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野良猫を巡る永遠の対立・・・


 野良猫を巡っては人間社会における永遠の対立があり、その対立構造は日本でも海外でも同じです。
 何が正解ということはありませんが、法律上、所有権のない猫を個人が勝手に殺すことは違法行為です。
 また所有者がやむを得ない事情でペットの致死処分を決断した時、所有者に対する嫌がらせによる妨害行為は不法行為です。

 参照:愛知県新城(しんしろ)市平成24年度「飼い主のいないねこ」調査結果について

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 野良ネコの殺処分を巡り新たな波紋
Christine Dell'Amore for National Geographic News
March 22, 2013

 野良ネコの処置をめぐって、このところ活発な議論が交わされている。最近、安楽死による野良ネコの殺処分を訴えるコラムがアメリカの地方紙に掲載され、動物愛護団体などの間に新たな波紋が広がっている。

 問題となっているのは、3月14日付けの「Orlando Sentinel」紙に掲載されたコラム。寄稿者は、アメリカの環境保護団体「全米オーデュボン協会」が発行する「Audubon Magazine」誌の元総合監修者テッド・ウィリアムズ(Ted Williams)氏だ。この中で同氏は、小鳥などの小型動物を襲うばかりか、トキソプラズマ症などの原虫感染症を媒介するとも言われている野良ネコは、捕獲して安楽死させるべきだとの持論を展開した。

 現在アメリカでは、8000万匹余の飼いネコがおり、戸外に生息する野良ネコも8000万匹を超える。

 しかも、小型の鳥や哺乳類が襲われる事例が後を絶たない。2013年1月、「Nature Communications」誌に発表された調査結果によれば、アメリカ本土だけでも年間で鳥が最大37億羽、哺乳類が69億~207億匹に上ると推定されている。

◆波紋呼ぶタイレノール(注:成分はアセトアミノフェン)による殺処分

 ウィリアムズ氏が指摘したのは、解熱鎮痛剤タイレノールで安楽死させるという選択肢を(注:安楽死とは言い難い。ウィリアムズ氏は獣医師でもないのに、薬剤指定するとは出過ぎた真似を!タイレノールは一般家庭のありふれた常備薬。これではウィリアムズ氏が暗に一般市民に猫薬殺を唆しているように勘ぐられても仕方ない・・)、野良ネコの擁護派が奪っているという点だ。ペットに関する情報サイト「PetMD」によれば、誰もがお馴染みのタイレノールはネコにとって猛毒なのだという。(注:そうなのだ。獣医学的にそうなのだ。)

 オリジナルのSentinel紙のコラムでは既に表現が修正されているが(注2)、飼い主のいないペットの保護団体「Best Friends Animal Society」が運営するブログの投稿記事に、その個所の原文が引用されている。「トラップ・ニューター・リターン(TNR=捕獲し、避妊手術を施し、返すの意)に代わる、効果的かつ人道的な対処方法が2つある。1つはネコの殺処分薬として最適なタイレノールを使うこと。もう1つは捕獲して安楽死させること」。

 このうち、「Alley Cat Allies」をはじめとするさまざまな動物愛護団体から非難を招く原因となったのは、タイレノールに言及した点だ。Alley Cat AlliesはWebサイト上で、毒薬による殺処分は「残酷で配慮に欠けるだけでなく、そもそも違法だ」と主張している。(注1)

 アメリカでは動物虐待を禁止する法律が全50州で施行されているが、毒薬でネコを殺処分すればこれらの法律に違反することになる。Alley Cat Alliesのベッキー・ロビンソン(Becky Robinson)代表は、「どのような信条があるにせよ、問題の解決手段が残酷な方法であってはならない」と話す。

 だが、Sentinel紙の読者コメント欄には、ウィリアムズ氏本人のものと思われる次のようなコメントが投稿されている。「Alley Cat Alliesは、あたかも私がタイレノールで野良ネコを殺すよう世間に訴えているような言い方をしているが、私のコラムをちゃんと読んでいれば、そうではないことがわかるはずだ」。

 さらにこの投稿者は、「私はただ、TNR推進派のロビー団体による圧力のため(注:獣医学的理由がある!)、タイレノールが殺処分薬として認可されないという、調べればすぐにわかる事実を報告したまでだ」として、「野良ネコ対策事業の利権団体が作り上げた虚構」を批判している。

 全米オーデュボン協会は3月16日、総合監修者であるウィリアムズ氏との契約を一時停止し、発行人欄から名前を削除すると発表。同氏による監修作業は当面見合わせるという。(注:この措置は愛護団体の圧力によるものと疑われるね・・)

 同協会は次のようにコメントしている。「当誌は、フリーランスのライターとして活動するテッド・ウィリアムズ氏が個人の資格で、Sentinel紙にコラムを投稿したものと認識している。氏が当誌の立場を代弁しているかのような誤った印象を与えたことは、誠に遺憾である」。 (注:愛護団体強し!・・なんか品位に欠ける展開ですが・・)

◆求められる新たな野良ネコ対策

 ただし、かく言う協会も、「鳥たちが野良ネコの脅威にさらされているという問題の深刻さは十分認識している」という。「鳥など多くの野生動物が襲われるという事態には何らかの対策が必要だが、われわれはネコを傷つけたり毒殺したりという発想には断固として反対する」。(注:じゃ、どうすんのさ?あっちを立てれば、こっちが立たずで、いさかいからはスッと身を引く処世術か!)

 全米オーデュボン協会は、「飼いネコと鳥の安全を図るためネコを屋外に出さないよう」飼い主に呼びかけるキャンペーンを長年に渡って支援している。

 動物の保護活動に取り組む「アメリカ人道協会(American Humane Association)」によると、野良ネコの平均寿命が3年であるのに対し、家ネコの寿命は平均15年にもなるという。 (磯子の地域猫関係者は、野良でも10年生きると言ってますよー、地域環境によって異なりますしケアの薄い、厚いも関係してきますが、餌付けされれば、そう簡単に短命では終わりませぬ。)

 もっとも、オーデュボン協会のキャンペーンについて前出のロビンソン氏は、「既に屋外にいるネコへの対策にはなっていない」と指摘する。(注:その通り、子供でも分かる。)

 今後、野良ネコ対策に関して、さらに良いアイデアが期待される。(注:アイデアで解決されるとは、私は期待していません。野良猫問題はいつもこうして先送りされてきた。多分、今後も永遠に・・)



Tell Audubon to Dismiss Editor Who Encouraged Cat Poisoning
3/15/2013
 A high-ranking representative of the National Audubon Society just published a major newspaper editorial calling on the public to kill millions of cats by poisoning them with Tylenol.

 In the Orlando Sentinel, Ted Williams, editor-at-large for Audubon Magazine, advised readers that Tylenol is “a completely selective feral-cat poison.”

 This isn’t just cruel and irresponsible, but also illegal. Poisoning is a slow and cruel death for cats. Reckless doesn’t even cover it. Someone from a national animal advocacy organization advocating poisoning cats is a dangerous new low.

 Please join Alley Cat Allies and send an email directly to the National Audubon Society CEO David Yarnold and Chairman B. Holt Thrasher calling on them to denounce this shameful, hateful article. Mr. Williams must be removed from his office immediately.

 TAKE ACTION: Tell the Audubon Society to fire Ted Williams for advocating that millions of cats be poisoned!


Alley Cat Allies Slams Audubon Editor for Encouraging Cat Poisoning
3/15/2013
 Today we are calling for the immediate dismissal of Ted Williams, editor-at-large for Audubon magazine, in response to his op-ed in the March 14 Orlando Sentinel recommending that feral cats should be poisoned with Tylenol.

 In the op-ed, Williams writes, “There are… effective, humane alternatives to the cat hell of TNR (Trap-Neuter-Return). One is Tylenol (the human pain medication)—a completely selective feral cat poison.”

 Killing a cat is a criminal offense in all 50 states and the District of Columbia. Ted Williams used a major media platform to call for cats to be illegally and torturously killed.

 Williams and others calling for the mass killing of cats have moved beyond distorting science and statistics.

The extremist policy promoted by Audubon Society representatives like Williams would only result in the mass killing of tens of millions of cats every year.


2 (Guest columnist Ted Williams on March 21 submitted this postscript to his March 14 column)
 In my recent op-ed I reported that a common over-the-counter drug, an effective and selective poison for feral cats, had not been registered for this use because of pressure from feral-cat advocacy groups. While the statement was not inaccurate, it was unwise because readers might construe it as a suggestion to go out and start poisoning feral cats.
What’s more, the statement could be, indeed was, manipulated by feral-cat advocates into something I didn’t write or intend. I should have used the generic, lesser-known name. Further, I should have explained that this feral-cat poison, if registered, would be applied only by the state and federal wildlife managers who are widely, legally and lethally (but not effectively) controlling feral cats with rifle, shotgun and trap. I urge people not to take the law into their own hands. They should leave it to professionals.
Finally I should have explained, as was later explained by the Sentinel, that “editor-at-large” of Audubon magazine was a freelance, not salaried, title. I regret this slovenliness.



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画像は「人間に負けずに花見するネコたち」から
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