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【警戒区域内家畜レスキューの着地点】2013/5 松村直登氏と希望の牧場


 「警戒区域に生きる ~松村直登の闘い~」が更新されています。
 「2013.05.10 子牛の誕生

【 朝、給餌に行くと、牛の様子がおかしい(母牛)ので、近く迄行って見ると、何と母牛のお尻から、子牛の前足の先が見えたので、あ、これから産まれると思い、心配しながら見守って居ました。時間にしたら20分位か、子牛が「ペロン」と生まれました、安産の様でした。

 (中略)

 子牛が立ち、お乳を吸うのを確認して、帰って来ました。】

 出産の連続画像が掲載されています。興味のある方は是非!
 こちらは「ときぶーの時間」から。去年生まれた子牛の画像だそうです。角度によるのでしょうが、ほっそりして小鹿みたい。
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 警戒区域内の家畜レスキューは未だ収束していません。
 松村さん達も、希望の牧場も、サポーターの方々も、現場は精一杯の作業を365日継続している。

 ちょうど「地域猫」の考え方で、去勢手術を徹底して繁殖を抑え、一方で倒れて亡くなる牛がいるから頭数が減っていく、その見通しに立ってやっている。今ある見通しはそれだけ、それだけでも大変すぎる事。あの方達は諦めない。困った人達です。

 ただ、未だ「放れ牛」がいる。松村さんによれば、それが軽々と柵を飛び越えて種付していく。雌牛の不妊手術なんか出来ません。で、子牛が誕生する。繁殖制限が徹底しきれない。
 過酷な放射能汚染の環境で生まれてきた子牛達は発育が悪く大きく育たないそうです。死んでいく子牛もいれば、2年間生きて育った子牛もいる。

 他からのレスキュー依頼を受け入れてきた「希望の牧場」さんも、レスキュー終了宣言を下されたそうです。希望の牧場 最後のレスキュー(写真編)
 もうーす氏は
 『遡ること18日の早朝 
  レスキュー前に訪れた富岡町で見かけた5頭の牛たち
  この子たちの運命は決まったのです・・・ 』と述べてらして、
 それは限界を見据えた一つの決断とも受け取れます。

 私は警戒区域内の3・11以降の彼等の営為が、プロジェクトとして着地点を見出す事を強く願っていますが、道筋は未だ見えません。警戒区域内には、無駄にはしたくない意志と思いと行動がどんだけ濃い密度で日々積もっていくことか、現場で行動する人達の熱意がどんだけ人の輪を築いていったか、・・私も心動かされた一人です。

 私の主義主張は異なりますよ、考え違いしないで下さいね。私は家畜の致死処分に反対の立場はとりません。それは今も変わらない。松村さん達の選択は私と異なった。彼等はそこに住んでいた。彼らの選択を主義主張の相違でとやこう言おうとは思わない。他人様が存在の重みをかけてする事だ。特定の個人、特殊な状況下で生まれた話だ。彼らは嘘も衒いもなく、実態を隠す事なく、思いを少しずつ形にしてきた。
 他人事ながらそれを無駄にしたくないと思うのは人間として自然です。多くの人がそう思っている。

 ちょっと言い訳めいてクダクダ書いてますが、メールを頂きまして、それに対して返答する気分がちょっと混ざりました。ここから先はメールへの回答です。
 現場にボランティアに行って下さいとは、私は言えません。私が現場から日帰りできる距離に住んでいたら、自分は行ったかもしれません。還暦過ぎていますから。でも一緒に行きましょうとは誘えない。そこがあの現場を難しくしている問題です。
 だから、どう言えばいいのか・・
 私は個人として松村さん達の在り様を支援する気持ちにならざるを得ない。
 しかし、希望の牧場も松村さんの活動も、別の事故現場で活動モデルとして適用は出来ないという考えです。
 そして、私の中でその二つは矛盾していないという事です。
 以上、終わります。 
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