【引取業】動物保護活動も「殺処分回避の引取り業」に該当

 次回法改正に向けて、いい流れになってきました。
 殺処分回避の「引取業」には、保護団体や個人の保護活動家(自分では飼えない人で、仲介を標榜する個人)も含まれます。構造問題を検証していく上で欠かせない。「殺処分回避の引取り」の流通の実態を明らかにしていきましょう。

 エンジェルズ内部告発で明らかになった事実は、保護団体がレスキューして囲い込み、ネグレクトで殺す構図です。保護動物の一部はそうして「自然淘汰(川端加津子の言葉)」しなきゃ、赤字になる。意図的にやっています。真夏に経費節約で動物舎の冷房を切り、犬も殺している。内部告発者は見捨てられた猫が、時間をかけて苦しみながら死んでいく様にいたたまれぬ思いをしました。対応出来ない頭数を抱え込まない(頭数管理)、あるいは一部を安楽死処分してその頭数を公開するか、どっちかにすべきですね。

 だから「殺処分すべき」だと、飛躍した一般論だけで終わらせてはいけません。一部の人がノーキルとアンチ・ノーキルを対峙させる文脈で主義主張を展開していますが、余り意味はないです。ノーキルは遠い、未だ遠ーい先の目標でしかなく、アンチ・ノーキルは「現状認識」や「具体的な現場の状況判断」でしかない。同じ次元で議論の対立軸に持ってくる事にそもそも無理がある。将来的な目標にノーキルを定めるのはかまわないが、今は未だ「頭数減らしの致死処分」が必要です。30年単位の年数の積み重ねの先でなければノーキルは見えてこない。今は現状を変えていく道筋をつけていく段階です。

 先日、環境省に問い合わせ、公益社団法人日本動物福祉協会の山口先生にも相談しました。明確な答えは未だ誰も持っていません。「引取業」の規定の見直しは、次回法改正の課題の一つです。
 


殺処分回避の「犬引き取り業」劣悪環境で保管も
読売新聞 12月6日

 栃木県で小型犬の死骸が大量に見つかった事件で、廃棄物処理法違反などの疑いで逮捕された元ペットショップ店員、木村正樹容疑者(39)は、廃業したブリーダー(繁殖業者)から有料で引き取った犬を捨てていたことが分かった。

 ブリーダーなどの犬猫を自治体が引き取らなくなる中、引き取り業者の存在が注目を集めている。

 「引き取り業」。同県北部に住む60歳代男性の名刺には、こう書かれていた。
 男性によると、仕事の内容は、県内外のブリーダー、ペット店で不要になった犬や飼われていた犬を引き取り、別の業者や家庭に売ること。病気の犬や繁殖に適さない犬ほど世話するのに手間がかかるため、高い料金で引き取っているという。

 これまで行政に保護された捨て犬の大半が殺処分されてきた。男性は「犬をリサイクルし、殺されない道を探すために我々のような存在は必要。ほかにも同業者はいる」と強調した。

 「引き取り業者」について、あるブリーダーは「劣悪な環境で犬を保管し、死んだり手に余ったりすれば捨てると聞いている」と話すが、この男性は「10年以上この仕事をしているため、自分には多くの転売先がある」と説明する。男性の施設には手作りの小屋があり、柵の中などで約100匹の犬が飼われていた。

          ◇

 小型犬80匹を遺棄・放置したとして、11月に逮捕された木村容疑者は、県警の調べに「これまでに犬を引き取ったことが何度かある」「売れる犬は売り、後は譲るつもりだった」と供述し、「引き取り業」を仕事にしていたとみられる。

 80匹は愛知県半田市の女性ブリーダーが飼っていたものだった。女性によると、廃業を決めた際に連絡したのが、かつてペット関係のイベントで知り合った木村容疑者だった。「100万円払ってくれたら全部引き取る」と言われ、その通りにした。木村容疑者は犬を木箱いっぱいに押し込み、トラックに積んで立ち去ったが、多くの犬が、愛知からの輸送中に劣悪な環境で死んだとみられる。

          ◇

 環境省によると、ブリーダーやペット店は、ピーク時の2011年には全国で約2万4000業者が登録していたが、その後、2500以上減少した。

 一方で、廃業したペット店などから犬猫を引き取ると大量に殺処分することになるため、自治体はそれを避けようと、数年前から引き取らなくなった。さらに昨年9月の改正動物愛護管理法施行で、自治体の引き取り拒否が明文化された。環境省は「譲渡先も含め、最後まで業者が責任を持つべきだ」とする。


 
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