FC2ブログ

宮城県庁に申し入れ:旧警戒区域内の牛に汚染牧草提供を

汚染牧草受け入れ申し出 浪江の男性、宮城県庁を訪問
2014年06月28日 河北新聞

20140627026jc.jpg
(左から「やまゆりファーム」岡田、「希望の牧場」吉澤、「がんばる福島」松村の3氏
写っていませんが、鳥澤氏も会見に臨んでいます。)

 福島第1原発事故で被ばくした牛を飼っている福島県浪江町の牧場代表吉沢正巳さん(60)が27日、宮城県庁を訪れ、放射性物質を含む牧草の受け入れを申し出た。貴重な飼料の確保とともに、汚染牧草を一時保管する農家らの不安を取り除くのが狙いだという。

 同日午後、県畜産課を訪れた吉沢さんは「原発事故の生きた証しとして牛たちの寿命が尽きるまで世話したい。宮城では大量の牧草が行き場を失っていると聞いた。行動によって問題を解決することが大事だ」と強い口調で訴えた。

 吉沢さんら旧警戒区域内の農家約10軒は、国による殺処分命令を拒否して計約700頭の牛を飼っている。
 このうち吉沢さんが代表の「希望の牧場・ふくしま」は約330頭を抱える。牧草使用量は1日4、5トン。放牧場の草を食べさせているほか、自費で宮城県南や栃木県までトラックを走らせ、調達する。

 宮城県によると、県内では1キログラム当たり100ベクレル超の放射性セシウムを含み、飼料にできない牧草が約2万8000トン一時保管されている
 県畜産課は「命の重みは理解できるし、われわれも汚染牧草に悩んでいる。だが、汚染牧草を移動すれば反発も予想される」などとして、現状では対応は難しいとの認識を示した。




希望の牧場公式サイト:
宮城県庁で緊急会見「汚染牧草(餌)をください!」
プレスリリース

 「希望の牧場・ふくしま」は、浪江町に(福島第一原子力発電所から直線距離にして14km地点)にある牧場です。

 東日本大震災以前より、その地で二本松市にある「エム牧場」の浪江農場として和牛の肥育事業に取り組んできました。しかし、東日本大震災が起きたことで多くの畜産農家、酪農農家が避難する中、当時飼養管理していた330頭の牛を守るべくそこに留まり和牛の世話を続けてきました。

 しかし、結果としてその場に残された和牛の多くは福島第一原発の爆発事故により降り注いだ放射性物質を浴び、更には汚染された牧草を口にすることで被曝し経済価値を失いました。
 経済価値を失ったことで多くの家畜農家が殺処分に同意するなか、警戒区域内に存在した「放れ牛」の中から当牧場に迷い込んだ牛や病気で飼育がつづけられなくなった農家の家畜を引き受けた結果、会見に同席する他団体の牛を含め約400頭の牛が私たちの飼養管理下にあります。
 また私たち以外にも旧警戒区域内にはいくつかの家畜農家が飼育をおりその合計頭数はおおよそ700頭(震災以前は約3500〜3600頭)を数えますがその700頭の牛を抱えた私たちが直面する共通の問題としては牛の継続飼育を続けるための「餌」の件です。

 愛護の観点から飼育を続ける者、被曝した牛を後世の放射能研究に役立ててもらいたい。など個々の家畜農家や団体の目標や取り組みはさまざまではありますが、今回、緊急会見を開いたのは、宮城県を中心に東北地方全体に点在する「汚染ワラ」「風評ワラ」と呼ばれる飼料の受け入れを申し出たいということからです。

 実際、現実的な処分方法について所有者も行政も困り果て、また焼却処分という方法についても各所で反対運動が起きているという現実を受け止めたうえで警戒区域内に残っている牛に与えるという方法で処理することが可能になれば、焼却処分による飛散を心配する人達の不安をとりのぞき、現所有農家においても保管場所の有効活用、東京電力に対する賠償の軽減、私たちを含めた家畜農家全体への救済につながると考えます。

 本会見ではこれまでの経緯とこうした私たちの思いを詳細にお話しいたします。

※尚、今回の会見に先立ち、会見前に宮城県農水関係部署への交渉、県議会各会派への要請を行います。

                    非営利一般社団法人 希望の牧場・ふくしま代表 吉沢正巳
                    NPO法人 がんばる福島 代表 松村直登
                    やまゆりファーム代表 岡田久子

BrIHVhBCMAA857K.jpg
会見を終え県庁を後にする4人。
左から吉澤さん松村さん鳥澤さん、撮影はやまゆりファーム・岡田さん


 参照:指定廃棄物処分場 候補3市町の対応は? 詳細調査とは?
関連記事
スポンサーサイト



コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

チッチ

Author:チッチ
連絡先:
℡:090-8609-3689(仲市) 
mail:anti_nuclear2011311@yahoo.co.jp
*@を小文字に直してお使い下さい。

寄付金口座:
 株式会社山陰合同銀行 千代水支店
 店番 120 口座番号 3734226
 仲市素子名義
 *2018/5/15付けで、寄付金公募開始しました。
 見学交通費、宿泊費、事務通信費、情報開示請求経費、インターネット経費に限定して使用します。

 
現在の閲覧者数:

最新記事
カテゴリ
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR