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殺処分ゼロバブル -「NO-KILL」と「ANTIーNOKILL」の融和-

 先日、神奈川でシンポジウムが開かれた。
 無論、私は行きません。私の行動半径はほぼ猫並み(#^.^#)。

 シンポのお題は「殺処分ゼロバブルシンポジウム」
 今、私達が直面している状況を、”殺処分ゼロバブル”のワンフレーズで表現した方達の人間力は感動的である。そこには融和がある。  

 未だに「NO-KILL」と「ANTIーNOKILL」の不毛ないがみ合いをネットの片隅で続けている人もいるが、論客がいない。人間力がないから相手を認めようとせず排他的で否定的である。十年一日、同じことを繰り返している。分裂対立を続ける意味はもう無い。

 「NO-KILL」運動のピークは2005、6年ごろだろうか?
 保健所の法定業務”致死処分”がターゲットになった。
 保健所の入り口を閉めたところで余剰動物はいなくならない。
 順序を間違えると厄介なことになるぞと、私も危機感をもち、「ANTIーNOKILL」の対抗言論を張った。
 しかし押し切られ、直ぐに懸念は現実となった。

 そして10年、さすがに現実を直視せざるを得ない時期にきたようだ。
 己もバブルに踊った人達も区別せず、一緒に通ってきた時代を 「殺処分ゼロバブル 」と表現することが、対立命題のように扱われてきた「NO-KILL」と「ANTIーNOKILL」のジンテーゼとなっているような感じです。
 日本の市民愛護活動も成熟してきました。感動しますよ。

 元々「NO-KILL」と「ANTIーNOKILL」は同じ根っこから出てきたものです。
 「NO-KILL」のキャッチフレーズを掲げた運動は世界的な現象で、現状の変革、180度の方向転換を求める一つの革命だった。
 動物法の進展が、単に動物好きの人々の主張に益するだけのものでないことは、青木人志氏の動物法を対象としたお仕事を参照すれば理解がはやい。
 過去記事2015/05/07付け『映画「NO」と「No-Kill 運動」』でも少し触れたが、私は動物法の進展は動物関連だけで終わらない、豊かな可能性を内包していると思う。まさに「地殻変動」だ!それを啓示してくれたのは青木氏の一連の著作である。

 人と動物の関係を未だに力関係の上下でとらえている人も多いが、「動物の愛護及び管理に関する施策を総合的に推進するための基本的な指針(平成18年環境省告示第140号)」では次のように明記している。10年前です。

 『人と動物とは生命的に連続した存在であるとする科学的な知見や生きとし生けるものを大切にする心を踏まえ、動物の命に対して感謝及び畏敬の念を抱くとともに、この気持ちを命あるものである動物の取扱いに反映させることが欠かせないものである。』

 そして続いて、力関係を濫用する事の誤りを宣言している。

 『人は、他の生物を利用し、その命を犠牲にしなければ生きていけない存在である。このため、動物の利用又は殺処分を疎んずるのではなく、自然の摂理や社会の条理として直視し、厳粛に受け止めることが現実には必要である。しかし、人を動物に対する圧倒的な優位者としてとらえて、動物の命を軽視したり、動物をみだりに利用したりすることは誤りである。』

 このコンセプトが社会に浸透するまでにあと何十年何世紀かかるのだろう?
 今、66歳の私の寿命は、その前に尽きますね(*´v`)

 法律と現実は違う。キャッチフレーズは願い事がかなう魔法の呪文ではない。
 確立された科学的知見も普遍的な価値のある理念も、私達一人一人がその理念を生きなければ、いつまでも現実は変わらない。理念に賛同し、実現に足並みをそろえる人々がマジョリティにならなければ社会は変わらない。

 「殺処分ゼロバブルシンポジウム」の講師のお一人、西山ゆう子獣医師のFBから
 《 今の日本の現状で、殺処分ゼロを語る資格が、日本にはありません!
 でも、第一線の皆さまの、真剣な目を見て、日本の動物愛護は、今後改善され、発展してゆくと、信じています 》

 私も信じたい。



 *参照:『動物の福祉、向上が必要 「しっぽの会」講座、西山獣医師講演」』
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