【どうぶつ基金・佐上邦久(原告) vs. 鳥の広場】被告側証人の陳述書

陳 述 書

 私は和歌山県西牟婁郡上富田町所在の動物愛護団体「WAN LIFE」の代表者です。以下、佐上邦久氏(以下「佐上氏」といいます。)が私や「WAN LIFE」に対して行った苛烈な行為や、インターネット上で私他、動物保護団体「WAN LIFE」関係者数名に対して行った名誉毀損行為について、以下述べます。

1、私と「WAN LIFE」の活動について

 まず、私と任意団体「WAN LIFE」がこれまでどのような動物愛護活動をしてきたかを述べます。私は24年前から犬の保護と新しい飼い主さん探しのボランティア活動を行っています。その傍ら、16年前からペットホテルを経営して生計を立て、最近、ペット同伴ホテルも開業しました。
 「WAN LIFE」の主な活動は、1、犬の保護・里親探し 2、正しい犬の飼育、しつけ等知識の普及 3、捨て犬、捨て猫を減らすための啓蒙活動 4、猫のTNR活動(Trap:捕獲、Neuter:不妊去勢手術、Return:元居た場所に放す)です。

2、佐上氏と知り合ったきっかけ

 2006年12月22日、大阪府和泉市の犬の繁殖場「ペットハウス永田」(以下「永田」といいます。)が経営に行詰り、約250頭のブルセラ感染症の犬が悲惨な状況で放置され、このままでは餓死すると、現場に残って犬達の世話を続けていた永田元従業員の方が、ネットを検索して私の知り合いの動物愛護団体に相談をかけてきた事から、「WAN LIFE」で対応する事になりました。

 ブルセラ症は人畜共通感染症で、感染症法に基づき医師及び獣医師は保健所に届出義務がある病気です。一般的に感染による死亡率は低いのですが、家畜では流産や死産、不妊症を惹き起こすので、畜産業や繁殖業には怖い病気です。感染すると根治が難しく慢性化の経過をたどるのが一般で、感染拡大防止に必要な菌の保有犬の管理は難しいとされています。
 私は、緊急を要する事態であったので、事後の対応策を採りやすくするために、ひとまず永田から2007年1月5日付で、所有権放棄書を取り付け、犬たちの所有権は私に移譲され、250頭の犬たちの保護を行うべく緊急の対応に当たりました。
 しかしながら、人畜共通感染症であるブルセラ症感染が250頭も存在することは、民間では対応しきれない事態でした。
 その為、私は、関係各所と連絡をとり、大阪府庁と協議の末、2007年1月15日付けで、私は当該犬全頭の所有権を放棄し、大阪府に移譲しました。
 もっとも、私は所有権放棄してからも引続き、元従業員の方や有志のボランティアさん達と一緒に、大阪府に収容された犬達の世話に通っていました。

 そのような中、「またたび獣医師団」を名乗る佐上邦久氏からメールを貰い、「助けてあげましょう」との申し出を受けました。私は佐上氏の名前を聞くのは初めてでしたし、獣医師のグループだと言われて、最初は獣医師かと思いました。獣医さんにしては変な感じもしましたが、犬達を救いたかったので気にしませんでした。佐上氏はエンジェルズ(当時はアークエンジェルズの名称を使っていました。)の林俊彦氏を呼ぼう、きっと引き受けてくれるからと提案してきました。
 当時、林氏は広島ドックパーク経営破綻に伴うアニマル・レスキュー疑惑で、マスメディアやレスキュー関係者、支援者から大変なバッシングを受けていました。そのダークイメージを和らげる効果もあるし、広島ドックパークのレスキュー支援金がたくさん集まって残っているので、断るはずがないと、佐上氏は言っていました。
 それで私は、林氏と一度会って話しました。
 林氏の最初の印象はテキパキして、私はむしろ好い感じを受けました。「(林氏に)所有権移譲の書類にサインしてくれ、いい手があるんだ。」と言われた時も、所有権は既に大阪府に移っているのに、変な事を言うとは思いましたが、犬達が救われるならと思い、林氏にお任せする気持ちでサインしました。後になって、馬鹿な事をしたと思いましたが、その時は少しも疑いませんでした。

 その頃、佐上氏は「WAN LIFE」のスタッフを名乗って、大阪府と連絡をとっていましたが、私は佐上氏の強引で執拗なやり方に違和感を感じていました。私が当時、佐上氏に感じていた事は上手く表現出来ませんが、大阪府に対する佐上氏の言動は気持ち悪いものでした。佐上氏は大阪府を絶対的な悪のように見做し、敵意を強調したり煽ったりしていました。私は犬達を助けたいと思っていましたが、行政には行政の立場があると理解もしていました。
 また、佐上氏は口先では犬を救いたいと言っていましたが、気持ちが感じられず、本心ではない感じもしていました。通じ合うものがありませんでした。命を救いたいと言うのが本心なら、資産家なのだから自前でアニマル・シェルターを創設することも出来るのに、行政批判をするだけで、何故そういう事はやらないのだろうと不信感を持ちました。
 「WAN LIFE」スタッフの南宮氏は早くから、佐上氏に強い不信感を持っていて、上手くいかなかった時は全ての責めを私に負わせるつもりだろうから、佐上氏とは距離を置くように繰返し強く意見されました。

3 佐上氏の豹変及び嫌がらせ行為

 佐上氏との協力関係が決定的に破綻したのは、2007年の何月頃かよく覚えていませんが、大阪府が当該犬の処分決定をする前の事です。大阪府の職員と喫茶店で話している時、佐上氏から電話がかかってきました。私は全頭致死処分になるかもしれないと聞かされたばかりで、泣きながら電話に出ました。
 佐上氏は犬を連れ去り、不妊去勢手術をしてしまえば、犬は自分の物になるんだとか、大阪府の収容施設前でテントを張って、当該犬の不妊去勢手術をやるから「WAN LIFE」施設に連れて行けとか言いました。さすがに私も、佐上氏の言いなりになるつもりはなく断ると、佐上氏は「犬を救うためなら何でもやると言ったじゃないかー!」と声を上げ、私も「犬を救いたいとは言ったけど、犯罪をするとまで言ってません!」と言い返しました。

 その後、大阪府は全頭安楽死処分の決定を下し、2007年4月28日に実施されました。佐上氏は処分当日、収容施設前で人間バリケードを作り、職員の立入りを阻止する計画で、私も呼ばれましたが、時間がないと断ると、ハイヤーを雇って、そちら(和歌山)に行かせるから、それで往復すればいいと言われて驚いたのを覚えています。いくら金持ちでも、こんなことに湯水のようにお金を使う発想が理解出来ませんでした。

 その後、佐上氏は手の平を返したように、ネット上で私共に対する誹謗中傷を繰り返すようになりました。犯人は分かりませんが、繁殖場の元従業員に成りすました怪メールやコメントが出回り、「WAN LIFEを誹謗中傷するようになったのは、佐上氏の唆しを一蹴してからです。
 佐上夫妻が管理するブログ「またたび獣医師団」には、私と「WAN LIFE」関係者に対する複数の誹謗中傷記事が掲載されました。2007年4月28日付の、「ワンライフが盗んだ犬はブリーダーに売られていました」「敗北です」で、『ボランティアの皮を被る窃盗集団』、『ブリーダー崩壊レスキューに入って犬を盗みブリーダーに売る』『ニュータイプの詐欺師』等の、事実関係に相違する悪意の誹謗中傷を掲載されました。
 佐上氏が『今回の犯罪は島田と南宮が首謀したものですが、警察には徹底的に追及していただきたいと思います』と書いている通り、その後、私は窃盗で大阪府から刑事告訴され、捜査によって、佐上氏が記載したような事実は無いことが立証され、不起訴処分になっています。

 事件が捏造される過程で、佐上氏が記事の中で言及しているボランティアさんのご主人の職場には得体の知れない嫌がらせ電話があり、「WAN LIFE」スタッフ、南宮が役員を勤める空手道連盟にも不審な抗議がいっています。
 当時、佐上氏を刑事告訴することも考えましたが、相手方の報復が周囲にも及ぶことを考慮し断念せざるを得ませんでした。佐上氏から悪意の誹謗中傷を受けた当時、犬の里親希望者が減る実害を蒙りましたが、一時的なものでした。中傷記事は未だに掲載されたままですが、刑事告訴することで、佐上氏の執拗な逆恨みを買いたくはありません。佐上氏が暴力団関係者かどうかは、私には分かりませんが、一般常識では考えられない展開になるので、関わると怖い人と思います。             


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