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【警戒区域内「希望の牧場」と「がんばる福島」】:支援を集中する時期


 希望の牧場2013/03/17「大熊の牛13頭をレスキュー

 「ふるさとと心を守る友の会(旧おたすけ隊)」のプロジェクト倒れで、「希望の牧場」管理下の牛の頭数が13頭増えた事になる。
 発災当初、警戒区域には雑多な人々が群がってきた。おたすけ隊の谷さんもその一人である。
 事故から時間が経つにつれ夾雑物が退いていき、誰が現場か、どこに支援を集中すればいいかが明確になってきた。

 支援を分散させてはいけない。結果として分散した支援は無駄に費消されてしまった部分がある。
 吉沢さん達の「希望の牧場」と松村直登さん達の「がんばる福島」に支援を集中する時期に入ったと思う。
 吉沢さんも松村さんも、キャパを超えた頭数を抱えている。それでは先が見えない。
 日本獣医師会の山根氏が、致死処分により頭数を限定しなくてはプロジェクトが実現出来ないというのは正しい。正しい現状認識である。

 それが、現場は「殺させない」と言い、終生飼養の方向を向いている。繁殖制限と自然死で将来的に頭数のバランスがとれていくだろう等と考えているらしい。自然死ねぇ・・。動けなくなる、物が口を通らなくなる、衰弱していく。清潔に管理され、人の目が行き届いた屋内ならそれもいいが、戸外の孤独な自然死は、虫や鳥獣類の生餌となりながら緩慢に苦痛に満ちて死んでいくのである。
 警戒区域内で起きた惨状は、私達の身の回りの野良猫達の上にも起きている。

 終生飼養のスタンスに立つと、「牛飼い」が犬猫おばさん並みの発言を始めるので面喰うが、犬猫おばさんの世界ではプロジェクト倒れで保護動物をグルグル回している、そうしないと「救った立場」の筈の人間が多頭飼育崩壊してしまって恰好悪いからである。そういうタライ回しの誤魔化がある世界です。
 
 希望の牧場も今は助ける側に回っているが、明日、崩壊したっておかしくはない。
 吉沢さんも松村さんも、十年も二十年もこんな事を続けてはいられない。
 彼等の性根の座った働きによって、今はかろうじてその日暮らしが維持されているが、このままでは力尽き終わりが来るのを回避できない。
 終生飼養のスタンスに立っても「頭数管理」は必須なのである。
 そこをどうクリアするのかが見えてこない。

 管理の簡素化、人手の導入の観点で「希望の牧場」も松村さんも、区域設定の許す範囲で、今の場所より放射線量の低い所に広大な土地を確保したい考えがあるらしい。その方向性で多方面の協力支援が必要になってくるだろうなと思う。
 夏は雑草が凄い、囲いが狭いと直ぐに食べ尽くすので、囲いを移動させ再設定しなくてはならない。囲いを広くすれば、牛は食べ尽くした所から次の草叢へと、柵の中を移動すればいいという考えを聞いた事もあるが、単純計算通りにいくかどうかは検討が必要なのでしょうね。

 画像で牛の移動が大仕事なのを見ると、私は牛追い犬を思い浮かべたりする。体高の低いコーギーなんかが働いているのを知った時は意外でした。

 
090107_cattle_dog_01.jpg




以下、「希望の牧場」から転載

238j9140.jpg
画像は「希望の牧場」から
【牛にどつかれたり、クソをかけられたりしながら、糞闘するねこ王子と徹さん】

2013/03/17
大熊の牛13頭をレスキュー

 今月6日、「ふるさとと心を守る友の会(旧おたすけ隊)」が農家数軒から飼養管理を委託された牛13頭を大熊町からレスキュー、希望の牧場へ搬送した

 当該牛13頭が希望へやってくることになった経緯について
 ↓
 ふるさとと心を守る友の会のブログ
 http://ameblo.jp/friends-humane/entry-11484085642.html

 いろいろ書いてはあるが、要は、この先面倒をみられなくなったということだ。

 レスキュー数日前のこと、友の会代表谷さんが希望へやってきて、吉沢父さんに被ばく牛を使った「農地保全」を切々と説く、、
 「無理」「意味ないよ」「それは素人考え」などとわたしが横からどんどんダメだし
 それでも谷さんは「農地保全」の理想だけをしつこく説く、説く、説く

 牛を使った「農地保全」
 それはすばらしいこと
 それは希望もずっとやりたいと思っていること
 でもいまはできない
 それが現実

 「レスキューしたらすぐに農地保全ですか?そうじゃないでしょう
 レスキューしたらまず飼育
 牛は理想だけで生きていけますか?日頃の世話も餌も必要でしょう?

 保護したら次に守ること
 その先に活用がある
 谷さんの頭からはその課程が抜け落ちている」
 そうはっきり言うと、谷さんもさすがに黙った
 吉沢父さんも谷さんの理想話に飽きたのか、席を立って堆肥掃除をはじめる、、
 わたし
 「言いたいことは端的に言わなきゃわからないよ、あなたは何がしたいの?」
 そこへ吉沢父さんが戻ってくる
 谷さん「助けてください」
 吉沢父さん「うん、いいよ」
 13頭の牛の命を救ったのは、取引でも条件でもかけきひきでもない、わずか2~3秒ほどの“真”の会話だった。

 当該牛13頭はこの場所で長い牛で2年以上、生かされてきた
 飼養管理してきたのは、農家Iさん夫妻ら
 しかし当該牛13頭はIさんの牛ではない

 当該牛13頭を所有する別の農家数軒がその飼養管理を友の会に委託
 それをさらに友の会がIさんに委託していた

 「いい子だからさ、いい子になったからさ」、そう言ってIさんは最後まで牛たちを見送ってくれた
 Iさんはこの2年間、友の会から預かった牛13頭を自分の子のように大切に大切に育ててきたのだ
 そのことがこの日よくよくわかった

 では、このタイミングでどうして希望へ移すことになったのか、、
 Iさんは日獣の研究プロジェクトに参加する
 友の会の牛は参加しない
 その先はいまは言うまい、、ブログでは誤解も生じかねない。リアルの場ですべて正直に話す機会を設けたい

 谷さんはこの日、レスキューの現場に来なかった。それなりの事情があったと推察する
 いや、もしかしたら、
 谷さんはレスキューには関心がなかったのかもしれない
 段取りまでが自分の仕事と思っているのかもしれない

 たしかに谷さんが現場にいても役に立たないだろう。わたしだって役に立っているかかどうか怪しいくらいの現場だった。
 その谷さんを悪く言うひとがいる
 そのひとの言う通り、彼女は無責任かもしれない。だからなんなのか
 無責任が谷さんの長所。無責任の谷さんが吉沢父さんに頼まなかったら、当該牛13頭はいまごろ殺処分だったかもしれない、、

 「騙されてる」は~~??そう言うあなたこそ希望をばかにしていないか。見縊るな
 国や地元自治体さえ、その扱いに失敗した
 牛飼い農家さえ、意地だけで続けている、被ばく牛を生かす問題
 それをたったひとりの女性(男性でもいっしょだが)に何を期待しているのか
 そんなのナンセンス

 希望は谷さんには何も期待してないし、何も望んでいません
 彼女が言った「助けてください」
 その一言を信じて決断しただけ

 その結果が、ウソでもなんでもかわまない。希望が、吉沢父さんが、決断したこと
 吉沢父さん
「それって牛の問題じゃなくてひとの問題だろう」「些末なことにこだわらない、助け合うことが大事なんだよ」

 つまらない話はここまで、、
 このシーンを目の当たりにして思ったこと
 被ばくとか、ひとの問題とか、そんなことにイチイチこだわっていたら被ばく牛は生かせない と
 「残りの人生をかけ、牛と運命をともにしながら原発を乗り越える社会をつくりたい」
 いつかきっと吉沢父さんのゴールは達成される日が来る と

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 針ヶ谷さん、私は逆方向を危惧しています。
 牛飼いが犬猫おばさんみたいな事言って、どうすんだ!
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