【時事通信リポート】ティアハイムベルリン


 ドイツ最大の動物保護施設を訪ねて
時事ドットコム 

 ドイツ最大規模の「ティアハイムベルリン」のリポートです。日付が無いので、時期が分かりませんが、最近のもののようです。
 総面積18万5000平方メートル。東京ドームが13,000 m²だそうですから、軽く10倍以上。
 収容動物は年間1万~1万5000匹。
 内訳は、約4割が飼い主不明の野良&獣医局が虐待等で没収した動物。
 飼い主の依頼によって引取り収容された動物が残りの6割。
 施設の年間維持費800万ユーロ(約10億4000万円)。
 内、約7・5%に当たる60万ユーロが、獣医局が押収した動物の委託保管料として自治体から出ている。7,800万円相当ですかね。ベルリン規模だとお高くない委託料のように思いますが、ティアハイム裁量で、公的規定の保管期限を延長する場合には延長分は支払われない。
 約140人の専従職員(獣医師、動物看護士各10名前後)&約600人のボランティアで運営されている。
 譲渡率は99%。安楽死相当と判定するシステム(第三者が入った協議会での審議)があって、年間少数ながら致死処分されている。

 詳しくは記事をご覧下さい。

 ドイツが日本と異なり、公的収容施設を設置せず、ティアハイムに委託する形態をとっているのが分かりますね。ティアハイムはコミュニティー・アニマルシェルターの位置を制度上、確立し機能しているので、経営難や資金繰りに行詰っても再生される仕組みになっているようです。

 参考になる点は多々ありますが、ドイツ方式をそのまま日本に持ってこれるかどうかは別の問題です。
 日本人は欧米人と異なり分散型の国民性で、継続して地域の一施設に支援を集中することはしないでしょう。
 また、見返りを求めない寄付金文化は、日本では育っていません。
 東日本大震災で緊急災害時動物救援本部に集まった義捐金は7億かそこらです。
 アークはバブル時には年間2億の収入があったと言われていますが、それでも致死処分数や引取拒否率は桁違いに高く、譲渡率は低く、ボラさんは勝手に自分が持て余した犬猫を持ち込み、地域住民とトラブルを起こす住み込み従業員もいて、秩序だった組織運営が困難でした。

 個人的にはスウェーデンモデルも参考になると考えていますが、形だけ性急に日本に持ってきても上手くいかないのは同じです。他国を参照しながら自助努力の要点を見つけていく作業も欠かせないでしょう。

 日本社会は反社勢力の脱法的、違法性のあるシノギ愛護さえ排除出来ないでいます。愛護のシノギを排斥しちぇいく為にも、健全な保護活動団体のネットワークの構築をそろそろ真面目に考える時期ではないでしょうか?数の上からは圧倒的多数を占める群小愛護団体やグループはその点、非常に立ち遅れ、取り残されています。その時、その場で、烏合の衆的なネットワークを安易に作ることは繰り返されてきましたが、組織立った秩序のあるものは生まれていません。
 主義主張の相違を乗り越えたネットワーク作りは可能です。ノーキル派か一部致死処分容認の現状認識派かが、障害になるとは思えないんですね。米国では団体間が「the Asilomar Accords」を交わし、敵対関係を解消しています。
 ・the Asilomar Accords
 ・公式サイト

 ピースハウス襲撃事件や誹謗中傷被害事件や、アフガン窃盗事件も、草の根の愛護活動がシノギ愛護と交錯する地点で事件が発生しています。群れるのではなく、協定に基づく堅実なネットワーク作りが自助努力として求められているように思います。
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