名誉毀損事件あるある:提訴自体が「裁判制度に照らして著しく正当性を欠く」スラップ訴訟

 ここまで露骨なスラップ訴訟ってありか?
 片桐建設の体質を疑う。受任した弁護士も弁護士です(°_°)
 
 不当提訴したのは、アイフルホームの片桐建設。
 太陽光発電所の建設計画に反対していた地元住民が、片桐建設が実施した住民説明会の席上、「何かあった時、影響を直接被るのは私達住民です、そのことはどう考えられますか?」と質問したのを、名誉毀損行為と主張した(*゚Q゚*)。

 「恫喝訴訟にかけられた土生田勝正さんを支援する会」2015年1月1日付け記事から抜粋:
 『 第五回裁判でも片桐建設は土生田さんのどの言動が不法行為なのかを言えませんでした。
説明会の録音テープを文章に直して出してきましたが、そこには細ヶ谷住民の皆さんや土生田さんの質問や意見が穏やかになされている様子が書かれていました。
 こんな録音テープを証拠として提出するということは、アイフルホームの片桐建設は、質問や意見を言うことすら不法行為だと言うのでしょう。
 しかしこのテープは逆に土生田さんの言動の正しさを表す証拠ともなります。何も不法行為の無い土生田さんや細ヶ谷の住民の皆さんを民事訴訟という裁判を利用しものが言えないようにする片桐建設の行為そのものが不法行為であるとの証拠となります。』

 チンピラや詐欺師、なんらかの精神障害や人格障害を持った人々が、司法制度を悪用するのは経験していましたが、表向きは一般企業と見られる企業が、請求原因のないところで無理筋訴訟を起こすとは思っていなかった。認識不足でしたね。

 当該住民は不当提訴だとして反訴。
 2015年10月28日、判決は片桐建設の請求を棄却、住民の請求を認めました\(^o^)/
 


長野・太陽光発電所:批判封じの提訴、正当性欠く
毎日新聞 2015年10月29日

 長野県伊那市の大規模太陽光発電所の建設計画が反対運動で縮小を余儀なくされたとして、設置会社が住民男性(66)に6000万円の損害賠償を求めた訴訟の判決が28日、長野地裁伊那支部であり、望月千広裁判官は請求を棄却した。さらに望月裁判官は、男性が「反対意見を抑え込むための提訴だ」として同社に慰謝料200万円を求めた反訴について、「会社側の提訴は裁判制度に照らして著しく正当性を欠く」と判断し、同社に慰謝料50万円の支払いを命じた。

 企業などが批判を封じるため乱用する訴訟は「スラップ訴訟」と呼ばれ、問題化している。男性側弁護士によると、提訴自体の違法性が認められるのは異例という。

 設置会社は伊那市の片桐建設。同社代理人は「判決文を見て、今後の対応を検討する」としている。

 判決は、同社が「誹謗(ひぼう)中傷に当たる」と主張した住民説明会での男性の発言について、「住民が反対意見や質問を述べることは当然で、違法性はない」と指摘。同社が提訴した経緯について「男性は工事への妨害もしておらず、言動に不当性があるとは考えにくい。個人に多額の損害賠償を求めており、被害回復が目的の提訴とは考えがたい」と批判した。

 判決などによると、発電所(約1メガワット)は2013年3月から3回の住民説明会を経て、14年4月に稼働した。同社は同年2月、男性が客観的・科学的根拠がない情報で地元住民をあおり、計画の一部を断念させたとして提訴。男性は同年8月に反訴した。【稲垣衆史】


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