【どうぶつ基金・佐上邦久(原告) vs. 鳥の広場】控訴審

 今日、大阪高等裁判所から連絡があり、控訴審第一回期日日程を打ち合わせました。
 12月中旬の予定です。
 事務官にもその時にならないと分からないそうですが、裁判官が原告被告双方に話を聞く事があるという事で、行ける限り行きたいですね。テツコちゃんの健康状態にちょっと懸念するところがあり、確実に行けるよう、取敢えずペット・ドッグを受けさせ支障が起きないよう調整する予定です。
 来週にも佐上の控訴理由書と裁判所の連絡票が届きます。控訴理由書は受取り次第、掲載します。
 軽微な事件なので、控訴理由書と答弁書で決まってしまう事が多いそうで、今年度中には判決が出るでしょう。
関連記事
スポンサーサイト

【宮城県白石市】汚染牧草を「希望の牧場」へ飼料提供ー自治体の適正な判断力ー

  『山が動いた、、』@希望の牧場ツイッター

 希望の牧場スタッフの地道で堅実な努力が実った\(^o^)/
 希望を捨てず、決して諦めなかった関係者の皆さんが道を開いた(*^_^*)
 どんだけ大変だったか!
 傍から見ていても長く険しい道のりでした。
 おめでとうございます♡

 農家の皆様、白石市役所の皆様、有難うございました(^-^)/



<汚染牧草>処理めど立たず「希望の牧場」に
河北新聞 2015年10月30日

 宮城県白石市は29日、東京電力福島第1原発事故の放射性物質を含む牧草を福島県で被ばくした牛を飼う「希望の牧場・ふくしま」(浪江町、南相馬市)に運ぶ事業を始めた。市側は大量の汚染牧草を保管する畜産農家の負担を取り除き、牧場側も常に不足する飼料を確保できる利点がある。

 白石市内の畜産農家には、国の基準値(1キログラム当たり100ベクレル)を超え、飼料として使えない牧草ロールが約1100個(1個300~500キロ)ある。保管の長期化でラッピングの損傷が激しいため、廃棄物保管専用袋に詰め替え、大型トラックで約70キロ離れた希望の牧場に運搬する。11月中に終える予定で、事業費は約1400万円

 市は当初、牧草ロールを3カ所の仮置き場に集約する事業を計画し、9月定例議会で関連予算が成立した。一方、希望の牧場から牧草の提供を求められた農家の情報を得て、牧場と協議して方針を変更した。
 仙南で広域処理するめどが立たない上、仮置き場に保管していずれ焼却するとしても費用がさらに膨らむ背景もある。市幹部は「われわれは困っている畜産農家の代弁者。互いの課題も一気に解決できる」と説明する。

 希望の牧場で飼育されている牛は300頭以上。食用出荷はできないため、募金や書籍販売の収益で餌代などを賄っている。一般市民に原発事故のありさまを伝えるとともに、大学の研究者も調査に訪れる。
 代表の吉沢正巳さん(61)は「国の方針とは合わないかもしれないが、合理的な処理方法だ」と指摘。「被ばくしたからと言って命を粗末に扱い、見捨ててはいけない。原発事故の生きた証しとして、寿命まで世話したい」と話し、他にも協力を呼び掛ける。



希望の牧場公式サイト
【2015年10月30日】代表声明 10.30
 
希望の牧場は、大震災・原発爆発事故以降、5年近くに及び、警戒区域において、330頭の被ばく牛の命を、国・農水省・福島県の餓死、殺処分という悲惨な扱いのなかで抵抗を続け、生かしてきました

 希望の牧場の毎日の仕事は、とにかく、いかに330頭の牛たちの餌を必死になって集め運び、そして与えること、これに尽きます。経済動物であった黒毛和牛はいまや、原発事故の被ばく影響研究調査の貴重な生きた証拠に変わっています

 昨日から、宮城県白石市より、被ばくした汚染牧草ロールの餌としての希望の牧場への搬入が、市の費用負担によって、始まりました。希望の牧場がずっと主張してきた通りに、汚染牧草ロールは、出来もしない国・環境省による、宮城県加美町における焼却処分ではなく、被ばく牛の餌として、有効に活用する道がようやく開けたのです

 白石市の方針を大歓迎します
 岩手県、宮城県、栃木県、福島県の汚染牧草ロールの保管処理に大変苦労している現場自治体のみなさん、今回の白石市の決断に続いて、希望の牧場への汚染牧草ロールの搬入をお願いします


 福島原発事故を忘れ、風化させないために、被ばく牛の存在と生かす意味を知ってもらために、
 希望の牧場は、牛の寿命が尽きるまで、汚染牧草の被ばく牛の餌としての活用を呼びかけます

         2015年10月30日
         一般社団法人希望の牧場・ふくしま代表 吉沢正己




参照:
2015年07月20日 河北新報】<汚染牧草>被ばく牛の命綱に

 栗原市などで発生した汚染牧草の一部は福島県内に運ばれ、被ばくした牛の飼料として活用されている。
 南相馬市、浪江町にまたがる「希望の牧場」。東京電力福島第1原発事故の影響で食用出荷はできないものの、募金や書籍販売の収益で和牛約330頭を飼育している。
 牧場は2012年ごろ、宮城、栃木両県から広域的に飼料集めを始めた。牧場の吉沢正巳代表(61)は「栗原からは5000個程度のロールを運んだ。牛の窮状を知った農家が提供してくれている」と話す。
 1キロ当たり100ベクレル超の放射性セシウムを含む汚染牧草は本来、飼料に活用できない。国は焼却を目指すが、灰処理のめどが立たず農家による保管が続く。
 牧場周辺には、被ばく牛を飼うことによる環境への影響を懸念する声もある。吉沢さんは「牛は被ばくの実情を探る研究材料になる。岩手などにも飼料の供給先を開拓し、あと5年は牧場を運営したい」と理解を求める。


関連記事

【メグちゃんの所有権を巡る裁判】64,537筆の署名集まる

 有坂氏FBが更新されました。
 ・2015/10/28 〜めぐの署名にご協力ありがとうございました〜

 それによると、集まった嘆願書は64,537筆(2007通)に達したそうです。
 約40日間でこれだけの署名が集まった例を、私は他に知りません。
 要因として、訴訟に至る経緯が多くの市民の問題意識に訴えたこと、有坂さんの好感度が高かったことがあったと思われます。有坂さんが私心なくメグちゃんの幸せを願って、訴えられるリスクを敢えて引き受けたこと、終始、相手方のプライバシーに対する配慮を欠かさず、「メグちゃん事件」の情報発信が過不足なくバランスがとれ、良識的であった事等が考えられます。

 以下、転載します。


裁判は、東京簡易裁判所にて今年の4月から始まっており、数回の期日を経ております。
そして、私も当初より弁護士を立てております。

先日の期日では、私の気持ち、考えを裁判官へ直接お話する機会を設けて頂きました。
今後はこれまでの簡易裁判所での審議ではなく、地方裁判所にて審議されていく事が決定し、判決まではまだ時間を要する事となりました。

 今後益々、慎重な裁判になっていく事が予想されます。弁護士と相談した結果、こういった形で、私がFacebookに記事を投稿する事は、今後差し控えさせて頂く事となりました。裁判の結果を出来るだけお伝え出来る様にしたいとは思いますが、必ずの約束は出来ません事をご了承くださいませ。
 応援してくださる方や、励まし、ご協力くださる方がいらっしゃる一方で、私への誹謗中傷が増えてきた事も事実であり、これ以上の記事の投稿は控えるべきと判断せざるを得ませんでした。


 また、事件番号や今後の傍聴可能な期日についても、私から第三者の方へお伝えする事は原告の実名や住所、プライバシーを開示する事にもなり、トラブルとなる恐れがあります為、差し控えさせて頂きたく存じます。
 ご心配頂いております皆様へは、大変申し訳なく、心苦しい所ではありますが、裁判中である為なお一層、慎重な行動が必要であります事をご理解頂けますと幸いです。


 私事ではありますが、現在私は妊娠中で出産を控えております。
上記の事をご考慮頂き、私の知人や関係者への問い合わせ等も、お控えくださいます様重ねてお願い申し上げます。

 初めは、めぐが遺棄されていた所を目撃した方を捜す目的で、Facebookに記事を投稿しました。28,000件を越えるシェアと、他SNSやブログでも拡散して頂いたお陰で、数名の目撃者の方と繋がる事が出来、そして皆様に背中を押して頂く形で、嘆願書・署名を集めさせて頂く事となりました。

 今回の裁判がめぐ(犬)が法律上、物であるという事が論点で、所有権を争うような内容である為に、皆様からこれをキッカケに(判例として)法律が変わって欲しいとのご意見を沢山頂きました。私も、本当に本当にそう思います。今回の件に、64,537名の方がご賛同頂き、ご署名くださった事実が、皆様の想いを、気持ちを物語っています。

 めぐだけではなく、現在の日本では法律上犬が物として扱われており、先進国として恥ずかしく思います。
 毎日どこかで、人間の身勝手によって犬や猫の命が失われています。こんな非情な現実は、続いてはいけません。

 私は皆様に応援して頂き、励まして頂き、ご協力頂きました。
 めぐの件は、裁判ですから、勝訴のお約束は出来ませんし、私も分かりません。
 ですが、私は今後、皆様に頂いた気持ちを、世の中へ恩返ししていきたいと思っています。
 めぐの事がどうなったとしても、小さな命を守る為に、日々一つでも、少しでも力になっていきたいと考えています。
 どうかどうか、人間の身勝手で失われる命が一日でも早くなくなりますように願ってやみません。

 今回、嘆願書にご協力頂き、ご署名くださった皆様、貴重であたたかいお気持ちを、本当にありがとうございました。心から感謝申し上げます。皆様からのお気持ちを胸一杯に受け止め、めぐにとって最良の結果となるよう、私も家族も最善を尽くしていきたいと思っております。
 本当にありがとうございました。

 最後に、多数のお友達申請やメッセージを頂いておりますが、承認や返信の出来ない状況です。どうぞご理解くださいます様、お願い申し上げます。
                                2015年10月28日  有坂 香菜



 この裁判は、原告(個人)の方のプラバシーが絡んでくるため、不必要に事件を露出するのは慎むべきだろうと思われます。
 六万五千を越す署名を寄せ”プチ偉業”を達成された方々におかれましては、後は静かに判決を待ち範を示してこそ、スマートな署名運動だったと記憶に残ることとなりましょう *^-^。 いやー大したものです、この署名数は!感服しました。

 結果が出るのは1年~1年半後です。皆様と共に、私もメグちゃんにとって最良の判決となる事を祈念しています。
関連記事

「暴力の連鎖:人間に対する暴力と動物虐待の関連性」(2014年実施)

 参照のこと!
 暴力の連鎖:人間に対する暴力と動物虐待の関連性
関連記事

【郷原信郎著「告発の正義」】告発をする時に考えたいこと

 郷原信郎著「告発の正義」は、告発とはなにか?と、改めて考え直すきっかけになります。

 私もサイトで複数の告発をしています。名誉毀損で告訴もされました。最近は、不起訴を勝ち取ればいいという受身な対応から、積極的な逆告訴へと対応を変えています。私の事件は世間の片隅でしょっちゅう起きている類の微細な事件ですが、告発を適正にしていく上で参考にしたい一冊です。

 本書の目次:
 第1章 「社会的事象としての告発」をめぐる構図
 (「告発」をめぐる状況変化と「ホイッスルブローワー」/ 雪印食品牛肉偽装事件におけるホイッスルブローワー ほか)
 第2章 「法律上の告発」の諸相
 (刑事訴訟法における告発に関する規定/ 「告発の正義」と「検察の正義」 ほか)
 第3章 「告発の正義」と「検察の正義」―対立の系譜
 (石油カルテル事件と検事総長の批判/ 「検察の正義」が公取委「告発の正義」に完全敗北 ほか)
 第4章 激変する「告発の正義」と「検察の正義」の関係(小沢公判で表面化した検審起訴議決への誘導/ 「検察の正義」さえ覆そうとする画策 ほか)
 第5章 美濃加茂市長事件における「告発の正義」(岐阜県美濃加茂市長の「事件」/ 現金授受を全面否認する市長に有力な裏付け ほか)

 また、インターネット上では様々な誹謗中傷や告発、バッシングが錯綜しています。
 告発と似非告発(単なる歪んだ悪意の産物)の見分け方はニーチェが参考になるでしょう(ー_ーゞ
 作家の平野 啓一郎氏のFBから転載します。

 ニーチェが批判する時の四箇条(『この人を見よ』手塚富雄訳)

「第一に、わたしは勝ち誇っているような事柄だけを攻撃する。」
「第二に、わたしはわたしの同盟者が見つかりそうもない事柄、
わたしが孤立し、わたしだけが危険にさらされるであろうような事柄だけを攻撃する。
わたしは、わたしを危険にさらさないような攻撃は、公の場において一度として行ったことがない。
これが、行動の正しさを判定するわたしの基準である。」
「第三に、わたしは決して個人を攻撃しない、個人をただ強力な拡大鏡のように利用するばかりである。」
「第四に、わたしは、個人的な不和の影などはいっさい帯びず、
いやな目にあったというような背後の因果関係がまったくない、そういう対象だけを攻撃する。」

関連記事

動物遺棄のニュース 2015/10/25

猫25匹飼いきれず、動物病院に捨てる
2015年10月23日

 千葉県市原市姉崎の動物病院敷地内に猫25匹が放置されていた問題で、千葉県警市原署が同市、会社員の男(48)を動物愛護法違反(愛護動物の遺棄)の疑いで千葉区検に書類送検したことが22日、わかった。

 送検は20日。

 同署によると、男は自宅で飼っていた猫25匹を三つのケージに分けて入れ、9月27日午前5時頃、動物病院に捨てた疑い。

 動物病院からの届け出を受け、同署が飼い主を捜していたところ、同月30日、男が同署に名乗り出た。調べに対し「周囲の住人から臭いの苦情もあり、動物病院に置けば何とかしてくれると思った」などと話しているという。猫は今月5日までに、25匹すべての引き取り手が見つかった。



 ”警察は遺棄犯人をよく見つけたね”と思っていたら、犯人は”自首”していたのですね。
 中々正直で宜しいが・・・(`-´メ)
 どこの動物病院も毎年のように被害を受けていますからね。
 鳥取市の某動物病院は、朝、開院したら、道路の街路樹に仔猫満載のビニール袋がぶら下がっていたそうです(≧ヘ≦ )
 その先生、ちょっと多頭飼育の傾向があって、もう数十匹飼ってます。
 「誉められた話じゃありません!」と言ってやった ( ̄^ ̄ )

 今回は全頭に貰い手がみつかったようですが、「2014/12/12 環境省通知「愛護動物の遺棄の考え方について」の補足説明3、
  『なお、仮に第三者による保護が期待される場所に離隔された場合であっても、必ずしも第三者に保護されるとは限らないことから、離隔された場所が上記の例のような状況の場合、生命・身体に対する危険に直面するおそれがあると考えられる』に該当します。立派に遺棄罪成立です。

 現在係争中の「メグちゃんの所有権を巡る裁判」も、有坂さんを訴えた元の飼主の「遺棄罪」が認定されるかどうかが、争点になると思います。裁判所は良識をもって、遺棄を認定して下さい。
関連記事

ペットの繁殖業者に繁殖回数制限ー母体保護ー

犬の繁殖回数制限へ=悪質ブリーダー排除―環境省
時事通信 10月25日

 環境省は24日、子犬をペットとして販売するブリーダーに対し、親犬への過度な負担を避けるため、年間の繁殖回数を制限する方向で調整に入った。
 商業目的で子犬が劣悪な環境で育てられるのを防ぐとともに、利益のため親犬に何度も子犬を産ませる悪質業者の排除につなげる。新たな規制を議論する有識者検討会を年度内にも立ち上げる。
 動物愛護法に基づいて新たに設ける規制は、ブリーダーやペットショップなどを対象とする。母体保護の観点から繁殖回数の他、犬や猫1頭当たりの飼育ケージの広さについても具体的な指標を設ける考えだ。

 ブリーダーやペットショップをめぐっては、狭いケージでたくさんの動物を飼育するなど悪質な業者が後を絶たない。現行は「動物が自然な姿勢で立ち上がるなど十分な空間」「職員数を踏まえ必要に応じ繁殖を制限」といった規制にとどまり、自治体から「数値基準を設けるなど、より明確にした方が業者を指導しやすい」と指摘されていた。
 同省は検討会開催に併せ、過去の悪質なケースや、業者に指導する上での課題などについて、自治体にヒアリング調査を行い、業者の実態把握に乗り出す。



 平成11年の動物愛護と管理法の大改正から16年、最初の十年くらいは本当にじれったい思いがありましたが、着実に道筋がついていくのが実感されるニュースです。
 まったく信用出来ない”環境省の統計((≡^∇^≡))”も、法整備の進展に連動して、実態に近いものになっていくでしょう。
 「「犬猫等販売業者定期報告届出書(2013年9月施行)」集計による、販売実態の実数調査」によれば、『販売または無償譲渡が61万7009匹(内、猫は13万3554匹)』。
 この頭数は多過ぎます。繁殖回数制限によって、確実に業界全体の生産頭数減が期待されます。

関連記事

「第二種動物取扱業者が遵守すべき動物の管理の方法等の細目」

 動物保護団体の規定は「第二種動物取扱業者が遵守すべき動物の管理の方法等の細目(平成25年4月25日環境省告示第47号)」に準拠します。

 細目に違反する常態であれば、その団体はサポートに値しないと思えば良い。

関連記事

猫の老衰死

 2015/9/20 NHKスペシャル「老衰死 穏やかな最期を迎えるには」 の続きです。

 こちらのサイトに番組の内容が一部掲載されていました。
 ・NHKニュース おはよう日本「老衰死 穏やかな最期とは

 番組は幾つかの疑問に応えてくれました。
 詳しく知りたければ、あとは文献や本を読めばいい。

 人も猫も観察による老衰の過程には共通点がありました。
 ・カロリー摂取量に変化はないのに、体重が減少していく。
  食事が体重維持に結びつかないと、生命維持が難しくなる。
 ・食べなくなると『最終章(芦花ホーム 石飛幸三医師:平均1週間くらい)』

 その時、体に何が起きているのか?
 老衰のメカニズム(ジョンズホプキンス大学のニール・フェダーコ教授):
 細胞の減少が臓器の萎縮を引き起こす。細胞が消滅した部分が確認されている。
 (細胞が老化すると分裂を止める。
  小腸にあるじゅう毛は栄養素を体内に取り込む役割を果たしている。
  じゅう毛や腸内の筋肉が萎縮すると、栄養素をうまく吸収することができなくなる。)
  腸内の細胞減少が→体重の減少→食事機能の停止になっていく。

 そういう研究結果や調査結果を反映し、2012年、日本老年医学会は11年ぶりに立場表明を改定し、高齢者の終末期医療のあり方について、経管栄養は慎重に検討されるべきで、治療の差し控えや治療からの撤退も考慮すべきとしています。
 番組では老衰の場合、経管栄養してもしなくても、患者の存命率に差異はなかったと言っていました。

 参照:
 ・高齢者ケアの意思決定プロセスに関するガイドライン 人工的水分・栄養補給の導入を中心として(平成24年6月27日)
 ・「高齢者の終末期の医療およびケア」に関する日本老年医学会の「立場表明」2012
 『胃瘻造設を含む経管栄養や、気管切開、人工呼吸器装着などの適応は、慎重に検討されるべきである。すなわち、何らか
の治療が、患者本人の尊厳を損なったり苦痛を増大させたりする可能性があるときには、治療の差し控えや治療からの撤退も選択肢として考慮する必要がある。(2ページ目)』

 気になる死の痛みや苦しみについては、脳細胞も減少によって萎縮しているので、不快感や痛みを感じる機能も低下しているので、それほど心配する必要はないようです。
 福豆さんが階段を滑り落ちた時、平然としていたのは、こういう事と関係あるようですね。

 老化と炎症は密接な関係があるそうで、、インフラ メイジング(inflamm-aging=炎症inflammationと老化aging)という造語まであるそうです。老化と炎症が一番興味深いところです。福豆さんも晩年、外耳炎が耳血腫にまで悪化しました。

 京都大学「免疫老化のメカニズムを解明しました」によると、
 『今回の研究で本研究グループは、PD-1というマーカーによって若齢時には存在しないが加齢に伴って増加する全く新しいTリンパ球集団の同定に成功した。
 通常Tリンパ球は病原体などの外来抗原に反応して増殖し、リンフォカインと呼ばれる多様な生理活性因子を産生して、抗体産生、キラー細胞誘導、炎症反応などの免疫反応を起こす。
 しかしこのPD-1陽性Tリンパ球集団はそのような獲得免疫応答能を完全に欠質し、かわりにマクロファージなどの自然免疫系の細胞が作るオステオポンチンという強力な炎症性サイトカインを大量に産生することがわかった。
 (中略)
 つまり免疫老化は、これまで考えられてきたようなTリンパ球集団の全体的な機能劣化によるものではなく、PD-1陽性Tリンパ球の割合の増加によってもたらされると考えられる。

 番組では、この炎症性サイトカインが周囲の細胞を次々に壊して細胞が減少し、組織の萎縮を引き起こすように説明していました。「老衰」が自然の摂理で、死に至る自然なメカニズムであると納得する助けになりました。
 もっと早くに、「老衰死」について勉強しとけばよかったですね。

 食べて排泄もちゃんと出来る福豆さんが、ある時期から恐ろしいほど痩せていくのを見て、私は怖かった。苦痛もないように見える福豆さんが平常心で最後の時間を生きているのに、私はちゃんと歩調を合わせられませんでした。「年だから」というのは何の説明にもならないと思っていました。食べたものが身になりさえすればと、抗いようのない事に抗う気持ちがどこかにあった。それ、いらないものでした。
 それが心残りです。 
 福豆さんに心残りはなかったと思います (^^)
関連記事

【武田弥生@全ての生命を尊ぶ会】裁判笑い話

 武田(旧姓井上)は「全ての生命を尊ぶ会」の動物虐待を告発した女性2名を名誉毀損で提訴し、現在、係争中であるが、被告代理人の方針により裁判資料は公開されていない。私も見せて貰っていないし、詳しい話は聞いていないが、漸く本人尋問の日程が決まったそうで、裁判もそろそろ終盤である。

 書面が交わされてきたのだが、武田の書面を代理人経由で受取る被告は一瞬、笑いだし、いや笑っていいのか、怒るべきなのかと奇妙な違和感に包まれている。常識人には裁判は真面目なものという認識があるが、武田が悪筆で書面が読みづらい上に、内容が目茶目茶なので、被告は真面目に取組もうとしても脱力してしまうらしい。

 武田は主張ばかりでいっかな事実関係を立証しないばかりか、裁判の進行状況が理解出来ないらしい。
 先回、武田は”私は中学3年の主要教科オール4だった。頭の出来が違う。悔しかったら通知表見せてみろ”と答弁してきたそうで、私は第三者だからコロコロと笑い転げて「それ、傑作!」とオモロイネタに喜んだが、こんな道化裁判に付き合わされる当事者はかなわんだろうなぁと同情もする。

 杉本@「詐欺師との戦い」も提訴告訴を生きがいにしていたが、いざ裁判となると維持出来なくなり敗訴している。裁判開始後、裁判官から一体、何をもって名誉毀損というのか、明確にしなさいと度々注意されていたらしい。
 自ら好んで裁判を起こし、そこで道化を演じる人々が、ごくごく少数ではあるが存在する。
 芸のある道化じゃないから、訴えられた相手方はやはり大迷惑には違いない。とられる時間が惜しい。 
 唯一の対抗手段は不当提訴で反訴して、損害賠償請求をすることかもしらんですね。 (≧∇≦)
 
関連記事

【武田弥生@全ての生命を尊ぶ会】所在をくらます弥生ちゃん┐('д')┌

 妄想力に見放されたか?弥生ちゃん。
 大気汚染をブログ発信し始めた頃から、追い詰められた様子がありありとしていましたが、再婚後直ぐに婚家先を飛び出し、娘宅や武田所有の家に戻るなど転々とした挙句、現在は兵庫県某所にお住まいだそうです。助けてくれる人がいたのでしょうか?
 大気汚染を口実にしていますが、精神的なものじゃないんですか?

 それはどうでも宜しいが、私の知る限り、武田は2件の刑事事件(告訴人として、また被告訴人として)と民事訴訟(原告として)を抱えています。裁判所と検察に居住住所を知らせるのは義務ですよー 笑い。

 2015年10月21日「ブログ掲載の連絡

 こんな無責任で不安定な多頭飼育者に対しては、自称保護活動の停止を指導すべきです。
関連記事

"恨みを買うのも仕事のうち"?脅迫事件

 一般に私達は、司法関係者(検察、裁判所、弁護士等)は、反社勢力や、わけのわからぬ言動のチンピラ達からより良く守られていると思い込んでいる。犯罪を摘発し刑を宣告する司法関係者が脅迫に晒されては困るではないか?犯罪者の逆恨みが弁護士に向かうようでも社会制度の秩序が保たれない。で、なんとなく私たちは、司法関係者は犯罪者から特別に守られていると思いがちだが、先日、こんな報道があった。



判決直後、検察官に「殺す」=脅迫容疑で男逮捕―滋賀県警
2015/04/13 時事通信

 法廷で実刑判決を受けた直後、検察官を「7年後殺す」などと脅したとして、滋賀県警大津署は13日、脅迫容疑で大津市本丸町、無職西村満容疑者(37)を逮捕した。「知らん」と容疑を否認している。
 逮捕容疑は3月17日午前10時ごろ、大津地裁で、強制わいせつなどの罪で懲役7年の実刑判決を言い渡され退廷する際、公判を担当した大津地検の男性検察官(38)に「7年後覚えとけよ。殺したるからな」などと言って脅迫した疑い。

 同署によると、西村容疑者は1月28日、強制わいせつと銃刀法違反の疑いで逮捕され、追起訴分も含め四つの罪で起訴された。3月17日の判決後に控訴したが、今月10日ごろに取り下げ服役していた。検察官が同署に被害届を提出したという。



 報道を受け、元特捜部主任検事の前田恒彦氏が連載時事評論で事件を取り上げている。
 ・2015年04月17日 検事に対する殺人予告で逮捕 知られざる「お礼参り」の実態  
 それによると、検事に対する脅迫は、珍しいことではないらしい。



(抜粋) 今回のように検事が関係者から脅されるといった事態は、単に表に出てきていないだけで、実際には取調べ室や法廷などで時折見られる光景にほかならない。裁判官や弁護人も同様だ。

 私自身も、取調べ中、興奮した被疑者から机を何度も叩かれ、怒鳴り上げられたことがあるし、警察から送致された覚せい剤事件の捜査では、急に立ち上がった被疑者から机越しに襲われそうになったこともある。この時は、護送を担当する警察官が被疑者を羽交い締めにし、事なきを得た。

 公判でも、若い女性裁判官の「前に来なさい」という命令口調に激高した中年男性の被告人が、急に「なめんじゃねえぞ」などと言いながら証言台の椅子を抱え上げ、ひな壇に座る裁判官に向かって投げつけようとした場面に遭遇したことがある。護送担当の拘置所職員らが必死に飛びついて防御したが、それでも勢いで被告人の履いていたサンダルが脱げ、裁判官のところまで飛んでいったほどだった。

 逆に、示談が成立していない交通死亡事故などの裁判では、被害者にも落ち度があったなどと法廷で主張した弁護人が、閉廷後、興奮した遺族や被害者の友人、知人らから詰め寄られ、「お前もひき殺してやろうか」などと脅される場面があった。

 また、著名な組織暴力団の幹部を被告人とする裁判では、警察の捜査に協力した検察側証人の配下組員を弾劾すべく、反対尋問に立った弁護人が、この組員を指して暴力団関係者の最も嫌う「チンコロ」(密告者のこと)という隠語を使ったところ、「てめえのツラだけは絶対に忘れねえからな。出たら覚悟しとけよ」などと大声で怒鳴り上げる場面に遭遇したこともある。

 ただ、こうした場面では、基本的に相手の興奮が収まるまで黙っておく、というのが検事や裁判官、弁護人の取るべき態度とされる。
 人に感謝されるよりも恨まれることの方が圧倒的に多く、それもまた仕事のうち、というのが本分だし、相手も一時的に興奮しているだけであり、何か言い返したりすれば火に油を注ぐ結果となるからだ。

 特に検察では、「秋霜烈日」のバッジを付けた検事が、事もあろうに「関係者から脅されて恐ろしい」などと言い出すことは恥ずべき事態であり、何を言われても毅然とした態度を貫くべし、といった発想が根底にあるので、事件化されることなどないのが通常だ。
 その意味で、今回は非常に珍しいケースであることは間違いない。

 (中略)

  もっとも、2010年9月には実際に和歌山地検の庁舎1階で男性検事(当時40)が切り付けられる事件も起きており、検事に対する脅迫にナーバスとなり、厳しい態度で臨むのも理解できる。
 この時の犯人は、旅館の放火事件で全面否認のまま逮捕、起訴され、一審の和歌山地裁で懲役6年の実刑判決を受けた女性(現在服役中)の父親(当時82)だった。
 娘の量刑が重すぎると検察に恨みを抱いた父親は、地検1階の受付で女性の身内だと告げ、公判担当の男性検事との面談を求めた。その上で、この検事が受付近くの部屋で父親に対応していた際、いきなり刃物でその左腕を切りつけ、全治10日間のケガを負わせた。
 父親は駆けつけた警察官に逮捕された後、傷害罪と銃刀法違反で起訴され、懲役3年6か月の実刑判決を受けている。



 この最後の事件は何となく記憶にありますね。確かこの老父は娘さんに世話されていて、娘が刑務所に入ることは即ち老父の日常が回らなくなる。その危機感が動機だったように思います。
 検事ばかりじゃない、鳥取でも福祉担当者がカマで切りつけられる事件がありました。
 多頭飼育や不適正飼育を指導する立場の行政獣医さんも通報を受け、「あー!厄介な相手ですね。指導も・・・油に火を注ぐような事になりますから・・・火にガソリンをぶっかけるようなものです!!!」と口走ったりします。

 どの現場、職業もあるんですよねー、ストレスのタネが。
 生きる妄想・星広志の公文書偽造事件の裁判では、星の代理人が法廷外で新聞記者を恫喝する場面がありました。「なにぃ~、このクソ弁護士!何も知らんとぬかすねぇ!新聞社を訴えるならやってみろ!お前、完敗するぞ!」と思いましたですね。
 弁護士も安全圏ではありません。

 『恨まれるのも仕事のうち』とあるが、彼等も人間だから、改めて考えてみると大変ストレスの強い職業だなと思う。刑事司法の現場は、非日常的な空間ですからね。私も名誉毀損事件で、腹を立てて怒鳴ったりしました、最近は勝手が少し分かってきて、その時々に何をなすべきかが理解されると、怒鳴ることは少なくなりましたけど。
 正しく刑事司法を批判するのは、門外漢には中々難しい技です。ヤメ検とか元裁判官等の、刑事司法の現場にいた人でなければ起きた出来事を客観的に理解しにくい。刑事司法の世界に限ったことではないですが。
関連記事

【参考】山口利昭氏『富士通元社長辞任事件:査問の録音全文

 【参考】山口利昭氏『富士通元社長辞任事件における「反社会性公表と名誉毀損の成否」』に関連して、次のサイトをリンクしておきます。

 内部の査問の録音文を公開したのは、解任された野副州旦氏側です。
 【2010年04月28日】富士通・野副州旦社長解任時の録音全文
関連記事

動物事情の日米比較

西山 ゆう子獣医師のFBから転載します。


2015/10/19
 「全国の犬猫の殺処分数は年間16万頭。確実に減ってきています。一方アメリカは何百万匹ですよね。今は日本のほうがいいんじゃないですか?」という質問を受けました。

 Aさんへ。
 質問ありがとうございます。私は米国がよくて、日本が悪いと結論したことはなく、両国とも問題は山のようにあると感じています。
 私は、米国と日本の両国で、動物愛護に30年間、直接関わり、臨床獣医師として毎日ペットと飼い主さんと関わり、両国のアニマルシェルターで働き、文化や習慣の違いも見てきました。そして感じるのは、両国ともいい部分、悪い部分がありながらも、やはり日本の殺処分に関して言えば、日本は米国よりも悪状況であると感じています。

 その理由はいくつかあります。
 まず第一に、動物の福祉レベルは、殺処分数という数値だけで判断するものではない、と感じているからです。公表された数値を比較すれば、確かに大きな違いがありますね。
 これらの数値を比較するならば、分母―すなわち、全国で飼育されている犬猫の飼育数を考慮しなくてはなりません。全人口数から、さらに人口における高齢者やファミリー世帯の割合などにより、ペット飼育人口は左右されます。

 さらに、飼育されていない犬猫、すなわち、野良犬、野犬、野良猫、地域猫の数も、考慮しなくてはなりません。すなわち、飼い主がいないとされている野良犬野良猫の数、それが、どのくらい捕獲されて処分されているのか、これらの数値に影響します。地域猫の数など、実情を把握するのは難しいですね。

 迷子のペットはどうでしょうか。すぐに飼い主が探せる制度(タグ、マイクロチップ)の普及、あるいは、飼い主がペットを探すシステムの充実度も、この数値に影響します。
 子犬、子猫、ひと腹一まとめにして持ち込まれる数に関しては、どうカウントしているのでしょうか。両国とも同じ基準があるのでしょうか。
 病死、自然死に関しては、この統計数値に加えているのでしょうか。いないのでしょうか。

 安楽死に関してはどうでしょうか。薬物によるものを、安楽死、ガス処分のことを、殺処分、として、私は言葉を使い分けていますが、これを統計に入れる、いれないの基準は両国とも同じでしょうか。
 獣医師が常在していないシェルター内で、保護動物が病気になり、連れて行った動物病院で、苦しみから解放させるために安楽死をしたら、それが統計に加わるのでしょうか。

 以上のことから、日本と米国の、統計数値が、同じ基準でなされていなければ、意味がないことがお分かりいただけると思います。次に、日本と米国の、統計に加えている施設(シェルター)自体が、異なっているという問題があります。
 日本の環境省が発表している数値は、全国の自治体からのものです。全国の保健所、愛護センターです。民間の保護施設、保護団体は含まれていません。(私はそう理解していますが、間違いないですか?)。

 米国獣医師会が発表している「全米のシェルターの安楽死数」は、年間270万匹。この数値はあくまで推定で、複数の関連業者、関係者から集めたデータにすぎませんが、すべてのタイプの全米のシェルターの統計です。すなわち、行政管轄の公共のアニマルシェルター(日本の保健所、動物管理センター、動物保護センターに相当するもの)に加えて、さらに、NPOの愛護団体保有のシェルター(日本の場合、神奈川県動物愛護協会など他)、民間の愛護団体のシェルター(日本の場合、ARK-アニマルレフュジ関西、ランコントレ・ミグノンなど他多数)、さらには、個人の愛護活動の人たちが関わったペットも、統計に加算しています。全米に推定、13,600件の公共、民間、個人のシェルターがあると見積もられています。その中には、自分の家に1匹、2匹、無理のない範囲で、ペットを保護して、譲渡先を探している、というタイプも含まれます。これら、全部合わせて、年間270万匹が安楽死されていると見積もられています。
 日本の環境庁の統計には、民間や個人の保護活動の数値は含まれていませんね。

 最後に、安楽死を統計データに加えるかどうか、あるいは、病死を含めるかどうか、の違いがあります。
 米国のシェルターでの安楽死には、2種類があります。一つは、譲渡できるにも関わらず、人為的な要因で、安楽死、あるいは殺処分をするケース。施設が満杯になった、世話をする人がいない、予算がない、などの理由によるものです。もう一つは、病気のための安楽死です。もう治らない病気、あるいは、非常に苦痛を伴う場合、治療に大金を要するので基本無理、という場合です。さらに、動物の行動学的問題により、安楽死が選択されることもあります。吠える、噛む、人に慣れていない、などです。

 米国の安楽死数が多いのは、文化もありますが、動物虐待の法律が非常に厳しいといいうのが大きいと感じています。シェルターの施設内で、動物が病死すると、「必要な医療を与えたか、苦痛を緩和する処置をしたか、なぜ安楽死を選択しなかったのか」と問われます。病死する前に、苦痛緩和として安楽死を選択するケースが多く見られます。
 病気や、ペットの凶暴性による安楽死の是非を、ここでは討論しませんが、以上のよに、2国の数値は、基本的に異なるスタンダードで出された数値です。統計数値を比較すること自体、ナンセンスであると理解できると思います。

 ではなぜ、私は日本を、「殺処分大国」と感じているのでしょうか。
 理由はいくつかあります。一つは、二酸化炭素による殺処分を容認していること。
 自治体の施設によっては、(公共、民間、個人を問わず)、飼育されている動物が、厳しい環境の中で飼育されていること(温度、湿度、多頭、衛生管理など)。公共の施設でも、動物に事故や病気があった時に、応急手当ができる獣医師、夜の看病や授乳を行っていないところが今だにあること。
 これらは、殺処分を前提としていると見なされても仕方ありません。

 殺処分してほしくて「飼えなくなったから殺してほしい」と持ち込む飼い主がいること。それを見届けようとしないこと。「飽きた」「自分の病気や高齢」「離婚」「アレルギー」など、持ち込む理由は、どちらの国も同じです。ただ、米国はその時、最後は、獣医師のところに自分のペットを連れて行って、安楽死をお願いする人が多いです。昨日まで家族だった自分のペットを、他人(行政)に殺させて、その人が次のペットを簡単に買うことができることに、福祉の低さを感じます。

 さらには、日本の「遺棄の多さ」でしょうか。ペットビジネッスに関わる人が、在庫管理に困って遺棄するのは、もちろん大問題ですが、一般のペットの飼い主が、やり場に困って捨てるのは、どうなのでしょうか。命に対する責任を、最後までとらないのは、福祉途上国としての証拠だと感じています。

 私は、ペットの人口過剰問題に関わり30年近くなります。問題は、行政、システム、予算、それぞれのペットの飼い主、愛護団体、保護活動をする方、獣医師、ペットビジネスに関わる人、ブリーダー、そして、ペットを飼う一人一人の飼い主さん、すべての人の責任であると思っています。法律の充実、一般市民への啓発、行政の充実、悪徳業者の取り締まり。。解決には多角的なアプローチが必要です。
+++

 殺処分がゼロになるのは、すばらしいことです。しかし、決してゼロがゴールではありません。行政が引き取りを断れば、捨てる人が増えます。引き取り屋ビジネスが現れるのも当然のことです。ゼロを目指すという目的のために、シェルターの中で、殺さないで、老犬が病死するのを待つ、ということが、行われても不思議ではありません。その犬が殺処分の統計に載らないのならば。その犬が、医療ネグレクトとされないのならば。
 大切なのは数値ではなく、それぞれのペットたちの、個々の福祉です。

 米国の考え方は、殺処分ゼロと同時に、それぞれの各動物の福祉です。シェルター内の譲渡動物であっても、各動物を最後まで責任を持って看る、苦しむようならば、安楽死をしてあげる、という、米国の努力を多く見てきました。目の前の保護動物が苦しまないように、というのが、最終ゴールです
 多頭飼育に関する規制や、調査が徹底していない日本では、キャパシテイーを超えて、自宅で保護犬、保護猫をキープし、衛生的ではないところで、満足な世話もされずに、狭いケージの中でボロボロになっているのを見たことがあります。そこで寿命が尽きたり、病死したりする命を、すべてカウントして、米国の270万がはじき出されています。

+++
Aさんへ。
 長く読んでくだありありがとうございます。大切なのは、殺処分数の数値ではなく、保護動物のクオリテイーです。統計は参考程度に考えて、目の前の1匹を保護するために、ボランテイアしたり、募金したり、という行動を行ってくださるとうれしいです。
 動物愛護活動をもし、したいのならば、目の前の1匹が、幸せに過ごせるよう、自分にできる何かを行うことだと思います。

(写真、ロサンゼルス公共シェルターにて。職員がボランテイアに書いたメッセージ。施設内の各動物が、気持ちよく過ごせるよう、あらゆる努力がなされている)



 参考になるでしょう?
関連記事

ジャパン・タイムスにサラ・ネットワークの記事が出ました。

 Animal advocates divided over shelter practices
 Foreign volunteers break off contact with Tokyo NPO over conditions at dog facility
 by Louise George Kittaka

 結論を言えば、このままではどうにもなりません。
 提訴して!
関連記事

【緊急災害時動物救援本部に対する不当訴訟】原告の請求棄却、原告控訴

 緊急災害時動物救援本部を被告とする不当訴訟の判決が出たようですね。
 2015年9月2日付けで、東京地方裁判所は原告の請求を棄却しました。
 原告は9月14日付けで控訴

 アニマルレスキューシステム基金(山崎ひろ氏代表)が仕組み、原告募集で僅か4名を原告として始まった裁判ですが、言い掛かりめいた不当訴訟です。山崎さんは判決文を掲載すべきですね。訴状と答弁書を掲載して、敗訴判決を掲載しないのはおかしいでしょう。

関連記事

【佐上邦久 vs. 鳥の広場】過去の裁判資料をアップしました。

2014/7/30
 佐上邦久 vs. 鳥の広場:2014/7/30付け被告準備書面(1)

2014/9/12
 佐上邦久 vs. 鳥の広場:2014/9/12付け原告準備書面

2014/10/23
 佐上邦久 vs. 鳥の広場:2014/10/23付け 原告佐上邦久陳述書

2014/10/28
 佐上邦久 vs. 鳥の広場:2014/10/28付け被告準備書面(2)


関連記事

裁判資料をアップしたところ・・・こ~んなブログが続々と・・・

疲れた、これから少し仮眠を取る!

uzoumuzou.png

関連記事

佐上邦久 vs. 鳥の広場:【尋問調書】3 原告(佐上)尋問

2015年3月12日:3 原告(佐上)尋問

*(2015/10/10 )調書37ページ目が欠落しています。調書は全文揃っているのを確認しましたが、USBに収録されていないので、スキャンの時、取込み損ねたようです。近い内、スキャンしてアップするようにします。来月になるかもしれませんが (*^-^)


a002-0053.jpg
b002-0054.jpg
c002-0055.jpg
d002-0056.jpg
e002-0057.jpg
f002-0058.jpg
g002-0059.jpg
h002-0060.jpg
i002-0061.jpg
j002-0062.jpg
k002-0063.jpg
l002-0064.jpg
m002-0065.jpg
n002-0066.jpg
o002-0067.jpg
p002-0068.jpg
q002-0069.jpg
r002-0070.jpg
s002-0071.jpg
t002-0072.jpg
u002-0073.jpg
v002-0074.jpg
w002-0075.jpg
x002-0076.jpg
y002-0077.jpg
z002-0078.jpg
za002-0079.jpg
zb002-0080.jpg
zc002-0081.jpg
zd002-0082.jpg
ze002-0083.jpg
zf002-0084.jpg
zg002-0085.jpg
zh002-0086.jpg
zi002-0087.jpg
zj002-0088.jpg
zk002-0089.jpg
zl002-0090.jpg
P37.jpg
zm002-0091.jpg

関連記事

佐上邦久 vs. 鳥の広場:【尋問調書】2 被告(仲市)尋問

2015年3月12日:2 被告(仲市)尋問

a002-0026.jpg
b002-0027.jpg
c002-0028.jpg
d002-0029.jpg
e002-0030.jpg
f002-0031.jpg
g002-0032.jpg
h002-0033.jpg
i002-0034.jpg
j002-0035.jpg
k002-0036.jpg
q002-0037.jpg
l002-0038.jpg
m002-0039.jpg
n002-0040.jpg
o002-0041.jpg
p002-0042.jpg
q002-0043.jpg
r002-0044.jpg
s002-0045.jpg
t002-0046.jpg
u002-0047.jpg
v002-0048.jpg
w002-0049.jpg
x002-0050.jpg
y002-0051.jpg
z002-0052.jpg

関連記事

佐上邦久 vs. 鳥の広場:【尋問調書】1被告側証人尋問

2015年3月12日:1 証人尋問

a002-0001.jpg
b002-0002.jpg
c002-0003.jpg
d002-0004.jpg
e002-0005.jpg
f002-0006.jpg
g002-0007.jpg
h002-0008.jpg
i002-0009.jpg
j002-0010.jpg
k002-0011.jpg
l002-0012.jpg
m002-0013.jpg
n002-0014.jpg
o002-0015.jpg
p002-0016.jpg
q002-0017.jpg
r002-0018.jpg
s002-0019.jpg
t002-0020.jpg
u002-0021.jpg
v002-0022
x002-0023.jpg
y002-0024.jpg
w002-0025.jpg

関連記事

画像取込み許容量オーバーにつき、記事を整理します。

 判決文の終わりに「これは正本である」という画像がくる筈でしたが、これ以上、画像を取り込めません。
 許容量の限界にきたようです。
 「鳥の広場」を整理し、掲載しておく意味の無い記事を削除することにしました。
 面倒な作業です・・・。

 追記 2015/10/13 :考え違いをしてました。
 どうも、「これは正本である」の1枚のメガ容量が他の画像と比べて大きいようですね。
 それで取り込めなかった。今まで取り込んだ画像の総量がオーヴァーしているわけではないようです。
 ただ、「鳥の広場」は整理していきます。リアルタイムで掲載意味があっても(シンポのお知らせや、他サイトの転載記事等)、一定期間過ぎれば保存しておく意味のないものも少なくありません。
関連記事

佐上邦久 vs. 鳥の広場:判決文全文

2015年9月10日 神戸地方裁判所尼崎支部 判決文全文

12015910.jpg001-0002.jpg
001-0003.jpg
001-0004.jpg
001-0005.jpg
001-0006.jpg
001-0007.jpg
001-0008.jpg
001-0009.jpg
001-0010.jpg
001-0011.jpg
001-0012.jpg
001-0013.jpg
001-0014.jpg
001-0015.jpg
001-0016.jpg
001-0017.jpg
001-0018.jpg
001-0019.jpg
001-0020.jpg
001-0021.jpg
001-0022.jpg
001-0023.jpg
001-0024.jpg
001-0025.jpg
001-0026.jpg
001-0027.jpg
001-0028.jpg
001-0029.jpg
001-0030.jpg
001-0031.jpg
001-0032.jpg
関連記事

「やまゆりファーム」問題:基金の持ち逃げと約60頭の牛の置き去り

 「 「やまゆりファーム」基金の持ち逃げ問題に最後通牒」の続報です。

 吉澤さんは未だ書面を岡田さんに出していません ┐(´-`)┌
 けじめをつけないわけにはいかないだろうという理性と、告訴しなくて済むならしたくないという心情と。吉澤さんもシンドイ想いをしています。
 他のスタッフと話し合った結果、書面を岡田さんに送ることは止め、弁護士に事件を一任し告訴手続きに入る事にしたそうです。岡田さんは話が通じないし、書面を受け取れば恫喝的な強要としか受取らないでしょう。告訴しても、大きな事件ではないので、警察も逮捕するような事はないだろうという事でした。吉澤さん達は最後まで、岡田さんを傷付けないで問題解決出来ればと願っていたようです。
関連記事

福知山市駒場新町・武田弥生「全ての生命を尊ぶ会」を名誉毀損で告訴

 武田(旧姓井上)の告訴権濫用の不法行為に対抗し、武田を名誉毀損で告訴しました。
 後は処分決定を待って、結果を公表します。
 
 武田はヤクザではありませんが、手口はチンピラの社会運動標榜ゴロと似たり寄ったりです。
 NO-killを標榜し、行政の致死処分業務に言い掛りをつけ、頻繁な電話攻撃、アポなしの訪問と長居、インターネット上で誹謗中傷しながら行政に絡んでゆき、相手を疲弊させて譲渡団体登録を迫る。保健所収容動物の引取り活動は、寄付金の集まりが違うらしいんですね。
 公共事業等からの反社会的勢力排除運動に倣い、暴力団関係者でなくとも、目的を達成するために不法な手口を常習的に多用する連中は、排除していかなくてはなりません。

 武田は最近、大人しくしています。
 やり過ぎた、自分にとって良くない結果になると自覚したのなら結構な事ですが、反省がないようであれば、告訴の応酬だけではすまないですよ。民事提訴もありです。反省がある所、私は追い討ちをかけるつもりはありません。
 Be a good girl!
 
 
関連記事
プロフィール

チッチ

Author:チッチ
連絡先:℡:090-8609-3689(仲市) mail:anti_nuclear2011311@yahoo.co.jp
 *@を小文字に直してお使い下さい。
 
現在の閲覧者数:

最新記事
カテゴリ
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR