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①警察というもの:【遠隔操作ウィルス事件】猫は知っている、求む画像提供


 2月21日の「遠隔操作ウィルス事件・片山祐輔容疑者弁護人 佐藤博史弁護士会見」の要約を記します。


 2月21日、午後5時まで片山氏と接見。佐藤弁護士の記者会見は、その直後行われた。


・20日から21日の2日間、片山氏の取調べは行われていない。
 警察は20日の夜も、21日の午前も午後も、取調べをしたいと片山氏に求めたが、片山氏は弁護士から「録画の準備が出来た」と連絡を受ければ、いつでも取り調べに応じると回答。
 警察が録画(=取調べの可視化)に応じないため取調べが行われず、片山氏は時間を持て余し、苦痛を訴えている。

・20日の夜、佐藤弁護士は片山氏のマンションを訪問し、同居のお母様からお話を伺った。
 話の内容は驚くべき内容だった。

 神奈川県警の警察官の一人が、片山氏逮捕の当日から留守宅の”母親担当”と説明し、時折訪ねてくる。
 お母様はその警察官を良い人だと信頼して、マンションの鍵を預けている。
 警察官が自由にマンションに出入り出来る状況になっている。
  
 そうなった経緯は、逮捕直後、マンションにマスコミが殺到し張り付いていた為、お母様はマンションから一歩も出れない心境になった。警察官が郵便物を取って来てくれる、「何か不足のものはありませんか?」と尋ねて買い物もして来てくれる状態が続いていた。お母様は警察官の行き届いた親切に感謝していた。
 マスコミが姿を消し状況は変わったが、鍵は返却されていない。

 19日、警察はお母様の調書を取りたいと申し入れ、予め草稿を用意して来た。
 そこには「仮に片山氏が真犯人だった場合は、世間に迷惑をかけたことをお詫びし、親子の縁を切りたいと思う」と書いてあったので、お母様は、今の段階でこういうものにサインは出来ませんと断った。

 20日、お母様は来訪した佐藤弁護士にその話を伝え、意見を聞いた。
 
 遠隔操作ウィルス事件では、片山氏逮捕の前に4件の誤認逮捕があった。
 神奈川県警、大阪府警、三重県警、警視庁の合同調査で、事件の押収品には神奈川県警担当官の名札がぶら下がっている。そういう経緯があり、神奈川県警は警察の威信をかけ、しっかりした証拠を持っていてやっている、片山氏が真犯人の可能性は非常に高いとお母様に信じ込ませ、片山氏が犯行を全面否認しているだけでなく、弁護人も無罪釈放の活動を展開している中にあって、警察官が鍵を預かり自由に出入りできる状態で、お母様から「(あくまで仮定の話だが)親子の縁を切りたいと思います」という調書をとろうとしていた。

 佐藤弁護士は21日、電話で事実を確認。「基本的にはあります」という回答だった。
 「貴方は裕輔君が真犯人だという確信があるのか?」と聞くと、それには回答がなく、佐藤弁護士は続いて次のように問質した。

 前の4件の誤認逮捕の内、神奈川県の事件は非常に象徴的な事件で、大学生だった本人が否認しているにも拘わらず、警察に間違いないと言われ、本人が犯行を認める上申書を書いている。何よりも、父親が息子の犯行と信じてしまった。この件は家庭裁判所に送られ、通常、両親が立ち会う少年審判を受けた。
 誤認逮捕の判明後、父親は息子の無罪を信じきれなかった自分を非常に悔いている。息子の方は無実を信じてくれなかった父親に不信感が残り、警察の手法によって、謂わば父子の関係が断たれたと言われている。

 神奈川県警本部長も担当官も出向いて父子に謝罪しているが、そういう過誤を犯しているにも拘わらず、事件のマスコミ報道も少なくなった今になって、今回また同じ手法を使っている。
 仮定の話にせよ、「親子の縁を切る」という母親の調書が片山氏に示された時、一体、何が起きるんだ?

 お母様に対し警察は「警察は裕輔君を罪に陥れるような事はしていません。安心して下さい」と言っている。
 建前は。
 弁護人達に対しても「あくまでも真実追及のためです」と、口では言っている。
 建前は。
 建前が本当なら、こういう状況展開(物的証拠がない話になってきた)になってきた今、もっと冷静に振る舞うべきだのに、母親から親子の縁切り調書をとろうとするのはどういう事なんだ?

 母親を信じ込ませて、警察のやっている事、この事実は公表しなくてはいけない。
 マスコミ陣が引いてしまった後に進行しているこういう事実をマスコミは知らない。
 事実を知った佐藤弁護士は、とんでもない事だと憤りを感じ、「もう電話をかけないで下さい、玄関を訪ねないで下さい、お母さんはもう顔を見たくないと言っています、鍵を返して下さい、」と申し入れた。

・お母様は今に至るまで調書に一通もサインしていない。
 ただ、前科があるので、99%息子の有罪を疑う気持ちがあった。
 弁護人から片山氏本人はそれを聞いて「心外です」。
 
 
2 片山氏の1月3日の江の島行きの足どりについて。

 本人によれば、1時半頃江の島に到着し、商店街などに寄りながら当該猫のいる頂上に着いたのが2時半頃。
 去った時間は遅くとも3時半頃。
 その後、商店街で食事をし、江の島をバイクで離れたのが午後5時頃じゃないかと思うと言っている。

 高速でICTを使っているので、警察はその辺りの正確な時刻は全て掌握している筈。

3 市民の皆様への呼び掛け:3日午後3時半以降の当該猫の画像提供を求む!

・ 問題なのは当該猫と接触した時間。2時半から3時半の間の時間帯、広場は大道芸のパフォーマンスが実施されていて、人で賑わっていた。
 片山氏は複数の人馴れした猫を膝に抱き取り(その間2、3分位)接触して、写真を撮ったこともあり得ると話している。警察の主張によれば、片山氏は衆人環視の中で、当該猫に首輪を装着したことになる。不自然ではないか?

・ インターネット上で今、この猫の画像提供が求められている。
 3日午後2時50分頃の画像では猫は首輪をしていない。
 片山氏も接触した猫は首輪をしていなかったと言っている。
 片山氏は頂上を立ち去ったのは遅くとも3時半頃と言っているので、もし、3日午後4時過ぎの首輪をしていない当該猫の画像があれば、それだけで片山氏の無罪が立証される

 警察は防犯カメラの映像に頼っているが、その映像の中に首輪をつけた当該猫の映像も、片山氏が首輪を装着する瞬間映像も無いんじゃないか?警察はあるとは言っていないのである。今回また誤認逮捕の疑いが強くなっても「ある」と言えないのは、無いんじゃないか?

 この問題は、本当は警察が公開捜査をして、一般市民に3日午後3時半以降の当該猫の画像提供を呼び掛けなくてはいけない筋合いのものだが、今それをやると、防犯カメラに証拠画像が残っていないと認めることになるので警察はやらない。

 だから、弁護人から一般市民の皆様に協力を呼び掛ける。
 片山氏も是非お願いしますと言っている。

 マスコミもこの画像を発見したら一大スクープになる。

 真犯人像は極めて慎重な人物。白昼、衆人環視の中で猫に首輪を装着するとは考えにくい。
 おそらく人気のなくなった3日の遅い時間帯以降に首輪を装着したと推理される。

 当該猫は4日の白昼には首輪を付けていて、4日に訪れた一般市民のブログにも画像が掲載されている。
 
IMG_7807w-05ac2.jpg
ブログ「notari notari」さんの証言。
『1/4の14:25、サムエルコッキング苑の入り口の猫を撮っていた。』


 首輪をつけた3日の画像は未だ無い
 3日午後3時半以降、首輪をつけていない当該猫の画像も出ていない。
 必要なのは国民参加の捜査です。3日、江の島に行かれた方は、デジカメやスマホを確認して欲しい。
 
 (後略) 


 26日開かれた準抗告の模様は、NHKニュースでも報道されましたね。

 ・PC遠隔操作事件:容疑者潔白主張、「一日も早く自由にして」/東京高裁
  
 ・PC遠隔操作事件:「可視化して捜査を」、聴取ストップに弁護側/東京高裁

 『カナロコ 2月27日(水)0時15分配信
 パソコン(PC)遠隔操作事件で、威力業務妨害の疑いで逮捕されたIT関連会社社員片山祐輔容疑者(30)は26日、東京地裁(岩田澄江裁判官)であった勾留理由開示の法廷で意見陳述し「事件とは一切関係ありません」と無実を主張した。

 法廷での意見陳述で、自らの潔白を主張した片山容疑者。一方、取り調べが止まっている現状について、弁護人の佐藤博史弁護士は閉廷後、「片山容疑者は、録音・録画されれば応じると言っている。可視化を基にした捜査で、徹底的に調べてもらいたい」と主張した。

 弁護側によると、逮捕から1週間後の17日、同容疑者は取り調べの録音・録画を担当検察官に求めたが拒否され、その後は応じていないという。ただ、佐藤弁護士は「黙秘権の行使は考えていない」と話す。

 数日前に接見した際、同容疑者は「取り調べがなくなり、嫌疑を晴らす機会が与えられていない。この状況で起訴されてしまうことがあるのか」と不安を口にしたという。

 佐藤弁護士は「容疑者の供述には、客観的証拠からは分からないことも含まれる。録画をしないことを理由に尋問をせず、結論を出すような愚かなことはしないでほしい」と訴えた。  』  

 
 八木啓代氏がブログで目撃情報を求めているので、情報はそちらへ。
 求ム目撃者:江ノ島一有名な、あの猫はいつ首輪をつけられたのでしょう


 次回は私の体験した「警察というもの」について書いてみます。
 動物愛護分野で起きた事件の警察対応について色々聞いていますが、他人様の体験談は差し障りがあるといけないので、私の体験談に限ります。
 どうぶつ基金佐上邦久名誉毀損事件、ささやかな体験ではありますが、おかしな点は随分ありました。
 取調べの可視化を嫌がる傾向は確かにありますね。
 私も取調べの録音を申し入れたら、断られました。
 準拠する法令をお示し下さいと言うと、答えられないでやんの。
 上司の方とお話ししましょうと言うと、「上司はいません!」と刑事は絶叫した。
 それじゃぁという訳で隠しどりをした。

 名誉毀損程度の警察にとって事件と言えないような事件の取調べさえ、可視化を嫌がるというのはどういう事でしょう?基本的な訓練が出来ていないんじゃないの?
 警察の機能不全は社会にかかわる大きな問題ですよね。
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