて、情報を掲載し、その普及啓発を図った。また、平成22年には秋田県獣医師会会長として、県と災害時の動物救護活動に関する協定書の締結を主導した。
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【鳥取県大山町】2013/9/6 特定外来生物セアカゴケグモが確認されました。


 鳥取県でもセアカゴケグモの存在が確認されました。
 1995(平成7)年11月に大阪府下で存在が確認されて以来、生息域を拡大しています。
 最初に発見されたセアカゴケグモは毒素成分の解析等により、オーストラリア由来であるとほぼ断定されているそうです。

 ゴケグモ属は4種が特定外来生物に指定されています。

 見つけたら、最寄りの保健所や市町村へ連絡しましょう。
 そして、生かしておかないこと!
 刺されないように生け捕りにして保健所等に届けるのは結構ですが、
 決して個人で飼育しようなどと酔狂を起こさない事!
 特定外来生物の飼育は、外来生物法で禁止されている違法行為です。

セアカゴケグモに咬まれた場合の症状と対応(Vol. 18, No. 9: 1997年9月号)」によれば、

・セアカゴケグモの毒性:毒腺の蛋白分画中、人に対し毒性を示すのはα-ラトロトキシンという蛋白である。この毒素は神経毒で、哺乳類に対し活性を示す。α-ラトロトキシンは神経系全般にわたって働き、神経末端よりアセチルコリン、カテコールアミンなどの神経伝達物質の放出を促し、再流入を阻止することにより神経末端の神経伝達物質を枯渇させる。したがって、人がセアカゴケグモに咬まれると、運動神経系、自律神経系が障害され、種々の症状が現れる。

・予後:セアカゴケグモに咬まれてもアナフィラキシーショックを起こすことがないので、適切な診断と治療を行えば死ぬことはない。

 ほとんどの患者は少量の毒素を注入されるだけで、全身症状を呈したため治療が必要となるのは約20%と少ない。これらの患者は、もし治療を行わなくても、多くは1週間以内に回復する。稀に死亡することもあるが、これは16歳以下の子供、60歳以上の高齢者や何らかの基礎疾患を持ったものに起こる。
 オーストラリアでは、1956年に抗毒素が導入されてからは1名の死亡者も出ていない。オーストラリアの死亡例をみると、咬まれてから死亡するまでの時間は6時間~30日までと幅があるが、24時間以内に死亡したのは、生後3カ月の乳児に起こったこの6時間の1例(1933年に報告)だけである。

 しかし症状だけで、セアカゴケグモの毒素由来と”適切な診断”を下すのは難しいそうです。
 クモに刺される事は皆無といっていいので、刺されたら、刺したクモは怪しいと思って間違いないんじゃないでしょうか?踏みつぶした死骸でもよいので、病院に持参するとベターですね。
 毒グモの認識は無くても、医者に最近何かに刺された事がある等の情報提供は積極的に行いましょう。
 原因が特定され診断が確定したら、あとは医者の仕事です。

・治療:咬まれた局所を包帯等で強く圧迫するのは、痛みを増強させるので勧められない。局所をアイスパックで冷やすのは、痛みをいくらか緩和するかもしれない。

 それぞれの症状に応じて対症療法を行っても、効果のないことが多い。痛みに対して鎮痛薬の服用はもちろん、モルヒネやペチジンの注射でも効果が認められない場合がしばしばある。すべての症状に対して最も有効なのは、抗毒素による治療である。

 局所症状だけに止まれば抗毒素は必要ないが、セアカゴケグモに咬まれたことが明らかで全身症状が現れてくれば、できるだけ早く抗毒素を注射する。しかし、最初は診断がつかなくて、症状が出てから時間が経った場合でも抗毒素を使うべきで、咬まれてから1週間経過しても抗毒素は有効である。
 筋肉内注射で投与し、通常1時間以内(しばしば20分以内)に著明な効果が現れる。オーストラリアのCSL社製のセアカゴケグモ抗毒素を1アンプル注射すれば大部分の患者が回復するが、それでも効果が現れない場合にはアンプルを追加する。5アンプル以上を注射することもある。小児にも成人と同じ量を使う。

 オーストラリア製の抗毒素も馬血清から作られているが、アナフィラキシーを起こすことはほとんどない。それは、この抗毒素が高度に精製されており、筋肉内に注射するためである。オーストラリアでの調査によると、セアカゴケグモに咬まれて抗毒素を注射された2,062名中、アナフィラキシーを起こした者はわずか11名(0.54%)で、死亡した者はいなかった。11名中、5名は抗毒素の原液を静注した者で、これは禁忌である。もしどうしても静注が必要な時は、抗毒素を生理食塩水で約10倍に希釈して使う。しかし、アナフィラキシーの危険は常につきまとうので、抗毒素の注射をする前に、これに対する準備を整えておくことが必要である。アドレナリンをすぐに注射できるように準備して、さらに蘇生装置を用意しておく。

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特定外来生物「セアカゴケグモ」に御注意ください!

 平成25年9月6日(金)午前11時頃、西伯郡大山町地内の資材置き場において外来生物法で特定外来生物に指定されている毒グモ「セアカゴケグモ」が発見されました。
 西日本各地でこのクモは見つかっていますが、県内では初めてとなります。特定外来生物「セアカゴケグモ」については、近年、全国的に分布、生息が確認されています。

 特徴
 ■メス(成体):体長1cm前後で体色は黒く、つやがある。
 ■オス:体長5mm程度で体色は褐色、足の色は濃淡があり縞模様。

 すみか
 ■陽のよくあたる場所の地面近くの隙間やくぼみ
 ■道路側溝、プランター、エアコン室外機等の人工物の物陰、駐車場周辺
  有毒であるため咬みつき被害に注意が必要です。
  もし見つけた場合は、素手では触らないで、最寄の市町村役場、保健所等に御連絡ください。
  また、万が一セアカゴケグモと思われるクモに咬まれてしまった場合は、医療機関へその旨を速やかに相談、受診してください。

 セアカゴケグモ・ハイイロゴケグモにご注意ください!
 特定外来生物セアカゴケグモ【中国・四国版】リーフレット


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【台湾の農業委員会動物衛生研究所】狂犬病発生は2010年から


 2013/9/10現在、OIE(=The World Organisation for Animal Health:1924年1月25日に調印され発足した政府間機関。2013年現在、178ヶ国が加盟。)に報告された数は、イタチアナグマ122頭+トガリネズミ1頭+イヌ1頭の計125頭です。

 しかし、狂犬病臨床研究会公式サイトによれば、台湾の狂犬病 農業委員会動物衛生研究所は2010年から狂犬病は発生していたことを明らかにしたそうです。

 ソース元は「The China Post」。


OIE leaves date of rabies outbreak in Taiwan unchanged at May 23, '12
CNA September 8, 2013, 12:02 am TWN

TAIPEI--The World Organization for Animal Health (OIE) will continue to list the date a recent rabies outbreak emerged in Taiwan as May 23, 2012, despite being notified that the disease has actually been present in the country since 2010.

 The Council of Agriculture's Animal Health Research Institute notified the animal health body on Friday that tests done on five wild Formosan ferret-badger carcasses showed the rabies virus existing in Taiwan as early as July 2010, and suggested that the OIE change the start date of the rabies outbreak in Taiwan to July 17, 2010.

 The OIE responded, however, that no change was needed because the findings were obtained through retroactive monitoring practices and simply had to be described in the case file, Taiwan's Central Epidemic Command Center said in a statement Saturday.

 In mid-July this year, Taiwan notified the OIE that it had detected the rabies virus for the first time in more than five decades. The finding returned Taiwan to the ranks of rabies-afflicted countries after being declared rabies-free since 1961.

 As of Sept. 6, a total of 524 wild carnivores had been tested for rabies. A total of 123 animals, all of them wild Formosan ferret-badgers, were confirmed to be infected with the rabies virus, according to the center's statement.



 9月6日までの検査で、carnivores(ネコ目=食肉目)計524頭の内、123頭が陽性だったそうですから、ウイルス感染は既に相当広がっているようです。人的被害が出ないよう祈ります。
 
 9月28日には、狂犬病臨床研究会主催で「世界狂犬病デー2013 in Tokyo」が開催されます。
 狂犬病予防法成立当時は、狂犬病撲滅を悲願とする状況がありました。その頃、人々は狂犬病の怖さを知っていたのですが、半世紀以上経過した今現在、忘れかかっているように見えます。
 日本国内の狂犬病発生は、人では1956年(昭和31年)、動物では1957年(昭和32年)の猫の発生が最後です。

 狂犬病ウイルスが既に日本に入ってきている可能性は決して低くはありません。
 いつ発生が確認されても不思議はないと認識しておきましょう。
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【台湾】犬の狂犬病感染が確認されました。


 狂犬病が発生している台湾で犬の感染が確認されました。
 イタチアナグマに襲われた生後45日の子犬だそうです。
 二ヶ月齢未満の幼齢ペットは屋内飼育を徹底したほうが良いですね。

 トガリネズミ1匹の感染例も確認されていますから、猫も予防接種を受けるよう当局が呼び掛けていましたが、接種実施状況はどうでしょう?

 台湾の狂犬病感染拡大に収束の気配はありません。



台湾でイヌへの狂犬病感染を確認、予防接種の呼び掛け強まる
2013年09月11日 11:13 発信地:台北/台湾

【9月11日 AFP】台湾の保健当局は10日、イヌへの狂犬病の感染が確認されたことを受け、ペットに予防接種を受けさせるよう飼い主に改めて呼び掛けた。台湾では数十年ぶりに狂犬病が流行しており、さらなる感染拡大の阻止に向けた努力が続けられている。

 イヌへの感染が確認されたのは、南東部台東(Taitung)県にある海端(Haituan)。生後45日の子犬がイタチアナグマに襲われたあと、狂犬病の症状を見せ始めたという。

 1959年以来となる狂犬病の発生を昨年5月に確認して以来、これまでに計124匹のイタチアナグマと1匹のトガリネズミへの感染がわかっている。

 台湾は現在、フランス・パリ(Paris)に本部を置く国際獣疫事務局(World Organisation for Animal Health、OIE)によって狂犬病発生地域に指定されている。


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【公益社団法人日本動物福祉協会】平成25年度 捨て犬・捨て猫防止キャンペーン


 公益社団法人日本動物福祉協会の「捨て犬・捨て猫防止キャンペーン」。
 今年は岩手、宮城、福島の3県で実施されるそうです。

 詳しくはリンク先、福祉協会公式サイトをご覧下さい。 
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【鳥取市】保健所に収容された犬


 先週木曜日の夕方、実家近くの横断歩道で信号待ちをしていて、飼い犬を散歩中の飼主さんとご一緒しました。
 体高が柴犬の二回り高いMIXと思しき放浪犬が、飼犬にまとわりついて離れず、車の往来が激しい国道に飛び出すんじゃないかとハラハラしました。

 別れた後、気になって引き返すと、飼主さんは信号の直ぐそばに住んでらして、聞けば前日の昼頃から放浪犬は飼犬の傍を離れない。丁度、お子さんと一緒に戻ってらした息子さんにもお話して、保健所に保護して貰うよう勧めました。居なくならないよう、古いリードと首輪を出して頂き係留しようと試みたのですが、犬は警戒してかからないので、そのまま運を天に任す事に。
 翌日、放浪犬は無事に保健所に収容されました。

 今日、保健所に電話をすると、今週末まで飼主さんからの連絡を待ち、連絡が無ければ、来週辺りからホームページで新しい飼主さんを公募する予定だそうです。若干、問題行動が見られたという事で、譲渡のウエィティング・リストに登録している人達からは、今のところ希望者がいないそうで、少し様子を見てから譲渡にかけるそうです。

 行きずりのご縁のあったワンちゃんですから、私もちょっと気になっています。
 潜在的な適正譲渡先のパイは決して広くありません。
 譲渡推進はそのパイに依存し、そのパイに限定されている現実を忘れてはいけないでしょう。
 
 無理は出来ませんが、ちょっちょっと周囲に声掛けをしています。
 犬猫関係の知人達の家に空席はなく、声掛け範囲を拡大中。
 最近、会食のお誘いを頻繁に掛けてくる「ミィたん」、貴女、飼わない?(ネット見てる筈ないか)
 文武両道、おまけにピアノも音大目指した腕前で、学校でも職場でも優等生の「ミィたん」。
 あの人は一度飼い始めたら、半端なことではギブアップしないタイプです。
 彼女の辞書に「無責任」の文字はなし!
 私はちゃらんぽらんな人間ですが、共通する部分があり、何故か行き来が疎遠になっても仲良しさんのまま。お見合い話を仕掛けてみるか! 
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【環境省】7件の(改正)告示プレスリリース


 動物の愛護及び管理に関する施策を総合的に推進するための基本的な指針の一部を改正する件等の公布及び意見募集(パブリックコメント)の結果について(お知らせ)

 平成25年9月1日から施行されている7件の告示は次の通りです。
 [1]動物の愛護及び管理に関する施策を総合的に推進するための基本的な指針の一部を改正する件
 [2]家庭動物等の飼養及び保管に関する基準の一部を改正する件
 [3]展示動物の飼養及び保管に関する基準の一部を改正する件
 [4]実験動物の飼養及び保管並びに苦痛の軽減に関する基準の一部を改正する件
 [5]産業動物の飼養及び保管に関する基準の一部を改正する件
 [6]動物が自己の所有に係るものであることを明らかにするための措置についての一部を改正する件
 [7]犬及びねこの引取り並びに負傷動物等の収容に関する措置についての一部を改正する件

 併せてパブコメ結果がプレスリリースされました。
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【日弁連会長声明】福島第一原子力発電所の速やかな汚染水対策を求める


 事故直後から汚染水対策の緊急性は繰り返し言われていた。東電一社の手に負える事業でもない。何もかも分かりきった話だった。許し難い! 

日弁連公式サイトから転載。


福島第一原子力発電所の速やかな汚染水対策を求める会長声明 

去る8月20日、福島第一原発敷地内に設置された汚染水保管タンクから約300トンの高濃度汚染水が漏出する新たな事故が発生していたこと(その後、23日には、汚染水の一部が排水溝を通じて外洋まで流出していたこと、27日には、汚染水漏れが遅くとも本年7月頃から起きていた兆候があったこと)が明らかになった。このような状況を受け、8月28日、原子力規制委員会は、本件汚染水漏れに対する国際原子力事象評価尺度(INES)をレベル3(「重大な異常事象」)に引き上げることを決定した。また、8月21日には、東京電力は、2011年5月以降、海洋に流出したセシウム137は20兆ベクレル、ストロンチウムは10兆ベクレルに上ると公表し、事故後今日まで地下水を通じて汚染水が海洋に流出し続けていたことも明らかになった。さらにその後も、別の保管タンク底部から最大で毎時1、800mSvの放射線量が計測される(8月31日)など、連日のように次々と新たな事実が発覚しており、事態は極めて深刻である。

汚染水発生の主たる原因の一つは、地下水が建屋内に流れ込み、放射性物質と接触し、日々約300から400トンの新たな汚染水が発生し続けているためであり、このような事態を招いた主要な要因は、地下遮水壁の構築がなされず、地下水が施設内に流入しているところにある。地下水の流れは、事故以前から判明しており、福島第一原発事故後に、政府は、一度は、地下遮蔽壁の構築を検討することを東京電力に指示し検討させ、東京電力は、2011年6月13日付けで計画案を政府に提出し、地下水の遮水について万全の対策を講じることや原子炉建屋等の周りに遮水壁を構築するなどとする具体的な図面や計画案まで示していた。

ところが、東京電力は、対策費用が1、000億円レベルとなる可能性もあり、その場合、市場から債務超過に一歩近付いた、あるいはその方向に進んでいるとの厳しい評価を受ける可能性が大きいなどとして、これを回避するために、
2011年6月17日に中長期的対策として検討する方針を発表して、対策を先送りし、今日まで必要な対策を怠った。

これに対し、当連合会は、2011年6月23日、政府及び東京電力に対し、工事費用負担の問題にとらわれることなく、手遅れとならないうちに地下水と海洋汚染のこれ以上の拡大を防止するため、地下バウンダリ(原子炉建屋及びタービン建屋の周りに壁を構築遮水するもの)の設置を含めた抜本的対策を速やかに計画・施行することを求める会長声明を発表した。

2011年6月の時点で、速やかに遮水壁を構築するための措置が講じられていれば、今日の事態は避けられたのであり、それから2年以上もの間、政府と東京電力が海洋汚染防止のための抜本的な措置を何ら講じなかったことは誠に遺憾である。

さらに、これまで東京電力だけに汚染水対策を委ねた結果、その管理のずさんさにより、汚染水保管タンクから高濃度汚染水が漏洩するという新たな事故を原因とする地下水の汚染が発生しており、現在となっては、原子炉建屋の周囲にのみ遮水壁を構築しても、タンクなどは遮水壁の外側に位置するため、もはや汚染された地下水の海洋への流出に対する抜本的対策にはなり得ない状況にある。

政府はようやく東京電力任せの方針を転換し、8月26日に本年度予算の予備費から汚染水対策費用を拠出する方針を表明し、27日に経済産業省も2014年度予算の概算要求に、初めて汚染水対策費用を盛り込み、さらに、28日には安倍首相が政府が責任を持って取り組んでいくことを明言した。これを受けて、9月3日には原子力災害対策本部の会議において、汚染水問題について、対策の基本方針が決められた。国の予備費230億円を含めて合計470億円を投入し、原子炉建屋への地下水流入を防ぐために建屋周辺の土を凍らせる遮水壁を設置し、汚染水の放射性物質除去装置を増設することを柱とするものとなっている。

遮水壁について、設置の計画を前倒しにしたことは、事態の緊急性からも当然の措置であるが、このような措置は事故直後に実施されるべきであった。そして、前述したとおり、汚染水保管タンクや配管から高濃度汚染水が漏洩するという新たな地下水の汚染が発生しており、タンクや配管そのものを、より堅牢なものに更新しなければ、汚染水の海洋への流出を完全には止められない状況となっている。しかし、タンクや配管の更新予算は政府の対策には含まれておらず、相変わらず、東京電力任せの対応が続いており、新たな汚染が拡大する危惧はぬぐえない。国際社会もレベル3への引き上げによって、今回の事態に重大な懸念を示しており、今後の対応次第では、我が国の国際的信用を大きく失墜しかねない極めて深刻かつ重大な事態であることを、政府は深く認識するべきである。

よって、当連合会は政府に対し、可及的速やかに本件事故の収束のために、組織、人材、予算等あらゆる資源を投入して更なる抜本的な対策を講じ、国際社会と国民の不安を一刻も早く取り除くよう強く求めるものである。

                                 2013年(平成25年)9月5日
                                 日本弁護士連合会
                                 会長 山岸 憲司
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【鳥取県倉吉】「人と動物の未来センター アミティエ」、被災ペット受入れ


 3日夜、福島県三春の被災動物保護施設の犬猫10頭が、開設記念フェスティバルを間近に控えた「アミティエ」に無事到着したそうです。状態をみて、これから譲渡が始まります。これも被災地支援の一環ですね。



被災ペット新たな飼い主探し 福島→倉吉保護
読売新聞 2013年9月8日

 全国の獣医師らでつくる公益財団法人・動物臨床医学研究所(倉吉市八屋)が運営する動物愛護施設「人と動物の未来センター アミティエ」(同市下福田)が、東日本大震災で飼い主と別れた福島県内の犬や猫を保護し、新たな飼い主を探す活動を始めた。捨てられたペットを引き取り、一時的に保護する本格的な施設は県内で初めてといい、財団の山根義久理事長(70)は「放置されて人間以上に劣悪な環境での生活を強いられている犬や猫を救いたい」と話している。(野口英彦)

 東日本大震災では、飼い主が被災したり、行方が分からなくなったりして、多くのペットが放置された。特に、福島第一原発の周辺では原発事故の影響で立ち入り制限が続いているため、今も多くの動物が取り残されたままという。

 日本獣医師会長も務めた山根理事長は、震災直後の2011年4月から、十数回にわたって被災地を訪れ、福島県内で保護された犬や猫を全国各地で引き取ってもらう活動を続けてきた。8月末に同センターが完成したことを受け、鳥取県内でも受け入れを始めることにした。

 同センターは鉄骨一部2階建て延べ約330平方メートルで、同研究所が保護した野生生物のリハビリなどに使用している飼育舎の建物を修繕。大型犬用の個室や治療を行う処置室、会議室などを備える。約1万3000平方メートルの敷地には犬の遊び場となるドッグランも設けた。

 3日夜には福島県三春町の保護施設から、空路と陸路で約12時間かけて犬と猫各5匹が同センターに到着。長旅にやや疲れた様子だったが、犬は水を与えられるとうれしそうにのどを鳴らして飲み、猫は段ボール箱を改造して作った〈新居〉で丸まって居心地良さそうにしていた。

 山根理事長によると、被災したペットは揺れや物音に敏感になり、飼い主に見捨てられたと感じて人間不信となる傾向があり、今回受け入れた犬、猫も到着当初はややおびえた様子だったという。中には顔面にけがをしている犬もいるため、今後、獣医師が病気やけがを治療して新しい環境に慣れさせた上で新たな飼い主を探す。

 同センターでは、今後、飼い主を失い、保健所で殺処分を待つ犬や猫の保護にも力を入れていくといい、山根理事長は「飼い主に見放され傷ついたペットが心と体をいやす場になれば」と話している。

 21日午前11時から同センターで設立記念イベントがあり、トリミング講座や、獣医師による無料相談などがある。

 同センターでは、施設の運営を支えるサポーター会員も募集。問い合わせは同財団(0858・26・0851)


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福島県から受け入れた犬を抱く山根理事長。
「きめ細かな動物愛護活動を展開したい」と語る(倉吉市の「人と動物の未来センター アミティエ」で)


日本海記事の画像は「人と動物」から転載。
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【被ばく牛は原発事故の生き証人】汚染牧草の飼料提供を-汚染牧草の運用基準緩和を要請-


 「生きている被ばく牛を放射線影響の研究として活用すべき」、吉沢さんの「助けて下さい」という言葉、軽くない!

「希望の牧場」公式サイトから。
 被ばく牛の飼料確保へ 代表吉沢らが農水大臣に汚染牧草の運用基準緩和を要請

「みんなの党」公式サイトから。
 避難指示区域内の被曝牛への支援に関する要請書



「汚染牧草 被ばく牛に」 浪江の牧場主ら 農水相に要請書
2013年9月6日 東京新聞夕刊

 東京電力福島第一原発から二十キロ圏内で被ばくした牛を飼う畜産農家らが放射能汚染された牧草などを入手できず、牛の飼料に困っている問題で、農家の代表者らが六日、林芳正農林水産相に、焼却処分される汚染牧草を提供するよう要請書を提出した。

 農家らは「被ばくした牛は原発事故の生き証人。簡単に命を奪うわけにはいかない」と、国が求める殺処分を断ってきた。要請書によると、農家らは収入が途絶え、汚染牧草をもらって飼料に使っていた。しかし、国の焼却処分の方針で入手困難になり、次の冬を越せないほどの窮状に陥った。

 打開するため、焼却処分に向けて自治体などが保管している汚染牧草の提供や、運搬費用を東電に請求できるようにすることを要望。野生化した牛を殺さず、保護することも訴えた。また、国が被ばく牛の研究を強く支援することも求めている。

 要請書を渡した福島県浪江町の「希望の牧場・ふくしま」の吉沢正巳代表(59)は「このままでは牛が餓死する。助けてほしい」と語っている。



APF通信社 木野村匡謙氏のツイッターから
面会終了後。左から中西議員、福本先生*、「希望の牧場」吉沢正巳さん、渡辺代表。
(*今年7月に日本病理学賞を受賞された東北大学加齢医学研究所の福本教授)
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【環境省】ミドリガメ 特定外来生物への指定検討


 なんか、この国は対応が遅いよね、
 「対応出来ない状況」になってから、やっと腰を上げるというか・・



ミドリガメ 特定外来生物への指定検討
NHK 9月5日 15時45分

 「ミドリガメ」と呼ばれ、ペットとして親しまれている外来種の亀について、環境省などは各地で大繁殖し、国内の生態系を脅かしているとして、輸入や飼育を禁止する「特定外来生物」への指定を検討するとした行動計画の素案をまとめました。

 外来種による国内の生態系への影響が深刻になっていることを受けて、環境省や農林水産省などは、被害を防ぐための行動計画を初めて策定することにしていて、5日、東京都内で開かれた専門家を交えた会議で素案が示されました。
 素案では「ミドリガメ」と呼ばれ、多くの家庭で飼育されている北アメリカ原産の「ミシシッピアカミミガメ」について、各地の川や池で大繁殖し、国内の生態系を脅かしているとして、環境省が「特定外来生物」への指定を検討することが盛り込まれました。

 また、指定の影響で飼育されているカメが大量に捨てられることがないよう対策を取ったうえで、まずは輸入の禁止を先行させるなど、段階的な規制の導入を検討するとしています。
一方、「特定外来生物」の多くは国が分布状況を十分に把握できていないことから、オーストラリア原産の「セアカゴケグモ」など主要なものについては、最新の分布状況を把握して、インターネットで公開することも盛り込まれました。

 国は今年度中に行動計画を取りまとめることにしています。


ミドリガメ:特定外来生物に 環境省が指定検討
毎日新聞 2013年09月06日 01時22分

 環境省は5日、ミドリガメの名で知られる外来種のミシシッピアカミミガメについて、外来生物法で輸入や飼育が原則禁止される特定外来生物への指定を検討する方針を明らかにした。

 規制の時期や具体的な方法については今後議論する。国内の飼育数が多く影響が大きいため、指定後に輸入を先行して規制することなども検討する。

 ミドリガメはペットショップで広く販売されており、大きくなって持て余した飼い主が川や池に捨てて繁殖。生態系への影響や農業被害が問題になっている。近年は1年間に約20万匹が輸入されているとみられる。(共同)

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第二種動物取扱業の届出開始


 第二種動物取扱業の届出が始まっています。今まで無届で運営していた方は改正法に準拠して、届出を済ませましょう。猶予期間は10月末までの二ヶ月間が設定されているようです。

 参照:第一種動物取扱業者と第二種動物取扱業者の基準比較
     
 「第二種動物取扱業」で検索すると、各自治体ホームページがヒットしてきます。神奈川県川崎市ではリーフレットを作成し、尼崎市は説明会を実施しています。
 ・川崎市 第二種動物取扱業のリーフレット
 ・尼崎市「第二種動物取扱業説明会」(8/27終了)

 鳥取県公式サイト「動物愛護」には未だ掲載がありませんが、法改正に伴い県条例も改正され、動物愛護管理員の権限に第2種動物取扱業者の事業所等への立入調査権限が加えられています。

 暫くは届出状況を見守りましょう。
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国際シンポジウム「東日本大震災が動物にもたらした影響を考える」を終えて:共同声明


 去る平成25年8月24日・25日に実施された国際シンポジウム、「東日本大震災が動物にもたらした影響を考える」の総括がプレスリリースされました。

 動物との共生を考える連絡会 (日本)&HSI (米国)の共同声明を転載します。


日本は動物の災害対策を改善すべき
動物福祉団体が、
日本における動物の災害対策のさらなる改善を求め、声を上げる
福島原発事故後、動物行政の対応不十分 


東京 (2013年9月4日) - ヒューメイン・ソサイエティー・インターナショナル(Humane Society International, HSI) が作成を依頼した新たな調査報告書により、東日本大震災及び福島原発事故後のコンパニオン・アニマル及び農業動物の救護における複数の問題点が示されました。調査報告書は、伊藤伸彦教授の指揮下の元、北里大学の調査チームにより作成されました。

 2011年3月の出来事はあらゆる面で未曾有の災害でありましたが、被害にあった原発周辺の警戒区域から同行避難できたコンパニオン・アニマルは、比較的少数であったことが調査報告書により明らかになりました。救護または安楽死された農業動物の数はさらに少なく、ほとんどが餓死したことも明らかになりました。このような状況下における動物への対応やその管理を改善する必要があります。

 本調査報告書は、原発事故が動物に及ぼす影響を検討したものとしては初めての公表文献であるとみられており、動物における放射能の影響を検討し、原発事故後の動物救護の対応に関するアプローチの提言をしています。
調査報告書は、満員の会場において開催された、2日間にわたる動物の災害対策に関するシンポジウムにおいて公表され、動物福祉団体が、日本の動物行政に対して改善を求める声を上げました。シンポジウムはHSIと動物との共生を考える連絡会による共催で開催され、研究者、政策立案者、そして動物保護団体の関係者が一堂に会する機会となりました。

 HSIの会長であるアンドリュー・ローワン氏によると、「ハリケーン・カトリーナで学んだ教訓を活かすために、米国政府は、緊急事態管理行政に対して、災害時にペットや補助動物と暮らしている個人のニーズを考慮することを義務付けました。日本の行政にも、同様のアクションを起こすことを求めます。福島の原発事故においても、ハリケーン・カトリーナにおいても、多くの動物が甚大な被害を受けました。日本の行政は、同行避難を奨励するだけでなく、これを支援し、取り残された動物に関しては人道的な対応ができるような選択肢を取れるように、このような法令を作るべきであると考えます。」

 動物との共生を考える連絡会代表青木貢一氏によると、「ペットの救護活動は、その飼い主の健康を守り、ストレスの軽減となります。日本の行政は、緊急災害時の同行避難の仕組み作りに取り組んでいますが、動物との共生を考える連絡会は引き続き、これに協力いたします。加えて、農場動物の救護と農業を守るための仕組みづくりや、災害時に放逐された家畜の野生化問題、環境激変による野生動物の増殖への対策、責任の所在が明確でない学校飼育動物や展示動物への対策も急務です。」

調査報告書の主な所見:

 事故後、自宅への帰還が制限されるような原発事故の際、同行避難が許可されるべきであった。福島原発事故の際、同行避難ができ避難者は、0.3%であったと推測されている。
 取り残されたコンパニオン・アニマルの放射能汚染は、想定されていた程重篤ではなかった。ほとんどの動物に関しては洗浄により汚染除去することができた。
 農業動物に関する災害後の人道的な管理手順が策定されるべきである。
 学校飼育動物、動物園及びその他の施設において飼養されている動物について、避難もしくは飼養管理等の対応手順が策定されるべきである。

 下記の問い合わせ先から、調査報告書の要旨(英語版・日本語版)を入手していただくことができます。調査報告書(英語版のみ)もご請求できます。

 問い合わせ先:
  HSI (米国): Rebecca Basu, +1 (240-753-4875), rbasu@humanesociety.org
  動物との共生を考える連絡会 (日本): 佐々木靖幸, (042)-623-8797, info@dokyoren.com

 ヒューメイン・ソサイエティー・インターナショナル(Humane Society International, HSI) 及びそのパートナー団体は、世界最大級の動物保護団体です。HSI は20年近くにわたり、科学、アドボカシ―、教育及び実践プログラムを通して全ての動物の保護に取り組んできました。「世界中の動物に畏敬の念を示し、動物虐待に立ち向かう」ホームページ

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September 4, 2013
Japan Must Improve Disaster Planning for Animals
Animal protection authorities failed animals following Fukushima nuclear accident
Humane Society International

TOKYO—A new report commissioned by Humane Society International details numerous failures to rescue companion and farm animals in the wake of the East Japan Great Earthquake and Fukushima nuclear accident. A research team from Kitasato University, under the direction of Professor Nobuhiko Ito, produced the report.

 While the events in March 2011 were in many ways unprecedented, the report concludes that relatively few of the companion animals in the exclusion zone around the damaged reactors were evacuated with their owners or rescued. Far fewer farm animals were rescued or euthanized, and most starved to death. Changes must be made in how animals are managed and treated in such situations.

 The report is believed to be the first publication to examine the impacts of a nuclear accident on animals. It also explores the extent of the radiation impact on animals and suggests approaches for handling animal rescue efforts following nuclear accidents.

 During a packed, two-day conference, at which the report was released, animal welfare groups called on Japanese authorities to improve legislative and other efforts to include animals in disaster planning. The conference, hosted by HSI and Japanese Coalition for Animal Welfare, brought together researchers, policymakers and animal advocates.

 Andrew Rowan, CEO and president of HSI, said: “In assessing the lessons learned after Hurricane Katrina in the United States, the U.S. government began requiring emergency management officials to take into account the needs of individuals with pets and service animals during disasters. We call on Japan to take similar action. Animals suffered tremendously after the Fukushima nuclear accident as they did in the devastation wrought by Katrina. Japanese authorities should enact similar legislation to not only encourage but also support owners who wish to take their animals with them and to authorize humane management options for those animals left behind.”

 Koichi Aoki, the representative of JCAW, said: “The rescue of pets during a disaster protects the health of owners and alleviates stress. As the government is working on creating a system for people to evacuate with their pets during a disaster, JCAW will continue to provide input. In addition, there is an urgent need to develop a system for the rescue of farm animals and the protection of agriculture. There is also a need to address the issue of feral farm animals that were released after the Fukushima disaster, the increase of wildlife due to changes in the environment, and the management of animals who have no clearly defined owners, such as those from schools or used for exhibitions.”

Key conclusions from the report:


・Animals should have been permitted to leave with their owners during the onset of the nuclear accident in which return to homes would be restricted following the disaster. An estimated 0.3 percent of evacuees evacuated with their pets following the Fukushima accident.
・The contamination of companion animals left behind was not as severe as expected. Most animals could be decontaminated simply by washing.
・Humane management procedures must be developed for farm animals following a disaster.
・Processes for either evacuating or caring for animals kept in schools, zoos and other institutions following a disaster must be developed.

 A summary of the report in English or Japanese is available from the media contacts listed below. A copy of the full report in English is also available.

 Media Contact:
 HSI (United States): Rebecca Basu, +1 (240-753-4875), rbasu@humanesociety.org

 Humane Society International and its partner organizations together constitute one of the world's largest animal protection organizations. For nearly 20 years, HSI has been working for the protection of all animals through the use of science, advocacy, education and hands-on programs. Celebrating animals and confronting cruelty worldwide—on the Web at hsi.org.
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