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【鳥取県大山町】2013/9/6 特定外来生物セアカゴケグモが確認されました。


 鳥取県でもセアカゴケグモの存在が確認されました。
 1995(平成7)年11月に大阪府下で存在が確認されて以来、生息域を拡大しています。
 最初に発見されたセアカゴケグモは毒素成分の解析等により、オーストラリア由来であるとほぼ断定されているそうです。

 ゴケグモ属は4種が特定外来生物に指定されています。

 見つけたら、最寄りの保健所や市町村へ連絡しましょう。
 そして、生かしておかないこと!
 刺されないように生け捕りにして保健所等に届けるのは結構ですが、
 決して個人で飼育しようなどと酔狂を起こさない事!
 特定外来生物の飼育は、外来生物法で禁止されている違法行為です。

セアカゴケグモに咬まれた場合の症状と対応(Vol. 18, No. 9: 1997年9月号)」によれば、

・セアカゴケグモの毒性:毒腺の蛋白分画中、人に対し毒性を示すのはα-ラトロトキシンという蛋白である。この毒素は神経毒で、哺乳類に対し活性を示す。α-ラトロトキシンは神経系全般にわたって働き、神経末端よりアセチルコリン、カテコールアミンなどの神経伝達物質の放出を促し、再流入を阻止することにより神経末端の神経伝達物質を枯渇させる。したがって、人がセアカゴケグモに咬まれると、運動神経系、自律神経系が障害され、種々の症状が現れる。

・予後:セアカゴケグモに咬まれてもアナフィラキシーショックを起こすことがないので、適切な診断と治療を行えば死ぬことはない。

 ほとんどの患者は少量の毒素を注入されるだけで、全身症状を呈したため治療が必要となるのは約20%と少ない。これらの患者は、もし治療を行わなくても、多くは1週間以内に回復する。稀に死亡することもあるが、これは16歳以下の子供、60歳以上の高齢者や何らかの基礎疾患を持ったものに起こる。
 オーストラリアでは、1956年に抗毒素が導入されてからは1名の死亡者も出ていない。オーストラリアの死亡例をみると、咬まれてから死亡するまでの時間は6時間~30日までと幅があるが、24時間以内に死亡したのは、生後3カ月の乳児に起こったこの6時間の1例(1933年に報告)だけである。

 しかし症状だけで、セアカゴケグモの毒素由来と”適切な診断”を下すのは難しいそうです。
 クモに刺される事は皆無といっていいので、刺されたら、刺したクモは怪しいと思って間違いないんじゃないでしょうか?踏みつぶした死骸でもよいので、病院に持参するとベターですね。
 毒グモの認識は無くても、医者に最近何かに刺された事がある等の情報提供は積極的に行いましょう。
 原因が特定され診断が確定したら、あとは医者の仕事です。

・治療:咬まれた局所を包帯等で強く圧迫するのは、痛みを増強させるので勧められない。局所をアイスパックで冷やすのは、痛みをいくらか緩和するかもしれない。

 それぞれの症状に応じて対症療法を行っても、効果のないことが多い。痛みに対して鎮痛薬の服用はもちろん、モルヒネやペチジンの注射でも効果が認められない場合がしばしばある。すべての症状に対して最も有効なのは、抗毒素による治療である。

 局所症状だけに止まれば抗毒素は必要ないが、セアカゴケグモに咬まれたことが明らかで全身症状が現れてくれば、できるだけ早く抗毒素を注射する。しかし、最初は診断がつかなくて、症状が出てから時間が経った場合でも抗毒素を使うべきで、咬まれてから1週間経過しても抗毒素は有効である。
 筋肉内注射で投与し、通常1時間以内(しばしば20分以内)に著明な効果が現れる。オーストラリアのCSL社製のセアカゴケグモ抗毒素を1アンプル注射すれば大部分の患者が回復するが、それでも効果が現れない場合にはアンプルを追加する。5アンプル以上を注射することもある。小児にも成人と同じ量を使う。

 オーストラリア製の抗毒素も馬血清から作られているが、アナフィラキシーを起こすことはほとんどない。それは、この抗毒素が高度に精製されており、筋肉内に注射するためである。オーストラリアでの調査によると、セアカゴケグモに咬まれて抗毒素を注射された2,062名中、アナフィラキシーを起こした者はわずか11名(0.54%)で、死亡した者はいなかった。11名中、5名は抗毒素の原液を静注した者で、これは禁忌である。もしどうしても静注が必要な時は、抗毒素を生理食塩水で約10倍に希釈して使う。しかし、アナフィラキシーの危険は常につきまとうので、抗毒素の注射をする前に、これに対する準備を整えておくことが必要である。アドレナリンをすぐに注射できるように準備して、さらに蘇生装置を用意しておく。

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特定外来生物「セアカゴケグモ」に御注意ください!

 平成25年9月6日(金)午前11時頃、西伯郡大山町地内の資材置き場において外来生物法で特定外来生物に指定されている毒グモ「セアカゴケグモ」が発見されました。
 西日本各地でこのクモは見つかっていますが、県内では初めてとなります。特定外来生物「セアカゴケグモ」については、近年、全国的に分布、生息が確認されています。

 特徴
 ■メス(成体):体長1cm前後で体色は黒く、つやがある。
 ■オス:体長5mm程度で体色は褐色、足の色は濃淡があり縞模様。

 すみか
 ■陽のよくあたる場所の地面近くの隙間やくぼみ
 ■道路側溝、プランター、エアコン室外機等の人工物の物陰、駐車場周辺
  有毒であるため咬みつき被害に注意が必要です。
  もし見つけた場合は、素手では触らないで、最寄の市町村役場、保健所等に御連絡ください。
  また、万が一セアカゴケグモと思われるクモに咬まれてしまった場合は、医療機関へその旨を速やかに相談、受診してください。

 セアカゴケグモ・ハイイロゴケグモにご注意ください!
 特定外来生物セアカゴケグモ【中国・四国版】リーフレット


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