【第40回中央環境審議会動物愛護部会】動物愛護管理基本指針等について


 中央環境審議会動物愛護部会に傍聴に通うFさんが、毎回のように配布資料をコピーして送って下さいます。
 Fさん、いつも有難うございます。 m(__)m

 同時期に実施された「動物の愛護及び管理に関する法律施行令の一部を改正する政令案」のパブリックコメントは、68通(延べ件数129件)でしたが、基本方針、各種基準等の改正案には547通寄せられています。

 制度上、基準は”努力規定であって、強制力を伴わない”という文言が、回答の中に繰り返し出てきます。
 そこを勘違いした意見が多かったようです。(>_<)

 平成18年策定の「動物の愛護及び管理に関する施策を総合的に推進するための基本的な指針」は、期間を平成20年4月1日から平成30年3月31日までの10年間に設定していましたが、今回の改正で平成26年4月1日から平成36年3月31日までに見直されました。平成35年を目途に、犬猫の引取数10万頭 を目標数値に明記しています。

 この数値目標を47都道府県に平準化してというのは無理があるでしょう。
 鳥取県は比較的、良好な状況です。
 アフガン犬窃盗事件の被害者が関東で活動する良質な保護活動グループだったご縁で、最近首都圏周縁自治体地域の実態を知る機会が増えました。あっぷあっぷの状況で皆さん、骨身を削っています。
 文字通り「保健所が入口を狭くすれば遺棄が増える」を地でいっています。
 東京、埼玉、千葉の3都県にまたがる地域は、高速道路が栃木や茨城にも分岐しているため、捨て犬スポットになっているそうで、犯人の特定が難しく対応しようがない悪循環を繰り返しています。俯瞰的に見れば無駄が多いという事ですね。

 飼主責任、業者責任、自称保護活動団体、グループ責任を徹底し、透明度を高め情報公開制度を強化確立する地道な作業が必要です。
 改正法附則に、販売される犬猫等のマイクロチップ装着の義務付けに向けての検討が明記されているのは、その第一歩です。次回法改正で実現しなくてはならないキーポイントですね。業者だけでなく、個人飼主、保護活動の現場にも敷衍すべき事。ペットの個体識別の集中管理を確立する事が大事です。

 Fさん、お送り頂いた資料を拝見して、そんな事を考えました。
 特定動物に関してはほとんど議論もなかったという事ですが、残念でした。

 先日、オランダで140年以上ぶりにオオカミが確認されたそうです。
 交通事故にあったらしく、発見されたのは死骸ですが、1匹確認されたということは他にも生息しているということです。欧州は小さな庭です。オオカミの生息域が人間社会と交錯する事実には敏感に反応します。
 そこが日本人社会の反応と異なりますね。

 声高な主義主張は赤ちゃん殿下の根拠のない万能感に似て、対他依存の欲求と重なるばかりで・・
 この国民気質はどうもならないように思います・・、動物愛護分野だけではないですね。深刻な問題です。

 

オランダで140年以上ぶりのオオカミ、東欧から自力で旅AFP=時事 8月10日(土)14時43分配信

【AFP=時事】オランダで7月に死骸が発見され、同国では140年以上ぶりの確認となったオオカミについて、オランダ野生動物衛生センター(Dutch Wildlife Health Centre、DWHC)は7日、東欧から自力で歩いてきたとの見解を発表した。

 北部の小村ルッテルヒースト(Luttelgeest)近くの道端で、メスのオオカミの死骸が発見されて以来、オランダ中がその謎に首をひねってきた。

 東欧からオランダに働きに来ている農業労働者が、オランダの人々を混乱させようと、いたずらで自分の国から運んできたものではないか、といううわさも一部であったが、科学者たちはこれを否定した。

 DWHCは各研究機関や野生動物保護団体と共同で発表した声明の中で「このオオカミは、頭部に強い衝撃を受けたことが原因で死んだもので、おそらく自動車にはねられたのだろう」と指摘している。年齢は約1歳半、健康な状態で、直前にビーバーの子どもを食べていたという。

 同国の研究機関であるナチュラリス多様性センター(Naturalis Biodiversity Centre)やアルテラ(Alterra)などは、正確な情報を得るにはさらに調査が必要だとしつつ、このオオカミはロシア国境付近の東欧から「自然の方法で」オランダ国内に入り、しばらく生存していた後に車にひかれたと推測している。

 いずれにせよ「死骸にはオランダに輸送された形跡も、冷凍された痕跡もなく、捕らわれていたことを示唆するような毛や足、爪などの摩耗もなかった」という。また同じ地域でオオカミのふんも見つかっているが、死骸のオオカミのものとは必ずしも特定できるわけではないとしている。

 アルテラの研究員ヘールト・フルート・ブラウンダーリンク(Geert Groot Bruinderink)氏は、国営放送NOSに対し「1匹見つかったのならば、もっといるということだ」と語り、オランダ国内に複数のオオカミが生息している可能性は大きいと述べた。

 現地ANP通信によると、オランダで最後にオオカミが目撃されたのは1869年だが、このときはドイツに近い南東部だったという。

 フランスやドイツ、イタリアを含む西欧では、1990年代以降の保護政策の変更の影響で、オオカミの生息数が増加している。【翻訳編集】 AFPBB News


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