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【災害と動物】改正動物愛護管理基本指針案に「ペット同行避難」を明文化


 改正動物愛護管理基本指針案で「ペット同行避難」が明文化されました。


ペットと一緒に避難を 新指針案
NHK 5月6日 7時5分

 原発事故によって立ち入りが制限された区域などで、多くの犬や猫が取り残されている問題を受けて、環境省は、災害発生時に飼い主とペットが一緒に避難できるようにするため、各自治体に保護計画を作るよう...求める、新たな指針の案を取りまとめました。

 原発事故で立ち入りが制限された福島県の警戒区域などでは、ほとんどの住民はペットを連れて避難することができず、今も多くのペットが取り残されたままとなっています。
 このため環境省は、災害が起きた際のペットの保護の在り方について、専門家を交えて検討を進めた結果、新たな指針の案をまとめました。
 それによりますと、災害発生時は原則として飼い主とペットは一緒に避難を行い、各自治体に、避難所や仮設住宅でペットの受け入れができるよう、事前に保護計画を作るよう求めるとしています。
 また、飼い主に対しては、日頃からの備えとして、ペット用の避難用品の準備や、避難所で人に迷惑がかからないための必要なしつけを求める内容も盛り込まれる見通しです。
環境省は今月中にも指針を取りまとめ、各都道府県に通知する方針です。



 現行指針では、ペット同行避難が前提となっていないため、次のようになっていました。

(8)災害時対策
 ①現状と課題
 地震等の緊急災害時においては、動物を所有等する被災者等の心の安らぎの確保、被災動物の救護及び動物による人への危害防止等の観点から、被災地に残された動物の収容及び餌の確保、特定動物の逸走防止及び捕獲等の措置が、地域住民、国や地方公共団体、獣医師会、動物愛護団体等によって行われてきている。今後とも引き続きこれらの措置が、関係機関等の連携協力の下に迅速に行われるようにするための体制を平素から確保しておく必要がある。

 ②講ずべき措置
 ア 地域防災計画等における動物の取扱い等に関する位置付けの明確化等を通じて、動物の救護等が適切に行うことができるような体制の整備を図ること。
 イ 動物の救護等が円滑に進むように、逸走防止や所有明示等の所有者の責任の徹底に関する措置の実施を推進すること。

 3・11の教訓が、前提を大きく変える力となりました。
 ”社会が受入れ態勢を整え、飼主さんにペットを一緒に連れてきて貰う”、そのほうがどう考えても合理的です。緊急災害時動物救援本部が発足したのが、1995年(平成7年)の阪神淡路大震災からです。あれから18年、ペット同行避難が漸く明文化され制度化されます。   
 
 「新潟県中越大震災動物救済本部活動の記録」等がネットにアップされているので、それらも参考にしながら新指針に沿った地元の態勢作りを普段からやっていくのが大事ですね。
 鳥取共生動物市民連絡協議会でも事業の一つとして取組んでいきます。

 倉吉市出身の山根先生(現日獣会長)が新事業「人と動物の会」を新たに発足させ、その一環として倉吉市に保護施設を予定してらして、私も案内して頂きましたが、広くて手入れの良い場所です。ここが一つの拠点となるのは疑いないところです。協力していきましょう!
 災害が島根原発事故を伴う場合、広域被害は免れ得ず状況は深刻になります。人口的に境港、米子の被害が大きいと予想されるので、西部は山陽方向と県東中部方向の二つのネットワーク経路をつけておく必要がありますね。

 ところで東日本大震災の人類学という本が出ました。6カ国・11人の在日外国人研究者達がボランティア活動を通し、「支援を拒む人たち」をキーワードに考察したものだそうです。
 ペット関連でも支援を拒む事例はありました。
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 毎日新聞『GW特例宿泊:避難区域でくつろぎの夜「やっぱりここだ」』に掲載された写真です。
 こういうケース、立ち入りを制限される区域に犬を置いているケースがあるんですね。
 通ってケアしている場合もあるし、ボラさんにケアを依頼する方もいる。ケースバイケースで、飼主さんの言い分は違ってくるのですが、現場のお話を複数伺いながら、何故だろうという疑問が残ります。
 本の中にヒントが見つかるかな?

 ずっと放し飼いしてきたので、今更、愛護団体の主張する「都会の適正飼育」に適応させるのも可哀そうだというケースも聞きました。飼主さんのお気持ちも分かります。でも、飼主さんのご存じない事もある。劣悪団体に預けると悲惨な事になりますが、質の良いボランティアさんのパーソナルケアは、犬が新しい環境に順応するのを助けます。無理な押し付けは出来ませんけどね。質の良いボラさん達の活動内容や実態をもっと広報していく必要がありますね。
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