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グレースの死

 グレースが亡くなった。(これが正式名称。)
 浪花の母娘猫の母猫である。
 家に来たのが昨年6月4日。
 推定17歳にはなっていただろう。

 お昼頃、帰宅するとグレボが玄関に座っていた。初めて撫でた。初めて抱っこした。彼女は逆らわなかった。それほど衰弱していた。耳が冷たく低体温症だった。4時になるのを待って動物病院に行った。
 体温32度。
 腎不全レベル3.

 点滴中に少しのけぞった、しんどそうだった。下顎が開いた。
 一時、中断して再開。グレボは上蓋をとったキャリーボックスの中で入り口の格子に上顎を突っ込み、微かに下顎を開けた状態で穏かになった。時々大きく吐息をついた。彼女は死にかけていた。病院に来るべきではなかったかもしれない。いつも迷いに引き裂かれる。

 帰宅すると6時半を過ぎていた。
 床暖房の部屋のコタツの中に入れ、ペットシートを買いに走った。
 ぬるま湯の水差しとシートを持って部屋に入り、私はもう何も準備することはないのだと気がついた。
 彼女は意識が薄れかかっていた。

 傍にいて良いのかどうか分からなかった。
 部屋の扉を開け、別室のケリちゃんがはいれるようにして、私は外出した。
 
 死は厳粛なものだ。死は敬意をもって受け容れられるべきなのだ。
 私はいつも馬鹿なことばかりしている。

 グレースは立派に野良猫生を生き、立派にその猫生を終えた。
 覚悟が違う。


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グレースちゃんのご冥福をお祈り申し上げます。「看取りボランティア」大変な決断だと思います。凄いですね。。家の中の地域猫…読みました。なかなかなついてくれなかったのですね…でも、外には行かない…でも、きっと、きっと、ご飯くれて感謝 してると事と思います。時々某スーパーのに買い物行くのですが、スーパーの駐輪場に猫ファミリーが居ます。たぶん捨てられて今は地域猫となってます。。。猫を見かけると、餌を与えようと人から見えない様に車を止めます。缶詰を買います。猫に向かって、ご飯買ってくる…と言うのですが、時々しか来ないのに、覚えているのでしょうか?しっかり車の付近にお座りして待って居ます。猫ちゃんって、言葉が分かると言うより、気持ちが伝わるのかな?不思議です。グレースちゃんも、天寿を全うされて、チッチ様とは、きっと心は通じてると思いますし、「今まで、ご飯くれてありがとうって言ってる事と思いますよ。。。今ごろ虹の橋で見下ろしてるかな?…
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