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THEペット法塾 ”動物裁判の問題”


 「THEペット法塾」に対する私の評価は低いものでした。主宰者が弁護士である事は期待を持たせたのですが、その動物愛護の主張はペット法塾に集まった愛護の人達のレベルを反映し、相対的に未熟で論点が独断的で、現場の実情に疎い印象が拭えなかったのです。動物福祉や保護に関する主宰者の弁護士さん達の見識は、ほとんど取るに足りないレベルだった。
 大体、現場を知らないですしね、犬猫おばさん、おじさんの言い立てる事を鵜呑みにしていた。相手が裏と表を使い分ける「嘘つき」だったらどうするー?と、遠目に冷やかに見ていた。「THEペット法塾」の集会は数百人集まることもあり、会場はカルト的熱気に包まれる等聞くにつけ、私は関わらない方針でいました。
 偏向した主義主張のために法律知識を使う弁護士より、フツーの弁護士の方がマシです。

 しかし、「THEペット法塾」も進化していっているのかもしれません。
 このところ植田弁護士は立て続けに声明を出しており、新しいステップに脱皮する兆しなのかもしれません。
 期待を持って見守っていきましょう。
 


THEペット法塾 ”動物裁判の問題”
THEペット法塾代表 弁護士 植田勝博

 動物愛護団体や動物愛護ボランティアが多くのネット情報を利用し、法的知識や訴訟技術が不充分なまま、自己の信念や表層的な法律論のみをもって裁判や法的主張をする例を見聞します。
 唐突な電話が来て、私からは充分な事実確認や回答、また、現実の訴訟活動もできない中で、裁判所を説得する力が不充分なまま、訴訟の相談をされる人からは、以降の訴訟の結果の情報の発信がされず、結果として多分累々とした敗訴の山が築き上げられているのではないかと思います。

 従来の民事法、動物をめぐる社会生活、法的論理に対して、動物の命、動愛法、その他動物と社会との関係性、市民の動物に対する責任や限界を明確に提示する力が必要であり、それがなくて一般的な動物愛護法のみをもって、一方的に主張するのみでは、法的に負けることも一般的であると思います。目立つのは基本的な法的知識や裁判技術が無いことから無知なまま訴訟をする素人の人達は、裁判のもつ専門性を理解していません。
また、弁護士の専門家の場合は、旧来の民事法レベルで事件を安直に扱い、動物法の組み込みと立論が不充分になっているかと推測されます

 動物愛護団体などで、安直な、時に誤った法的な知識を振り回したり、一般の人達に傲慢と虚偽的言動で誤ったことを押しつけるなどが行われることが少なくありません。
 動物をめぐる裁判は、勝つにせよ、負けるにせよ、
①事実の確定、
②動物に対する法的思想の価値観の対立の克服、
③法的評価があり、
その分析と今後の戦いのあり方が明らかにされることが必要ですが、食い散らかして放ったらかして終りにしている例が多いかと思います。しかし、それは、動物をめぐる裁判を無知なまま子供のおもちゃの如くしているのみで、動物愛護や動物愛護法の発展を阻害し、動物愛護者自身のための、一時の熱情のみで、動物のためとはかけ離れたものとなります。

 事実を前提に誠実に動物愛護法と一般民事法との関係を骨太にきっちりと一体的なものとして、事実と法的論理を組み立て、闘いは最高裁まで闘うとの姿勢を持つこと、また、動物法の発展や改正論を視野において、裁判活動をすることが必要です。



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