【希望の牧場】やまゆりファーム・岡田さんとの訣別

 「やまゆりファーム」岡田さんの記事公開を受け、「希望の牧場」が結論を出しました。
 岡田さんとの訣別です。

 『岡田さんには希望の牧場に助けられたという当初の気持ちがなくなっているし、請求について重大な誤認のまま弁護士に調停を頼む等、信頼関係はもう終わってしまいました。岡田さん、今年中に自立して、他の場所を見つけて、やまゆりの牛たちと共に、希望の牧場から退去して下さい。信頼できない人にもう請求はしません。

 収束しない旧警戒区域の被災動物救護活動を、私は遠隔地に居てネット情報発信を手掛かりに見守って来ました。同じ目的を見て、肩を並べて支え合いながら、絶望的な状況の中で最後まで希望を捨てず奔走し、、打開策を切り開いてきた現場スタッフ達。そういう人の輪の中で、岡田さん一人が浮いている感じはありました。 他の人達は最後まで岡田さんを仲間扱いしてきたけれど、岡田さんは仲間意識を持てなかったんじゃないか?
 希望の牧場と岡田さんはスタンスが根本的に異なっていた。岡田さん以外の人達は、複数の現場に囲われている被ばく牛を区別して見てはいなかった。お互いが都合をつけあって助け合っていた。

 「10月19日 富岡町の松村さんの所へ145㎝500キロの牧草が来ました

『 希望の牧場の吉澤お姉さん
「北海道のロールを見てみたい」と一緒にお手伝いに来てくれました

同じ被災牛を保護している者同志です
いつも餌の心配をしなくてはならない同志として
どこの牛にでも餌が届けられるという事は嬉しい事です
どこの被災牛でも飢える事無く過ごせる
それが一番安心出来る事です
だから、お姉さんの顔にも笑みがこぼれます』

 そのスタンスの恩恵を一番蒙ってきたのは「やまゆりファーム」さんだった。
 その事は棚上げし、岡田さんは今回の請求額に話を限定し、独立した別会計を主張する。

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 そういう岡田さんに対し、希望の牧場側が支払いを強要した事実はない。同意した項目の額だけ約束した期日までに振り込むように言っただけ。振込みは未だない。送られてきたのは代理人からの調停申入れだった。
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 そもそも今回の請求書の件は、岡田さんが言い出した事。求めに応じて提示された請求額は、岡田さんの甘い試算額をはるかに超え、約4倍。それだけの請求には応じたくなかったので、岡田さんはこの項目もその項目も払わないと言い出した。希望の牧場はその点で争っていない。同意した金額を約束期日までにと督促しているだけ。
 およそ調停を必要としない話なのである。

 岡田さんは牛が終わったら犬をやりたいそうですが、牛はそう簡単には終わらない。
 いつまで続くのか分からない不満が、その不満を自分自身で認めたくなくて、金銭トラブルに話をすりかえ、調停にもならない話に代理人を立てる事で偽装し、自身の正当化を演出しようとしたとしか思えない。
 この話の裏には人がいます。その人は支援もしている、弁護士費用を出したのはその御仁です。名前を出さず裏に隠れてますよ。

 岡田さん、木野村さんとのメールのやりとりを公開出来るなら公開してみなさいよ。相手方に異存はなかろう。



【希望の牧場】
2014/10/30
1030 代表声明

 希望の牧場は、原発事故後の警戒区域内での被曝牛の保護・飼養継続を国や県等の行政側の殺処分の強い圧力の中でも4年近くやってきました。現在の生き残った総被曝牛の半数以上は希望の牧場内の牛です。

 双葉町のUさんの牛を助け、ふるさとと心を守る友の会の牛を助け、小高町のイチゴを助け、牧場に迷い込んだガガやロープが顔に食い込んだタテゴを助け、楢葉町のファームアルカディア(現在のやまゆりファーム)の牛67頭を助け、総計100頭に及ぶ牛たちの救命を殺処分の嵐の中でやってきました。

 現在まで希望の牧場は、やまゆりファームと共同で、330頭もの牛たちの飼養管理を続けてきましたが、今回のトラブルのなかで相互の信頼関係はもう終わったものと判断しました。

 岡田さんには希望の牧場に助けられたという当初の気持ちがなくなっているし、請求について重大な誤認のまま弁護士に調停を頼む等、信頼関係はもう終わってしまいました。

 岡田さん、
 今年中に自立して、他の場所を見つけて、やまゆりの牛たちと共に、希望の牧場から退去して下さい。
 信頼できない人にもう請求はしません。

                                 2014年10月30日
                                 希望の牧場・ふくしま
                                 代表 吉沢正己


経過説明(希望の牧場事務局長木野村氏)

やまゆりファームの牛の飼養にかかった費用の請求について

 まず、今回の飼養費用の明細作成および負担割合については、希望からの一方的な主張によるものではありません。昨年秋ごろ、「1000万円の寄付があったので、やまゆり合流後にかかった費用とこれからの分を支払いたい」「希望から借りている67万円もすぐにお返しできる」と申し出たのは、やまゆり側からです。希望としてはそのときは、「そうなんだ、よかったね」程度の受け止めで、やまゆりの申し出どおり、本当に請求してよいものかどうか(その理由は次に書きます)判断に迷っていました。

 その直後、やまゆりの内部分裂が起きます。やまゆりと希望との合同会議の席上、岡田さんが「N さんがいるなら、わたしはやまゆりを出る」旨を言い、希望が、N さんと W さんを説得するかたちで、N さんと W さんにはやまゆりから退いてもらい、餌集めのための新しい団体「ウィズキャトル」を立ち上げていただくことにしました。その後、残ったメンバーの岡田さん、S さん、U さんと今後について協議をした際(残念ですが、S さんと U さんもその後、やまゆりを離れました)、やまゆり側から再度、「飼養かかる費用について折半したい」「希望から借りている67万円を返したい」旨の申し出がありました。やまゆり側から二度も申し出があったことから、私は「請求しても大丈夫な蓄えがあるのなら、まず計算だけでもしてみよう」と思いましたが、急ぎの案件(餌不足問題)がたくさんあり、なかなか計算作業が進みませんでした。

 私が、やまゆり牛の飼養にかかる費用をやまゆりに請求するかどうか判断に迷った理由はひとつです。
 それは、希望に集まった募金は「牛を生かすため」に集まったお金だからです。希望はこれまで、希望メンバーの総意として、希望だけでなく旧警戒区域内で牛のために頑張っている人や団体に対し、できる限りの協力をしてきました。
 希望にはそれだけの実力(蓄え)があります。やまゆりに限らず、エム牧場、ふるここ会、他の畜主さんに対し、牛の飼養にかかる費用について、こちらから『払え』と言ったことは一度もありません。一部畜主さんから過去に餌の提供を受けたり、寄付をいただいたことはありますが、牛の飼養代金をいただいたことは一度もありません。つまり、希望が、やまゆりにだけ請求を急かしたり、強いたりする理由はどこにもないですし、そのような事実はありません。

 次に、今年9月末ごろからのおおよその経緯を話します。
 まず、最初に「やまゆり牛の飼養にかかった費用(やまゆり合流後からこれまでの分)の明細書(項目別に仕分けしたもの)」(以下、「明細書」とする)を岡田さんに示したのは9月21日でした。この日は、私と岡田さんとで宮城から牧草ロールを牧場に運んだ日でした。明細書は牧場に着いた直後、直接手渡しました。すでに日が落ち始めていましたが、岡田さんは真っ暗ななかで、懐中電灯を使い、ロール降ろしそっちのけで夢中で明細書を見ていたので、私は「時間のある時に見たらいいよ。ゆっくりで構わないから」と言いました。すると岡田さんは私と針谷の前で「いえ、月末迄には払います」と自分からはっきりと言いました。

 それ以降、私は岡田さんから数回、電話をもらいました。岡田さんは「私には牛が終わったら、やりたいことがある(それは「犬だよね」と確認)」「牧場が終わった段階で重機などは売却して、半分返してくれますか?」「吉澤さんが買ってきた壊れた発電機(これについては彼女のいつもの思い込みですでに返品済みであり未計上)のお金なんて払えません」「希望がウィズキャトルに支払った餌の搬送費については、負担したくありません」などと言い出しました。お金やお金になりそうなものを残して、「牛」を終わることなどあり得ないし、私自身は借金を抱える結末さえ覚悟しているのに、この岡田さんの言葉には正直驚きました。
 さらに彼女の言い分として、・希望の活動には賛同していない、・吉澤さんと東京に行くのは運転が心配だからついて行くだけ、・希望には助けてもらったことがない、旨の発言もありました。

 私は、動物愛護団体「やまゆり」の代表である岡田さんのそうした意向をくみ取り、明細書から省く項目は省き(死亡牛の臓器の放射能測定費用ほか)、さらに、「納得のいかない項目があれば、教えてね」「やまゆりから希望宛てに請求するものがあったら教えてね」と岡田さんに再三確認を行いました。この時点では岡田さんは「(納得のいかない項目は)もうない」「やまゆりから希望に請求するものはない」と言いましたので、私は、「払いたくないない」と申し出のあった分の項目については明細書から省き、新しく作成した明細書を岡田さんが宮城でまくビラ(助けてもらったことはないと言われたのに作る必要あるのかな?と思いつつも牛の牧草ロールの為だから仕方ない・・・と思いつつ作成)と共に発送しました。先方には26日に届いています。

 その後になって27日までに岡田さんから「さらなる明細(おそらく領収書のこと)が見たい」旨の申し出があり、私はそれを了承し、「説明付きでないと判断できないだろうから、私と直接会えるタイミングで話をしたほうがいいよね。でも私自身が海外出張で時間がないので、それ以外の精査の必要のない薬品代や電気代は個別に支払ってね。(私だけではなく)針谷の前でも月末迄に払うって言ったんだから、1項目でも2項目でも月末までに払わないと良くないと思うよ。俺もある程度、みんなには説明しておかないといけないから、大丈夫だよね?」と確認すると、岡田さんは「わかりました。払います。」と返答しました。
 それを踏まえ、29日夜、私と明細書作成者の奥村(私が事務局長になって以降の仕分け担当)は、岡山から牧場に戻る途中だった吉澤、小峰、伊東、針谷と東海北陸自動車道の川島 PA で合流し、私の手元にあるバンダナや手ぬぐいの在庫を渡すついでに、岡田さんとのやりとりや岡田さんの主張、発言について、これまでの顛末を説明しました。

 私は、仕事で海外へ出国する当日の30日午前に、ゆうちょ銀行へ行って、記帳確認をしましたが、岡田さんから送金がなかったので、「約束したことは守らないとダメだよ。やまゆりが分裂した時と同じことになるよ」と伝えました。
 この時点で私は「きっと払いたくないんだろうな」「牛が終わったらお金を犬に移行しようと考えているのかな」「牛の飼育にかかる金額を完全に読み違えていたんだろうな」と残念に思いました。実は、9月中旬、明細書を作成中に岡田さんから「全部で200万位ですか?」と聞かれ、「計算してみないと判らない」と返答しましたが、正直、約70頭の牛を年間100万円で飼育できると安易に考えていること自体に驚きを感じました。

 岡田さんが牧場や被曝牛を取り巻く厳しい環境について理解できていないと思ったことは一度や二度ではありません。先に書いた「牛の最期」のときのお金の折半の話もそうですし、ほかにもあります。牧場で飼われていた被災犬「ロク」が里親さんの元に連れて行かれた後、岡田さんは里親さんの留守中に何度もロクを見に行き、おやつを与え、「繋がれている事がかわいそう。飼い主に他の犬を薦めている」と言いだしました。「繋ぐのは里親が決めることだし、留守だったら当たり前。牧場で面倒をみないといけない命がひとつ減ったんだから、里親さんの家にはもう行かないようにね」とこれについても私は再三、忠告をしました。しかし岡田さんは聞く耳を持たず、旦那さんやボランティアさんとロクの訪問を続け、「牛だけで手一杯の状況がまったく理解できてない」とも感じました。
 また吉沢さんの忠告を無視して、肉牛でなくなった被曝牛にはほとんど必要のない高価な配合飼料を大量に買い込んだり(結局、配合飼料は余ってしまい、夏も終わって傷んでしまいました)、宮城での餌集めに集中してほしいとお願いしても、その場では「わかりました」と言いながら、実際には積極的に行動しないなどということもありました。

 現時点で弁護士事務所から届いた書面にある「負担の取り決めをしていない」ということ、やまゆりブログ内の説明にある「10月はじめに請求を受けた」ということ、「話し合いに応じてもらえない」ということについては、明らかな「嘘」で、事実とまったく異なります。
 さらに言えば、今回の岡田さんとのやりとりのなかで、私は「そのうち、言った、言わないになるだろう」と思い、トラブル回避のため証拠を残そうと考え、今回の請求にかかわる岡田さんとのやりとりのほとんどをメールでするようにしました。つまり、先に指摘した「嘘」は、私と岡田さんとのメールを見れば明らかで、岡田さん本人も、代理人弁護士も、いつでも事実確認ができるのです。

 今回の件は、私にとっても希望にとってもまるで『おんぶしていた子に突然、背中から切りつけられ、さらには刺された』ようなものです。岡田さん自身が「調停に持ち込む」と公言している以上、今まで牧場で起きた数多くの彼女の思い違いのように、失笑では済まされないことですので、「返答を待ちたい」という希望の公式ツイートに反しますが、私自身の見解としてあえてここに反論しました。

 まとめとして、私は、やまゆりの活動と彼女を応援してきましたし、水面下で弁護士と接触していた彼女に対しても「頭を冷やしてもう一度みんなでやろう」と言葉をかけておりましたが、彼女の今回の行動で、彼女が平気で嘘のつける人だと知り、彼女ともう一度共に活動を続けるということは、残る350頭弱の牛を危険に晒す行為であると考え、ここでの「線引き」を望みます。
 また、それに伴い、これまでの彼女の言動等から将来的に意味のわからない主張をされる可能性も考え、希望の牧場事務局長として「やまゆり牛の飼養にかかる費用」の立て替金については、結果として「牛」に使ったものですので、『返済』としては一切受け取らないことが安全であると考えます。
 但し、岡田さんのこれまでの数々の思い違いと身勝手で奔放な行動から推測するに、この先、やまゆり単独で牛の飼養を続けることは不可能でしょう。そのとき、希望の牧場に牛を置いて出て行くつもりならば、合流後の2年間飼養のほとんどの面で世話になった吉沢さんに対し、礼を尽くした上で、やまゆり牛の飼養にかかる費用として、「牛のために集まった募金」の中から岡田さんが納得する金額を寄付するべきだと思います。今後、もともとの犬に活動に戻るにしても「牛=犬」にはならないのですから・・・。

 最後に、こうなってまでも岡田さんの今後を心配し続ける吉澤さんの姿を見ると、身勝手な彼女の行動に対しては強い怒りを感じますが、彼女もまた2年間いっしょにやってきた仲間ですので、彼女にはこの機会に、自らを律し、人は一人では生きていけないことを自覚し、幸せな将来を歩んでもらいたいと心から願います。これは私だけではなく、みんな同じ意見だと思います。
 私自身はいま、今回の責任をどうとるかを考えているところです。

 以上です。

                                   2014年10月30日
                                   希望の牧場・ふくしま
                                   事務局長 木野村匡謙



【やまゆりファーム】

2014/10/29
やまゆりファーム支援者の皆様

やまゆりファーム支援者の皆様
 この度は大変ご心配をかけています。
 牛の飼育費用に関して「希望の牧場」との 話し合いの場を調停に求めるという事態となり申し訳なく思っています。
 やまゆりファームは、この先も牛を生かしていくための大事な資金としての支援金を皆様からお預かりしています。

 今回の希望の牧場よりの多額の経費請求にあたり、気持ち良くお支払いさせていただくためにも、応分の負担割合も含めた協議を行いたいと思っています。
 なおこの件について、今後は代理人を通してご説明させていただきますのでよろしくお願いいたします。
 つきましては、皆様への代理人よりのご通知をブログに掲載いたします。

 尚、現在、牛の世話をしにいけない状態となっていることも心よりお詫び申し上げます。

                                 やまゆりファーム代表 岡田久子
                                 平成26年10月29日
******
やまゆりファーム支援者 各位

     
新青山法律税務事務所
東京都千代田区九段北四丁目3番14号 九段堀江ビル2階
TEL 03-3262-8772 FAX 03-3515-6511
 「やまゆりファーム」岡田久子氏代理人 
弁護士 大久保 誠太郎 
弁護士  播磨 源二              
ご 通 知
 
前略 当事務所は、「やまゆりファーム」岡田氏から「希望の牧場・ふくしま」との下記諸経費請求についての話し合いを依頼されています。
 「希望の牧場・ふくしま」は本年10月初め、「やまゆりファーム」に対し、牧場の諸経費約878万円の請求をしました。
  しかしながら「希望の牧場・ふくしま」は、請求金額の領収証や詳しい説明をせず、「やまゆりファーム」からの話し合いの要請にも応じていません。
 この諸経費請求の中には、「やまゆりファーム」に相談なく購入された重機や「希望の牧場・ふくしま」代表者名義の車両などの費用が大きな割合を占めており、納得できるものではありません。
また、「希望の牧場・ふくしま」に飼育されている牛は全部で335頭(2014年9月現在)ですが、「やまゆりファーム」管理の牛はそのうちの60頭ほどで全体の17%です。ところが「希望の牧場・ふくしま」は「やまゆりファーム」に対し経費の50%の負担を求めています。これも問題です。
 昨年12月、「希望の牧場・ふくしま」から「やまゆりファーム」に対しボランティアセンターを含むいくつかの設備費用として、200万円の請求がありました。この時は話し合いをして、納得してお支払をしています。
 「やまゆりファーム」としては支援者の皆様からのお金をきちんとした根拠もなく使うべきではないと考えています。話し合いにより経費の金額、負担割合について納得できれば支払うつもりです。話し合いは東京簡易裁判所の調停を予定しています。
 上記をご理解のうえ、今後ともよろしくご支援お願い致します。
 とり急ぎ要用のみ
                                           草 々




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