【秋田】阿仁熊牧場、クマの連続死

 今年(2014年)1月8日、秋田八幡平クマ牧場から阿仁熊牧場への全頭移動が終了した報道がありましたが、移動先の阿仁熊牧場で短期間に26頭のツキノワグマが連続死したというニュースです。

 7頭はケンカが原因、死因が不明の19頭については検査を依頼したとの事です。



ツキノワグマ、謎の連続死 秋田の牧場、一部はけんか
 朝日新聞デジタル 4月12日

 秋田県北秋田市の阿仁(あに)熊牧場で飼育中のツキノワグマ26頭が相次いで死んでいたことが11日、市への取材でわかった。このうち7頭の死因はけんかなどによるもので、残る19頭は不明という。市は県を通じて専門機関に検査を依頼した。

 牧場を管理する市の説明では、牧場ではツキノワグマ76頭を飼育。このうち26頭が3月下旬から今月8日にかけて死んでいるのを牧場の担当者が確認したという。昨年12月初旬の冬眠前には、全頭の無事を確認していた。

 牧場では例年、けんかをしたり、冬眠から覚醒状態にうまく移行できなかったりして、春先に6~7頭のクマが死んでいる。市は施設を消毒し、冬眠から円滑に覚醒させる薬をクマの飲み水に入れるなどの対策を取った。他のクマは落ち着いているという。(加賀谷直人)



【参照】
秋田)ヒグマの移送終了 八幡平から阿仁
 朝日新聞デジタル 2014年1月9日 

 秋田八幡平クマ牧場(廃業、鹿角市)に残っていたヒグマ19頭を阿仁熊牧場(北秋田市)へ移す作業が8日、終了した。ヒグマは全頭、新しい飼育舎に収容された。公開時期は未定だが、佐竹敬久知事は今年の夏休み前になる見通しを示している。

 昨年12月16日に始まった移送作業は月内に終える予定だった。しかし、警戒心の強い2頭が移送用のおりに入らず難航。エサで誘う作業を続け、最後まで残ったオスが12月30日におりに入った。警察などとの調整で、1月8日に作業を再開することになった。

 この日は、午前9時すぎにおりを乗せたトラックが秋田八幡平クマ牧場を出発、約3時間半かけて阿仁熊牧場に到着。オスは移送用のおりから新築の飼育舎に移された。

 飼育従業員2人がヒグマに襲われ死亡した事故当時、秋田八幡平クマ牧場にはツキノワグマ6頭、ヒグマ21頭の計27頭いた。北秋田市長が阿仁熊牧場への受け入れを表明し、ツキノワグマ6頭が一昨年11月に阿仁熊牧場に移送された。ヒグマはその後、死んだり赤ちゃんが生まれたりし、19頭になっていた。

 阿仁熊牧場のヒグマ舎は12月13日に完成したが、運動場や見学用の高架式遊歩道など全体の完成は3月末を目指している。ガラスで仕切った観覧用の通路からは、エサを食べる様子などを見ることができる。

 建設費3億2800万円は全額県が負担する。佐竹知事は昨年末の記者会見で、クマ舎公開が夏休み前になる見通しを示し、「クマちゃんたちには幸せに暮らしてもらいながら、恩返しの意味で活躍してほしい。全国に発信できるグランドオープンを目指したい」と話した。
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Re: グミ様へ

 グミさん、お久しぶりです。お元気ですか?
 興味深いお話を有難うございます。

> あれから・・十年フィールドワークを怠り、知識はネット上や書籍にあるのだと勘違いを起こした人間のミスリードですね。
> 秋田県は動物愛護の先進県となる大きなチャンスを逃してしまいました。自分の身の周りにある自然は彼らには邪魔なもので、大事な資源として認識しない。自然との共生を高らかに歌い上げる千載一遇のチャンスだったのに残念でなりません。

 まったく同感です。八幡平のクマは安楽死措置が妥当だったと、今でも思っています。そうした上で、安易なクマ牧場の開設を阻止する法整備をすべきでした。
 クマにせよ、サルにせよ、害獣駆除を不憫に思い、引き取り先を探して施設に囲っても、長きに渡る一生の生活の質を担保出来るものではありませんよね。

 

われた野生動物にとって、長い苦渋に満ちた一生をどのように過ごしたか、具体的な事例を複数見てきました。〇〇動物園のクマの(サルの)誰それちゃんが亡くなりましたという報道に接するたび、ホッとする思いをしました。

No title

40年ほど前秋田県と山形県の県境にある鳥海山を開発し道を通し、堰堤を作り治水工事を監督する父に連れられて現場を訪れました。その際、クマの話をよく聞きました。まず、冬眠からうまく覚醒せずに死んでしまう個体が少なからずいること。開発を行う現場ではそういう個体が未開発の所より多く見受けられること。
この話は昔から語り継がれている話だそうです。ストレスがかかると本能的な部分で絶食をしたりしてまるで人間が自殺をするようなことをするらしいのです。故に山の神のようだと・・・・・。さらにクマを飼いならすことは不可能であるということも同時に伝えられていました。科学的根拠は全くありません。
あれから・・十年フィールドワークを怠り、知識はネット上や書籍にあるのだと勘違いを起こした人間のミスリードですね。
秋田県は動物愛護の先進県となる大きなチャンスを逃してしまいました。自分の身の周りにある自然は彼らには邪魔なもので、大事な資源として認識しない。自然との共生を高らかに歌い上げる千載一遇のチャンスだったのに残念でなりません。
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