【鳥取県】白タヌキの展示


 明日、県庁に行って来ますね。
 私も行くという方がいればご一緒しましょう。

【追記】県庁に行って来ました。
 鳥取県は寄せられた意見に鑑み、明日以降、再度、獣医師等、専門家達の意見を聴取する予定でいます。
 私は既出の意見を前提として、展示期間の短縮の検討と、県の展示趣旨の広報不足を指摘して帰ってきました。 単なる”人寄せ白キツネ”というだけでもないのですね。鳥取県の展示趣旨として、白キツネを展示する事で、一般市民に遺伝子変異について知って貰おうという意図がありました。しかしアピール不足で、その点が全く伝わっていません。展示のボードに説明されていますが、それだけでは不十分、積極的に展示趣旨を宣伝した方が良いですよね。
 水と緑のオアシスとっとり2013の開催期間は、9月21日~11月10日の51日間です。全期間展示は長すぎる。もういい加減、長過ぎましたが、次の週末で展示を打ち切り、来週の月曜日に放獣する方向で段取りを進めてはどうかと提案してきました。
 
 当該白キツネはアルビノ(先天的にメラニンが欠乏する遺伝子疾患)ではなく、脱色素異常症の一つだそうです。人畜共通の症状なので、検索すると山ほどヒットしてきます。

 明日、時間があれば展示会場に行ってきますが、新聞報道にあるよう、幾重にも配慮して展示されているのは事実のようです。



白いタヌキ:県の展示飼育に賛否両論 鳥取
毎日 2013年10月26日

 鳥取県南部町で捕獲された後、県が保護し「全国都市緑化とっとりフェア」の湖山池公園(鳥取市)で展示飼育している白いタヌキは19日の一般公開以来、人気を集めている。同フェア実行委は「会場の一番奥に展示されているタヌキを一目見ようと来場者が会場を周遊するようになり、滞在時間が増えた」と喜ぶ。一方、たまたま捕獲された野生動物を放獣せず、「保護」しながら公開した県の判断に批判や疑問の声も上がっている。

 白いタヌキ(体長約40センチ)が展示飼育されているのは、フェア会場の入り口から最も遠い動物ふれあいコーナー。縦と高さ約50センチ、横80センチの鉄製ケージ(かご)の中で午前10時〜午後3時の間、一般に公開されている。それ以外の時間は市内の動物病院に移され、過ごしているという。

 展示方法について、県緑豊かな自然課は獣医師の指導を受け、タヌキの健康を最優先に考えた態勢を取っていると説明する。来場者が大声を出さないよう、ケージ付近にタヌキの安全を確保する職員を常駐させたほか、1時間に約10分、ケージにカーテンを引き人目を避ける時間を作ったり、「ぐったりしていないか」「フンの異常はないか」など健康状態をチェックしたりしている。同課の前田浩行課長補佐は「毎朝、獣医師に公開の許可をもらっている。けがもなく元気そうだ」とするが、タヌキを展示している埼玉県白岡市の東武動物公園の飼育係、大西秀弘さんは「環境が急に変わった上に、小屋などの隠れる場所を用意しないと、タヌキはストレスを感じてしまうことがある」と懸念する。

 県には、白いタヌキの展示中止を求める抗議の電話やメールが約10件、県内外から届いている。18日に展示の中止を文書で申し入れた動物の保護活動を行うNPO法人「地球生物会議ALIVE」の調査員で、獣医師の中野真樹子さんは「捕獲による環境変化の負荷を考慮せずに、すぐ不特定多数の市民に公開するのは野生動物に更なるストレスを与える」と指摘。「珍しいから展示するというのは人間の勝手な都合。放獣を指導すべき立ち場の行政が野生動物を捕獲し、展示する行為は軽率だ」と県の判断に疑問を投げかける。

  鳥獣保護法では、野生動物は保護する理由がない限り、放獣が大原則だ。同課は「捕獲された当時、やせて衰弱が見られたので、保護の観点から県で一時保護した。公開はオマケだ」と保護の正当性を主張。中野さんは「保護というなら、なおさらストレスの多い展示飼育という形で良いのか」と反論する。

 環境省鳥獣保護業務室は「野生動物を保護する際の判断は難しく、受け入れ施設の有無など各都道府県で事情も異なるので、自治体の責任で判断してもらっている」と県の対応にコメントは控えた。その一方で「環境省にも一般の方から白いタヌキの件で問い合わせがあった。これだけ反響もあったことなので、責任を持った対応をお願いしたい」と県の責任を強調した。

 県緑豊かな自然課によると、一時保護の後のタヌキの処遇は決まっていない。原則放獣の方向で検討し、放獣が不可能だった場合は動物園などで飼育を考えるという。しかし県内では、すぐに受け入れが可能な施設はなく、引き取りを名乗り出ている動物園などはないという。【加藤結花】



【報道の続報 10/31】
鳥取県、白タヌキ展示中止 「見せ物」批判受けて
朝日新聞デジタル 10月31日(木)16時28分配信

【山崎聡】鳥取県南部町で捕獲され、鳥取市内のイベント会場で展示されていた野生の白いタヌキについて、県は31日、展示を中止した。11月10日までのイベント中は展示予定だったが、31日で終了。受け入れ態勢が整い次第、岡山市北区の池田動物園に預ける。展示に対し、県には「見せ物にするのはかわいそう」といった批判が約50件寄せられていた。

 タヌキは農家が仕掛けた箱わなの中で10月15日夜に見つかった。放される前に県が保護し、鳥取市の湖山池公園を主会場に開催中の「全国都市緑化とっとりフェア」で19日から展示した。

 展示時間を限り、獣医師の資格のある職員らを張り付けたが、捕獲直後の展示に専門家からも疑問が噴出。県は受け入れ先を探し、タヌキの飼育実績が30年以上あって鳥取にも近い池田動物園に預けることを決めた。県緑豊かな自然課は「受け入れ先が決まったので、展示を終了した」と説明している。



 放獣しなかった理由を聞いてきますね。

【追記:2013/11/5】鳥取県に説明をうかがって来ました。
 「原則、放獣」を、現場裁量で池田動物園に預ける事にした県の判断は大よそ次の通りです。

 通常,タヌキは春に生まれ,9,10月頃に親離れし自力で生きるようになる。
 当該白タヌキは平均水準以下の体格で,捕獲された当時,衰弱が見られた。生存に必要な餌を自力で獲得出来なかった為と思われる。展示を止めて放獣しても生存率は低いと予想される。
 放獣の時期も,季節が厳しい冬季に向い,猟が解禁になる今の時期は個体の生存に不利である。捕獲した農家が最初に情報をマスコミに伝えた為,当該白タヌキは有名になってしまった。放獣すれば捕獲を狙う人達が出てくる事が予想される。(過去の宮島の白タヌキの例を参照。)

 放獣が原則ですが,今回の措置は妥当かなと思います。
 有名白タヌキが命を狙われる可能性など,私は失念していました。
 生捕りにするにせよ,剥製にするにせよ,そこに換金価値しか見出さない人達はいますからね。
 言われるまで気がつきませんでした。タヌキも有名人はつらいね。
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