自治体収容動物譲渡団体の適正化へ向けて

  「動物との共生を考える連絡会」が法改正に毎回提出する、「裁判所による罰則としての飼育禁止命令」 は、残念ながら未だ盛り込まれていません。現行法ではペット所有者の所有権に強制的に手をつける事は出来ません。次回法改正に向けて今は具体的な事例を蓄積し、飼育禁止令の規定を実現していきましょう。
 出来ないことをやろうとするのではなく、出来る事をキチンキチンとやっていく、出来ないことは出来るように次回法改正につないでいくという事ですね。

 現行法の枠内で出来る事の一つに、自治体収容動物譲渡団体の適正化があります。
 団体や団体主宰者のレベルアップはご本人がその気にならなければ、傍から強制は出来ませんが、登録団体から除外していく事は出来ます。各自治体は譲渡実施要綱を整備していますが、行政は基本的に”性善説”に立ち、民間との信頼関係を前提として業務を行っており、虚偽の自己申告や偽装工作を捜査する権限はありません。調査権限はきわめて限定的です。
 したがって、要綱が適正運用されているかどうかのチェックに、市民サイドの協力が不可欠です。
 不良団体と関わった有償スタッフや無償ボランティア、トリマーさんやトレーナー、里親さんや動物愛護仲間等のほうが、行政よりも実態を知る立場にいます。客観的証拠を揃え、自身が見聞した事実関係を証言し、情報提供していく事が肝心です。

 先にご紹介した、「京都・神戸動物愛護団体崩壊レスキュー」の事例も、出来ることはそこまでです。手順を踏んでやるべき事は全てされ、当該告発を基に関係諸機関の調査が実施され、現在行政からの回答待ちという事です。二府県に跨って引き出しをしているわけですが、複数の自治体に手を出している団体は、ちょっと疑ってかかったほうがいいです。真意がレスキュー頻度を上げる目的で、レスキュー後の実態に問題がある場合が多い。収容後の不適正飼養、獣医療の放棄、不適正譲渡等ですね。

 「全ての命を尊ぶ会」同様、「神戸ナナプロジェクト」も現在、有志が証拠資料の取り纏めを行っているそうです。ナナも神戸市に登録されているそうで、一体、いつの間に神戸市がこんな有様になったのか?恐らくは、絡みに絡まれて、なし崩しにこういう問題のある人達に譲渡するようになったのでしょう。井上とナナは最初は一緒にやっていたらしいですね。

 エンジェルズの動物虐待は起訴処分にまでもっていけるかどうか、ちょっと難しいところです。改正「家庭動物等の飼養及び保管に関する基準」の表現は、獣医療を怠ることは虐待につながると認識することとなっていて、これでは警察が立件しにくい。
 ただ、エンジェルズの譲渡団体の登録取消しは出来るかもしれません。
 エンジェルズは虚偽と隠ぺいの典型で、問題が多すぎる。
 告発者の情報公開は歓迎すべきことです。

 こういう悪質な団体が、なぜ登録団体に拘るかといえば、行政との連携で、社会的な信用を得たい、つまり”箔をつけたい”と切望しているからです。まともな団体やグループは、活動しながら地域社会の信頼を獲得していくものですが、悪質な団体は、その逆です。自力で得られない信用と信頼を、行政に繋がる事であやかろうという一心です。その目的を達成するために、行政バッシングを煽動する手口が非常にしばしば使われます。センター職員が絡みに絡まれるケースも少なくありません。 
 もう大分、資料も蓄積されていますし、そろそろ自治体収容動物譲渡団体の適正化の流れをつけていく時期です。

 鳥取県でも不良愛護グループが絡みに絡んで、自治体収容動物譲渡団体の”地位”を得ようと画策したことがありました。仕上げにあと一歩の所で、私が気付いた。「研究者たれ、芸術家たれ、賭博師たれ」です。私は瞬時に素早く判断し、対応した。県には必要な手順を踏むよう要望。譲渡要綱改正の流れを逆手にとって、結果、要綱のハードルは高く設定される事に。
 当時、担当者は他業務に忙殺されていましたが、私は後で言い掛かりをつけられないよう、パブコメを実施するよう主張しました。どうせ下らぬ意見が山ほど来るだけだけど、形式上やったほうがいいと譲らなかった。
 「鳥取県では仔猫が生きたまま焼殺されている」というデマがネット上に拡散されたのは、そのパブコメの時ですよ(笑い)。佐上も鳥取の連中に一枚噛んでます。私が佐上をブログに取り上げたのは、それが直接の動機です(笑い)。
 私がブログ上で、業務妨害でデマ発信者を訴えるよう県にお勧めしてきました~と書くと、その低能、県に電話してきたそうです。「訴えるんですか?」。県は「さぁ、今のところ訴える考えはありません。」と澄ましてお答えしたそうです(笑い)。

 その翌年、3・11が起きました。その時、民間の被災動物救援活動を目の当たりにした、山根先生は市民団体に任せておいても駄目だと思われたようです。倉吉に「人と動物の未来センター”アミティエ”」が開設され、県と連携して譲渡推進を行っていく体制が完成しました。

鳥取県生活環境部 くらしの安心局 くらしの安心推進課
 『鳥取県では平成26年4月から公益財団法人動物臨床医学研究所が設置した「人と動物の未来センター”アミティエ”」に、本県の動物愛護管理センターの役割を担っていただき、連携して譲渡促進と動物愛護精神の普及啓発を行っています。』

 ユング心理学に”コンステレーション”という概念がありますが、そのことを強く感じさせる一連の経緯ではありました。 
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